ロボット大鑑(ま)
 ロボット大鑑 ま行
  (マグマ獣ガルムス〜マリンスペイザー)

(あ行)/(か行)/(さ行)/(た行)/(な行)/(は行)/(ま行)/(や、ら、わ行)

(ま)/(み、む)/(め)



  • マグマ獣ガルムス 超電磁ロボ コン・バトラーV
     第1次 第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    分類:マグマ獣(本編ではど○い獣)
    全長:----m
    重量:----t
    所属:第1次キャンベル星地球征服軍
    【武装・兵装・技】
    ・体当り
    ・挌闘
    ・ミサイル
    【原作】どれい獣第一号。どれい獣の管理を任されているナルアの解説によれば、ケント星で捕獲した宇宙生物を戦闘用に改造したサイボーグである。戦闘クラスはAクラス。本体は、まるで泥(赤いので溶岩か?)をかぶった様な外見であり、額の所に口があるのが特徴。この本体に追加装備と思われる、棘つきの半球が左右につく。これを閉じることにより、ボール状となって攻撃をかけたり地中に潜ることができる。また盾としての役割も果たし、棘の部分からは光線を発することもできる。本体腹部にもミサイルランチャーが装備されており、また目にも光線兵器が備わっている。
     キャンベル星人の地球侵略の先兵として、日本は富士山頂より出現。南原コネクションに向かう途中であった豹馬、十三の目前で近隣の都市を破壊し地中に潜る。その後、浜松市に再び出現したが、異星人の来襲を予感していた南原博士によって作られた超電磁ロボ、コン・バトラーVによって完膚無きまでに叩きのめされ、超電磁スピンによってとどめをさされた。
     第1話登場であることや、OPの戦闘シーンでもやられ役で出ているので、ファンにはよく知られているどれい獣といえる。
    【第3次】シナリオ「超電磁ロボ コン・バトラーV」に登場後、何度となくザコ敵としてプレイヤーの前に出現する。SRW世界では量産されているらしい。表現規制上の問題で「どれい獣」という言葉が使えず、マグマ獣にされているのは周知の通り。原作を知らないファンの中には「見た目がマグマみたいだからマグマ獣」と思っていた人もいるという。
     大して強くないので、気力上げにはもってこいのユニットである。とはいえ、バトルマシンだと一撃でやられるので注意。
    【第4次(S)】前回に続いてザコである。手を抜いても勝てるが、やはりバトルマシン単体では勝てない程度には強い。今回も量産されているらしく、何度となく登場する。
    【F】オレアナが倒れるまでは何度となくザコユニットとして登場する。とはいえ、こいつばかりはF対応強化をしてもあまり強くなった印象はない(やっぱり勝てるのはバトルマシンとかのHP・装甲とも低いユニットぐらいだし)。ただ、シナリオ「大将軍ガルーダの悲劇」では、コンVが強制分離させられるので、この時ばかりは少しばかり用心した方がいいだろう。コン・バトラーチーム各員のレベルとの相談になるが、うまくやればバトルマシンの連係攻撃で撃破が可能にはなっている。ただ、オレアナの撃破(ファティマ入手)を考えると、必ず豹馬でとどめをさして気力を上げるようにするか、もしくは合体してから撃破していくことが望ましい。
    (Written by 狼牙神)(02.1.16)

  • マグマ獣デモン 超電磁ロボ コン・バトラーV
     第1次 第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    分類:有人管制式マグマ獣(本編ではど○い獣)
    全長:----m
    重量:----t
    所属:第1次キャンベル星地球征服軍
    主なパイロット:ミーア
    【武装・兵装・技】
    ・ミニミサイル
    ・コロナバリア
    ・ドリルブレスト
    ・シミター
    【原作】最後のどれい獣。登場は第25話「大将軍ガルーダの悲劇」。ガルーダの司令官罷免を撤回せんがため、ミーアが駆って出撃する。外見はケンタウロス型であり、武装として腕部よりニードル。胸部には奥の手としてドリルブレストが装備されており、羽交い締めにした相手を全身穴だらけにするなんとも豪快な攻撃を行う。またシミターのような剣も右手に持つ。
     乗り込む際に多数の兵士が乗り込んでおり、また戦闘中にもミーアが「兵士達よ」と声をかけていることから、どうも操縦はミーア一人ではなく、複数の連携による操縦なのではないかと推測される。
     デモンを使用する際に、オレアナが結構驚いていることから、どれい獣としてはかなりランクの高いものだったと思われ、事実、その戦闘力は高い。機動性にも富むのか、戦いの前半はかなりコン・バトラーを押しており、ニードルによって身動きをとれなくして追いつめる。そして最期の手段、ドリルブレストを行いつつ自爆を敢行してコン・バトラーを倒さんとしたが、起死回生のビックブラストを撃ち込まれたことによって引き剥がされ、超電磁スピンによって倒された。しかし、ミーアを助けにやってきたガルーダ駆るグレイドンが、超電磁スピンにやられようとしたとき、瀕死のミーアは、最後の力を振り絞って上半身だけとなったデモンで盾となり、ガルーダの窮地を救うのだった。
     ミーアの不退転の決意や、最期に盾となって庇うなど、ガルーダとミーアのドラマを盛り上げるのに一役買ったメカとしてファンにも覚えがよい。
    【第4次(S)】原作同様、ミーアが駆ってコン・バトラーに挑んでくるシナリオ「ミーアの愛」に登場。しかし、原作ほど苦戦させられることはない。原作ライクに戦うなら、一心にデモンの攻撃を受けて(当然、防御だけで反撃しても威力の弱いのか、命中率の低い武器で攻撃)気力を上げ、ビッグブラストで攻撃、続いて超電磁スピンを決めるといったところ。なお、デモンが倒されるとすぐにグレイドンが出現するが、やられそうになったら盾となるといった演出が欲しかったところか。
    【F】ほぼ第4次(S)と変わらない展開だが、ミーアの声がついたことでさらに原作ライクに戦えば盛り上がることこの上ない。F改変の例によって多少は手強くなっているが、やはりガルーダイベントが後に控えていることもありそれほど苦戦はしないだろう。なお、今回もガルーダを庇うイベントは実現していないのが残念(声優までそろってるのにもったいない…)。
    (Written by 狼牙神)(02.1.16)

  • マザーバーン
     第1次 第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    分類:量産型巨大要塞円盤
    直径:540m
    全高:450m
    重量:42000t
    最高速度:マッハ5
    円盤獣最大搭載数:7
    ミニフォー搭載数:30
    乗組員数:約200
    所属:ベガ星連合軍(スカルムーン基地)
    艦長:ブラッキー隊長 他
    【武装・兵装・技】
    ・ビームバルカン
    ・巨大ベガトロンビーム砲
    ・ミサイル
    【原作】ベガ星連合軍の巨大円盤で、ミニフォーや円盤獣の母艦である。上下対象のシンプルな形をしており、計8つのミニフォー用発着口を持つ。武装は数基のビーム砲とミサイル、1基の大型ビーム砲を装備している。また、ネットを射出して敵を捕捉し、電撃を流してダメージを与えるといった攻撃も行う。スカルムーンのシンボルタワーより発着し、地球攻撃隊長であるブラッキーが指揮をとる。
     ベガ星連合軍が地球へ攻撃を仕掛ける際、スカルムーンより直接ミニフォーや円盤獣を出撃させることもあるが、攻撃隊長が直接前線へ出て指揮をする場合は、このマザーバーンに円盤獣や多数のミニフォーを搭載し、地球へ降下したのち、それらの部隊を展開することになる。多くの場合、戦闘に入るとマザーバーンは後方に位置し、戦闘中のミニフォーや円盤獣に対し指示を与える形となる。
     このマザーバーンは非常に堅牢であり、デュークは幾度となく戦いを挑むが、どうしても落とすことができなかった。だが、ついに撃沈される日がやってくる。グレンダイザーの攻撃によって大きなダメージを受けたマザーバーンで、ブラッキーはグレンダイザーに対し特攻を敢行したのである。それまでの己の失敗を償うべく覚悟を決めたブラッキーであったが、結局グレンダイザーを倒すことはできず、爆沈するマザーバーンと運命を共にするのであった。
     なお、親衛隊が使用する同型のマザーバーンが、第7話で登場しているが、親衛隊のマーク及び色違いだけで、性能は同じ物と思われる。このことから考えると、マザーバーンはかなり量産されていたのではないだろうか(スカルムーン基地にはマザーバーン発着用ポートが幾つか見られるので、複数機存在した可能性は否定できない)?
    【第4次(S)】DCの戦闘母艦の一つとしてシナリオ「ターニングポイント」から数シナリオに登場。HPは3万以上となかなかのものだが、攻撃力が貧弱な上、ガンダル司令など原作のキャラクターは出てこないため、「幸運」の目標となるのが関の山である。
    (Written by bootsy&狼牙神&BOXER-D)(02.1.16)

  • マジンガーZ マジンガーZ
     第1次 第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    分類:光子力(戦闘型)有人式スーパーロボット
    全高:18m
    重量:20t
    首周り:5.6m
    胸囲:13.6m
    腕周り:5.3m
    足周り:6.2m
    腕の長さ:7m
    足の長さ:9m
    歩行速度:50km/h
    歩幅:5m
    走行速度:360km/h
    水中移動速度:20ノット
    ジャンプ力:20m
    握力:150t
    馬力:65万馬力(『グレートマジンガー』時に6倍に強化)
    エネルギー:光子力エネルギー
    装甲素材:超合金Z/超合金ニューZ(『グレートマジンガー』時)
    所属:光子力研究所
    主開発者:兜十蔵
    主なパイロット:兜甲児
    【武装・兵装・技】
    ・冷凍ビーム
    ・ミサイルパンチ(ミサイル)
    ・ロケットパンチ
    ・光子力ビーム
    ・ルストハリケーン
    ・ブレストファイヤー
    【原作】今世紀最大の科学者(SRWの世界ではそうでもないが)といわれるロボット工学の天才兜十蔵博士がDr.ヘルの機械獣軍団と戦うために秘密裏に造ったスーパーロボット。もっともジャンプ連載のコミック版では兜博士はマッドサイエンティストとして描かれており単純に孫に「神にも悪魔にもなれる」力を与えようとして造られたという設定である。超合金Zに身を包み、光子力エネルギーを動力としている。
     普段は光子力研究所の汚水処理場の地下に格納されており兜甲児の”マジーン・ゴー!”の掛け声と共に地下からせり出し(ここであの名曲「Zのテーマ」が流れる)ホバーパイルダーと呼ばれる操縦機と”パイルダー・オン”することにより起動する。
     武器は光子力ビーム、ロケットパンチ、ブレストファイヤー、ルストハリケーン、ミサイルパンチ、フィンガーミサイル、アイアンカッター、強化型ロケットパンチ、スクランダーカッター、冷凍光線、ドリルミサイル、大車輪ロケットパンチ、サザンクロスナイフの13種類(このうちフィンガーミサイルは第10話で強化型ロケットパンチは第54話でそれぞれ1回づつしか使用されていない幻の武器)であるが中でも特筆すべきはロケットパンチであろう。その迫力、破壊力、スピード感には有無を言わさぬものがあり,人気も高く最もバリエーション(ロケットパンチ、強化型ロケットパンチ、アイアンカッター、大車輪ロケットパンチ)が多い武器でもある。おもちゃの超合金でもこれは見事に再現されており、それ以降のスーパーロボットの超合金には(例え原作には装備されていなくても)必ずといっていいほどこの機能がつけられている。ちなみに13種類の武器のうち大車輪ロケットパンチ、強化型ロケットパンチ、フィンガーミサイルはSRWに登場していない。
     作中ではマジンガーZが、過酷な戦闘状況に合わせて次第にパワーアップしていくエピソード(今でこそ常識だが)が数多く設けられている。まず第18話で海底機械獣グロッサムX2に対抗するためロケット工学の世界的権威ゴードン博士と娘の電子工学博士リサの協力により足の裏に光子力ロケットエンジンを取り付けている。これによって短時間ながら高いジャンプが可能になり、後にジェットスクランダーとドッキングする際の補助に使われている。しかしマジンガーZが水中で使える武器はミサイルパンチぐらいで水中が弱点というのは最後まで克服できなかった。第34話ではスミス博士の協力によりジェットスクランダーが完成する。第54話ではマジンガーZのエネルギー保有量が限界になっていたため一撃で機械獣ジェイサーJ1を倒すべく右腕に強化型ロケットパンチが装備された。第59話ではオーバーホールの際にもりもり博士の発案によりアイアンカッターを取り付ける。第60話では三博士が極秘裏にドリルミサイルを取り付ける。第69話で妖機械獣グシオスβ3にホバーパイルダーとジェットスクランダーを破壊されたため第71話では新パイルダー、ジェットパイルダー(SRW未登場、マジンガー発進デモでは何故かホバーパイルダー)を新造し、また冷凍光線も取り付ける。ルストハリケーンの噴出口から消火剤がでるという機能が元々あったのだがこれ以降は冷凍光線が消火のために使われた。第72話では大車輪ロケットパンチが完成する。これは終盤の切り札となり多くの機械獣にとどめを刺した。第73話ではジェットスクランダー(垂直尾翼が変わり,最高速度も上がった)が改良されそれにサザンクロスナイフが取り付けられる。また武器ではないが第85話では機械獣レイヤスD5の超音波攻撃に対抗するため超音波防止装置アンチウェーブバリアを取り付けられている。(これも一回使用しただけ)これほど多くのパワーアップを繰り返したロボットも少ないだろう。この大河的展開が92話もの長い間視聴者を魅了し続けた要因の一つである。
     主人公が巨大ロボットに乗り込むというアイデアはエポック・メイキングであり(永井豪が渋滞に巻き込まれた時に浮かんだアイデアで車のようにロボットを操縦できたら渋滞の時も便利だという発想らしい)その臨場感と一体感は視聴者を虜にした。初期のアイデアではパイルダーはバイクだったのだが仮面ライダーとイメージが重なるという理由で没になったそうで、このアイデアは後にダイアナンAに流用される。このロボットに乗り込むというアイデアはその後のロボットアニメの流れを決定づけたといっていい。それ以外にも最初からこれだけの武器を装備しているロボットも始めてであろう。そして前述の武装をどんどん追加するというアイデアや女性型パートナーロボット、ボケ役のロボットの存在、コクピットの合体システムなどこの作品が確立した設定は数多く、その後のロボットアニメに与えた影響は計り知れない。正しくスーパーロットの元祖といえよう。
     最終回(あるいは映画「マジンガーZ対暗黒大将軍」)におけるやられ様(?)とグレートマジンガーとの交代劇はアニメ史上に名高い必見のエピソードである。このマジンガーZを数倍パワーアップさせた超ロボットのアイデアはスタート時から考えられており、このためわざと兜甲児の両親の存在を曖昧にしてグレートマジンガーの製作者としてとっておいたそうである。またもう一つの伏線として第68話に登場するゴーゴン大公の存在がある。ミケーネの闇の帝王の先遣隊でありDr.ヘルの同盟者として、より強力な機械獣、妖機械獣を供給するこの半人半獣の怪人は実はミケーネの諜報員であり、地上侵攻の機会を虎視眈々と狙っていたのだ。最終話で登場する戦闘獣グラトニオスとビラニアスは兜甲児が負傷していたとはいえあれほど無敵を誇ったマジンガーZをボロボロになるまで叩きのめす(映画ではマジンガーZはやられつつも何体か戦闘獣を倒す。当然こっちの方がマジンガーZはかっこいいがグレートマジンガーの強さの演出という点においてはTV版の方が上)。そこへ満を持してグレートマジンガーが出動しサンダーブレークでグラトニオスを、マジンガーブレードでビラニアスを葬り去る。これほど見事に強さを演出されたロボットは空前絶後であろう。しかしそれゆえグレートマジンガーは完璧なロボットであることを余儀なくされてしまい、この最終話を事実上の第1話として始まる「グレートマジンガー」では「マジンガーZ」のような大河的展開は見られず戦闘中心のドラマに終始してしまったようである。
     また「グレートマジンガー」の後半に戦線に復帰し、この時に装甲を超合金ニューZに換え、出力を6倍にパワーアップしている。
    【SRW全体】スパロボ御三家の一角としてシリーズ全作品に登場。最も厳密な意味でシリーズ皆勤を果たしているのは、実は御三家の中でもマジンガーZだけである(初代のガンダムとゲッターロボはEX、コンパクト2第3部などいくつかの作品で欠場している)。ほとんどの作品において序盤から(しばしば第1話から)登場し、主力ユニットがどれだけ移り変わろうと最後まで抜けることはない(第2次のみ例外)。使う使わないに関わらずあらゆるプレイヤーにとって、SRWの顔役として最もなじみ深いユニットの一つであろう。バンプレストの寺田プロデューサー、ウィンキーソフトの高宮社長をはじめSRW開発スタッフにも、マジンガーZのファンが多いことが知られている。
     ただし、序盤から登場する以上その性能は決して高くはない。足は遅い、動きは鈍い、武装は弱いという三重苦で中盤にさしかかると早くも息切れしはじめ、ジェットスクランダー(とそれに伴う武装追加)で多少は改善されるものの、結局終盤を待たずに倉庫行きになる場合が大半である。ゲッターチームやアムロと違い甲児の原作通りの乗機は(ダブルスペイザーを除けば)マジンガーZしかないので、甲児も一緒に二軍落ちする羽目になることも多く、「甲児がぱっとしないのはマジンガーZが弱いせいだ」などという原作ファンが聞いたら憤死しそうな酷評が出たこともあった。『マジンガーZ』に原体験を持つ最古参のユーザーの間では長らくこの不甲斐なさが不評であったが、コンパクト、64、α等の新しいシリーズではいずれも性能の底上げ、武装の追加、強化型の登場など様々な工夫がなされ、最後まで前線で戦えるように配慮されている。
    【第1次】マジンガーチームの一角として登場。ミサイルの射程以外すべての面でグレートに後れを取っているが、やはり彼をヒーローに据えたいところである。初期の武装はロケットパンチ、光子力ビーム、ミサイルしかなく、マップ上でアイテムとして武器を手に入れてパワーアップしていくという不思議なシステムだが、これのおかげで最後まで一線で戦い続けることができる(ブレストファイヤーも拾って装備する。威力はなんとシャインスパークと同等)。マップ上のアイコングラフィックはこの時点でほぼ完璧な出来映え。
    【第2次】第1話「救出! Zガンダム」から登場。武装の欄が二つしかないため、最初は光子力ビームとロケットパンチしか使えず、シナリオが進むにつれて徐々に強力な武器にシフトしていく。まだユニットごとの性能の格付けがそれほど顕著でないため、重攻撃型ユニットとして充分な活躍をしてくれるが、今作のみ甲児の乗機が途中からグレートマジンガーに変わるため、自動的に自軍から消えることになる。
    【第2次G】第1話「リガ・ミリティア」から登場。グレートがちゃんと鉄也ごと登場するため消えずにすむようになった。武器の威力がかなり高めに設定されているので、きちんと強化すれば充分終盤まで戦える。フル強化するとボーナスに元気の印が装備されるが、ジェットスクランダー装着後いつの間にかブースターに変わっている。
    【第3次】第1話「暗雲」より登場。まだユニット性能に運動性がないので命中率の問題はそれほどでもないが、武装のパワーアップができないため、終盤まで使うのはよほどのファンでも厳しい。
    【第4次(S)】第1話(第4次Sでは第2話)「発端」より登場。ゲーム全体のバランスが攻撃力重視に移った結果装甲のありがたみが薄れ、運動性が導入された結果動きの鈍さが際立つ。序盤こそ主力ユニットとして活躍するが、中盤以降新規参入の強力なユニットが増えてくると、無条件で愛と資金を注ぎ込むプレイヤーがいる一方で、思い入れのないプレイヤーには速攻で切り捨てられるという極端なユニットになった。今作あたりから徐々に、作品世界内部でも「旧式」という認識が定着し始めているのがうら悲しい。
    【新】第3話「光子力研究所」から登場。宇宙・地上の分岐では宇宙編に向かうことになる。ストーリー全体の短さや後継機が一切登場しないことなどからそれまでの作品に比してかなり能力が向上しており、マジンパワーのおかげもあって十分最終戦力として使える。今作で「やはり強いマジンガーはかっこいい」という再認識がなされたようで、これ以降マジンガーは色々な工夫で最後まで戦い続けられるように調整されてゆくことになる。
    【F】スーパー系第1話「対決!? マジンガーZvsゲッターロボG」より登場。唯一の自慢だった装甲の厚さもガンダムW系にあっさり追い抜かれ、アスカには時代遅れの旧型と鼻で笑われるなど不遇な扱いが目立つ。今作発売時点ですでにマジンカイザーの存在が発表されていたため、ユーザーのマジンガーに対する対応は「改造は極力せずマジンカイザーを待つ」「改造が引き継がれることを期待して資金をつぎ込む」「問答無用で資金をつぎ込む」の三パターンに分かれた。
     特記すべき変更点として、今作からロケットパンチが移動後使用可・弾数制限無しになり、使い勝手が格段に向上した。これが大好評だったため、以後ロケットパンチはこちらの仕様で定着することになる。
    (Written by 帝王&Gemma)(02.1.16)

  • マジンガーZ(JS) マジンガーZ
     第1次 第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    分類:光子力(戦闘型)有人式スーパーロボット(ジェットスクランダー装備)
    全高:18m
    翼長:18m
    重量:21t
    首周り:5.6m
    胸囲:13.6m
    腕周り:5.3m
    足周り:6.2m
    腕の長さ:7m
    足の長さ:9m
    歩行速度:50km/h
    歩幅:5m
    走行速度:360km/h
    最高飛行速度:マッハ3
    限界上昇高度:2万m
    水中移動速度:20ノット
    ジャンプ力:20m
    握力:150t
    馬力:65万馬力(『グレートマジンガー』時に6倍に強化)
    エネルギー:光子力エネルギー
    推進機:光子力ロケットエンジン
    装甲素材:超合金Z/超合金ニューZ(『グレートマジンガー』時)
    所属:光子力研究所
    主開発者:兜十蔵、弓弦之助、スミス博士、せわし博士、のっそり博士、もりもり博士
    主なパイロット:兜甲児
    【武装・兵装・技】
    ・冷凍ビーム
    ・ミサイルパンチ(ミサイル)
    ・パンチ
    ・ロケットパンチ
    ・ドリルミサイル
    ・スクランダーカッター
    ・サザンクロスナイフ
    ・アイアンカッター
    ・光子力ビーム
    ・ルストハリケーン
    ・ブレストファイヤー
    【原作】マジンガーZ本体の解説はマジンガーZの項を参照。
     第34話「紅い稲妻 空とぶマジンガー」から登場した飛行用補助装置ジェットスクランダーをマジンガーZが装備した状態。
     マジンガーZが当初空を飛べなかったという設定は、巨大ロボットの重量感を出す事に成功していたといえる。しかし第19話(正しくは第9話のデイモスF3が最初なのだがコイツはバラバラになっても元に戻るというのがウリで空も飛べるがその利点を全く生かしてない)のデビラーX1から始まる執拗な空飛ぶ機械獣の襲撃のためマジンガーZも空を飛ぶことを余儀なくされる。そして第32話では気象観測用ロケットをアフロダイAの胸から射出しそれを両手に掴んで空を飛ぶ。ついで第33話に設計図ネタをはさんで第34話でついにジェットスクランダーが登場する。しかし実はその少し前に公開された映画「マジンガーZ対デビルマン」においてジェットスクランダーは既に登場していた。当然雑誌等でもその存在は発表されており、その戦略はメディアミックスのはしりといえる。ちなみに映画版のジェットスクランダーは尾翼のデザインが若干違っている。
     ジェットスクランダーは超合金Z製で、弓教授が基本設計を担当し、ニューヨークのスミス博士の無線誘導の案を盛り込んで完成した。JS装置をZの体内とパイルダーに設置する事によりマジンガーZから(実はコントロールタワーからも出来る)無線誘導出来るようになる。最高速度はマッハ3、限界高度は2万メートルで、速度に応じて翼の角度が変るVG翼(可変後退翼)を採用している。また、主翼は空気抵抗を減らす為にかみそりのようにとがらせてあるので、後に主翼を刃として使う戦法(スクランダーカッターと呼ばれる)を甲児が考案している。また第69話で壊された為、第73話で改良され、武器にサザンクロスナイフを追加し、尾翼を換装して最高速度もアップしている。
    【SRW全体】ほとんどの作品でマジンガーZは登場当初空を飛べず、序盤を過ぎたあたりでこちらの形態になってやっと飛行能力を手に入れることになる。原作のパワーアップイベントが鮮烈だったゆえの再現であろうが、第2次、第3次、第4次(S)と三度も「スクランダー調整中」を繰り返されるといいかげん光子力研究所の管理体制に疑問を感じる。マジンガー本体よりも調整が難しいのだろうか。
     飛行可能になるほか、スクランダーカッターなどの使い勝手のいい新武装が一緒に追加され、さらに移動力や装甲などが上昇することも多く、総合的な戦闘力は大幅に向上する。しかし最大攻撃力(ブレストファイヤー)は変わらないため、終盤厳しくなってくるのは同じなのだった。
    【第1次】今作からすでにスクランダーによるパワーアップは再現されている。第5話「ビハインド トラップ」でアイテム「ジェットスクランダー」を入手すると、インターミッションで移動特性が空に変わるのである(マジンガーチームを使用していた場合。ちなみにユニットグラフィックでは最初からスクランダーを装備している)。次のマップが水中面なので、これがあるとないではマジンガーの機動力がまるで違ってくる。必ず手に入れよう。
    【第2次】中盤で戦力強化の一環としてスクランダーを取り付けてもらえる。後に定番化したような劇的な装着イベントはまだなく、至極あっさりしたものである。なおスクランダー装着と同時に、ロケットパンチがアイアンカッターに強化される。
    【第2次G】ほぼ第2次と同様。ただし、武装は変化しなくなった。
    【第3次】シナリオ「紅の翼」クリア後、弓教授からスクランダーをプレゼントされてこの形態になる。ジェットスクランダー装着イベントは今作で確立し、以後【第4次(S)】【F】【α】と同様のイベントが繰り返されることになる。
    【EX】マサキの章に登場。旧シリーズでは今作のみ、最初からこの形態である。シナリオの短さやスペイザーがいない等の事情から、【第1次】以来久々に最後まで一線で使える性能になった。マジンガーのユニットグラフィックはロケットパンチをイメージした、右腕を突き出したポーズが多いが、今作ではぐっと脚を踏んばって胸を広げた、ブレストファイヤーに合わせたポーズになっている。「武器にこだわるEX」はこんな所でもこだわっている。
    【第4次(S)】シナリオ「空飛ぶマジンガーZ」冒頭で、デモ付きでスクランダーが装着される。そのまま機械獣との戦闘に突入するので、新しいマジンガーの力を見せつけてやろう。フル強化すればギリギリ最後まで戦えるレベルにはなるが、そこまでするかどうかは人次第。
    【新】宇宙編「ジブラルタル空域」クリア後スクランダーが追加される。次のシナリオから宇宙に出るので飛行できるありがたみは大してないが、なぜか宇宙適応がBからAに上がっている。またなぜか、マップ上のアイコングラフィックが正面向きから斜め向きに変わる。
    【F】シナリオ「狙われた光子力研究所」または「ジェットスクランダー危機一髪!」から登場。やっと調整を終えたスクランダーがヒイロに爆破されかけるというイベントがあり、これ以上入手が遅れるのかとハラハラさせたが、超合金Z製のスクランダーは並の爆弾程度ではびくともしないというオチがついて無事出撃となる。スクランダー装着シーンは原作から取り込みのムービーが流れ、最高峰の出来となった。が、性能自体はシリーズ一、二を争う厳しさで、場合によっては【F】の終盤ですでに二軍落ちになることも。
    【F完結編】敵の運動性とHPがエスカレートしてくるため、限界まで改造しても露払い程度にしかならない。さらに中盤にはマジンカイザーが鳴り物入りで登場するため、すっかり前座扱いである(それでも一応、今までのマジンガーを使い続けたいという人のために、カイザーの代わりに「強化型マジンガーZ」も用意されてはいる。DB-RマジンガーZ(JS)(強化型)参照)。シナリオ「訣別(前)」では、マジンガーに乗った甲児を最南端の基地に侵入させるとタカヤノリコが現れ、マジンガーZを間近で見られたと狂喜するイベントがある。すでにSRW世界の中でも伝説の機体と化しているようである。
    (Written by 帝王&Gemma)(02.1.16)

  • マジンガーZ(JS)マジンパワー マジンガーZ
     第1次 第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神  F F完結編

    分類:光子力(戦闘型)有人式スーパーロボット(マジンパワー発動)
    全高:18m
    翼長:18m
    重量:21t
    首周り:5.6m
    胸囲:13.6m
    腕周り:5.3m
    足周り:6.2m
    腕の長さ:7m
    足の長さ:9m
    エネルギー:光子力エネルギー
    推進機:光子力ロケットエンジン
    装甲素材:超合金Z
    所属:光子力研究所(地球防衛軍)
    主開発者:兜十蔵、弓弦之助、スミス博士、せわし博士、のっそり博士、もりもり博士
    主なパイロット:兜甲児
    【武装・兵装・技】
    ・冷凍ビーム
    ・ミサイルパンチ(ミサイル)
    ・ロケットパンチ
    ・ドリルミサイル
    ・スクランダーカッター
    ・サザンクロスナイフ
    ・アイアンカッター
    ・光子力ビーム
    ・ルストハリケーン
    ・ブレストファイヤー
    【原作】マジンガーZ本体の解説はマジンガーZの項を参照。
     マジンガーZがマジンパワーモードという一種のブースト機構を作動させている状態。
     元々は第29話で機械獣グレンゴーストC3に苦戦したマジンガーZに弓教授が指示した戦法で機械獣グレンゴーストC3は第29話の冒頭でマジンガーZと同じ能力を持ったロボット(そんなもんが造れたら苦労しないと思うのだが)をあっさり破壊している強敵であった。そこで用いられた戦法とは一旦エンジンを切りエネルギーを蓄えて再びエンジンを入れたときに一気にパワーを発揮するという乾坤一擲の作戦である。
     その後しばらくはマジンガーZが底力を発揮する時に一々前述の操作をせずに甲児が「マジンパワー」と叫ぶだけで使われていた。後になってシステムとして組み込まれたようで第87話では弓教授の「マジンパワーを使って全エネルギーを光子力ビームにして勝負するんだ!」という指示で光子力ビームでピグマン子爵を葬り去っている。この時はスイッチを操作しており第29話のような戦法ではなくシステムとして組み込まれていることが分かる。
    【新】「サイド5の謎」以降使用可能になる。戦意が130以上でコマンドが使用可能になる。但し使えるのは甲児だけ。攻撃力は倍になり、運動性能が+12され、移動も9に増えるがエネルギーの消費量も増えるので、対ボス戦に使うと良いだろう。このモードのおかげでマジンガーZも終盤まで使えるユニットになった。「新」で脚本、演出を担当したウインキーソフトの高宮社長は大のマジンガーファンだそうでこのシステムの導入はそのあたりに理由があるようだ。
    (Written by 帝王)(98.4.20)

  • マジンガーZ(JS)(強化型) マジンガーZ
     第1次 第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    分類:光子力(戦闘型)有人式スーパーロボット(ジェットスクランダー装備)
    全高:18m
    翼長:18m
    重量:21t
    首周り:5.6m
    胸囲:13.6m
    腕周り:5.3m
    足周り:6.2m
    腕の長さ:7m
    足の長さ:9m
    歩行速度:50km/h
    歩幅:5m
    走行速度:360km/h
    最高飛行速度:マッハ3
    限界上昇高度:2万m
    水中移動速度:20ノット
    ジャンプ力:20m
    握力:150t
    馬力:65万馬力(『グレートマジンガー』時に6倍に強化)
    エネルギー:光子力エネルギー
    推進機:光子力ロケットエンジン
    装甲素材:超合金Z/超合金ニューZ(『グレートマジンガー』時)
    所属:光子力研究所
    主開発者:兜十蔵、弓弦之助、スミス博士、せわし博士、のっそり博士、もりもり博士
    主なパイロット:兜甲児
    【武装・兵装・技】
    ・冷凍ビーム
    ・ミサイルパンチ(ミサイル)
    ・パンチ
    ・ロケットパンチ
    ・ドリルミサイル
    ・スクランダーカッター
    ・サザンクロスナイフ
    ・アイアンカッター
    ・光子力ビーム
    ・ルストハリケーン
    ・ブレストファイヤー
    ・大車輪ロケットパンチ
    【原作】「グレートマジンガー」第53話にて再登場したマジンガーZと想定される状態。戦闘獣によって大破させられたマジンガーZを、修理すると同時に装甲を超合金ニューZに換装、出力を6倍にパワーアップしてグレートマジンガーに近い戦闘力を与えた状態(尚、装甲の換装とパワーアップの記述は雑誌等での紹介であり、本編自体には再登場したマジンガーZが強化されていると言う描写は一切ない。従って、テレビシリーズを観ているだけでは戦闘獣に手も足も出なかったマジンガーZがどうして互角以上に戦えるのかは全くの謎)。再登場した兜甲児と共に、ミケーネの戦闘獣、更には七大将軍を次々と撃破し、宿敵Dr,ヘルの生まれ変わりである地獄大元帥と因縁の決着を付ける。
     追加武装の「大車輪ロケットパンチ」は、第72話で登場した技で、ロケットパンチ自体の推力・装甲の強化に加え、全ての動力を止めてエネルギーを集中する事、そして腕を大車輪の様に回転させる事により威力を増加させるというものである。これらの相乗効果により、従来のロケットパンチの3倍の破壊力を発揮し、ゴーゴン妖機械獣の多くに対するトドメ技として使用された。余談であるが原作の武器強化の順番を考えると、大車輪ロケットパンチが完成した後、新ジェットスクランダー(サザンクロスナイフ装備型)が登場しているのでゲームとは強化の順番が異なっている。
    【F完結編】マジンカイザーなどという新参者でなく、やはり甲児は本物のマジンガーで戦わせたいという人のために用意されたユニット。地上編シナリオ「決戦、第2新東京市(前)」クリア後のインターミッションで、マジンガーにゲッター線を浴びせず、今までのマジンガーで戦い続けることにすれば、次々回のシナリオ「運命を紡ぐ者たち」でマジンカイザーの代わりに味方増援として登場する。機体性能が大幅に底上げされている他、ロケットパンチをフル改造すると「大車輪ロケットパンチ」、ブレストファイヤーをフル改造すると「ブレストファイヤー(マップ兵器)」が新たに追加される(もっとも十段階改造が可能になるのはこのパワーアップイベントの後なので、武装追加が強化の結果かどうかは不明である)。総合戦力としてグレートマジンガーを上回るほどになっているが、そもそもグレート自体今作では二線級の機体なので厳しいことに変わりはない。大車輪ロケットパンチの性能が非常に優秀なので、カイザーでなくこちらを選んだ場合は必ず手に入れておくべき。というよりも、この武装込みでないとまともな戦力にならない。
    (Written by 帝王&Gemma)(02.1.16)

  • マジンカイザー マジンガーZ(オリジナル)
     第1次 第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    分類 光子力(戦闘型)有人式スーパーロボット(マジンパワー発動)
    全高 23m
    重量 39t
    エネルギー 光子力エネルギー
    所属 光子力研究所(地球防衛軍)
    主開発者 兜十蔵 弓弦之助
    主なパイロット 兜甲児
    【武装・兵装・技】
    ・ギガントミサイル
    ・光子力ビーム
    ・ターボスマッシャーパンチ
    ・ジェットブーメラン
    ・ルストトルネード
    ・ダイナマイトタックル
    ・ショルダースライサー(カイザーブレード)
    ・ファイヤーブラスター
    【設定】「神か悪魔か鋼鉄のカイザー……」
     スーパーロボット大戦F制作時、SRWオリジナルユニットとして設定された「究極のマジンガー」。デザインと主題歌歌詞を本家ダイナミックプロの永井豪氏が、主題歌作曲を渡辺宙明氏が担当した「本格派」オリジナルユニットである。グレートマジンガーを頭一つ上回る身長と、グレートをさらに尖鋭化したような凶悪なフォルム(『マジン・サーガ』版のマジンガーに近い。ちなみに企画当初は「デビルマジンガー」という名前であったらしいが、「デビルマン」に似ているとの理由で変更になったそうである)、そしてZやグレートを遙かに凌駕する圧倒的な戦闘力を持ち、若干だが再生能力まで有している。マジンガーシリーズのみならず、ロンドベルの全スーパーロボット中でも最強クラスに属する機体である。
     マジンガーシリーズは、ガンダム・ゲッターシリーズと並んでスパロボ古参であるにも関わらず、最新の機体がグレートやグレンダイザーであるため、同じくダイナミック系列の「ゲッターロボ」シリーズにおける真・ゲッターロボに拮抗できるような、当世風にパワーアップした設定を持つ機体が望まれていた(SRWファンもそうだったし、ダイナミック側にもそういう気持ちはあったらしい)。そういった状況から、カイザーはSRWオリジナルでありながら「究極のマジンガー」としてオフィシャルに近い地位を与えられている。「究極」の位置づけだけを活かされ、さまざまな異なった背景設定でラジオドラマや小説、漫画などに流用されている。例えばラジオドラマ『マジンカイザー傳』、小説『スーパーロボット大戦』(講談社刊、ここでは「ゴッドマジンガー」という名で登場)などがある。これに伴いオリジンが拡散して「本当の設定」ということを定めがたくなっている
     あえて限りなくオフィシャルに近い作品を挙げるとすれば『スーパーロボット大戦F完結編コミック』所収の『マジンカイザー』であろうか。原作として永井豪のクレジットがあり、作画はダイナミックプロの丸山功一、ストーリー原案としてダイナミック企画の団龍彦が参画している。ストーリーの骨子は上述の小説『スーパーロボット大戦』に近くDr.ヘルとデビルマジンガーが登場する。ちなみにこの作品にはゲームに登場しない「カイザーノヴァ」という技が登場する。
     そもそも正統マジンガーシリーズ三部作の完結編として、グレートの続編に『ゴッドマジンガー』という作品が用意されていた(後にアニメ化されたものはマジンガーシリーズとは無関係の作品)。実際のグレートの続編となったグレンダイザーには兜甲児こそ登場するものの、闇の帝王は登場しない。つまりグレンダイザーは正統マジンガーシリーズではないのだ。『ゴッドマジンガー』では闇の帝王率いるミケーネ帝国との決着をつけるべく新しいマジンガーに兜甲児が搭乗すると言う設定だったのだ。このコンセプトがマジンカイザーの原型であり、それを団龍彦風に昇華させたものが小説版『スーパーロボット大戦』なのであろう(ただしゴッドマジンガーのデザインはラフしか存在せず、それはマジンカイザーとは似ても似つかぬものである、マジンカイザーのデザイン自体は、上述の通りグレートやマジン・サーガ版マジンガーZ等を元に作られたものと思われる)。
     いずれにせよ完全なオフィシャルが存在しないため、こういったメディアミックスの作品群は、一応原作が存在する真ゲッターよりも、マジンカイザーの方が当然に拡散の度合いは大きく、まったく別物であるといってもいい。おそらく、そのままSRW以外の作品展開が進めば(真ゲッター2、3がそうなったように)元々SRWオリジナルユニットであったという事実は忘れられていき、完全なオフィシャル化への途を歩んで行くと思われる(OVA化する予定あり)し、筆者としてはゲッターロボと同様、御大によるマジンガーシリーズの続編としてのコミック化を切に願うものである。二次創作でありながらオフィシャル性を持つという、SRWの特異なスタンスが結晶したようなロボットであるということができ、その登場に当たっては「マジンガーチームに最新最強の(しかも原作者自らのデザインによる)ユニットができた!」と多くのファンが喜んだ一方で、『マジンガーZ』『グレートマジンガー』をリアルタイムで観ていた古参ファンの中には反感を覚える者もいた(というよりも、そういう反感を覚えるユーザーが少数派になったからこそ登場できたオリジナルユニットと言うべきだろう)。このためか、真ゲッターのようにあらゆるシリーズに定着するには至っていない。元々『グレンダイザー』(F以来フルボイス化のあおりを食らって参戦できなくなった)の埋め合わせをする形で設定されたユニットだったこともあり、現在も登場作品は『グレンダイザー』不参戦のF、αの二系列のみとなっている。
    【F完結編】シリーズ初登場。マジンガーZにゲッター線を浴びせる、という東映まんがまつり絶頂なクロスオーバーによって生まれ変わったマジンガーZの新たなる姿、という設定である。ちなみにゲーム誌等に最初に発表された時の設定ではマジンガーZそのものではなく、兜十蔵博士がZ以前に製作したプロトタイプを基に弓教授が開発したという設定であり、なぜこれが変更されたのかは不明である(このマジンガーZ以前のマジンガーというコンセプトは、αでのマジンカイザーの設定へと受け継がれている)。マジンガーZがこれほどになるのならダイターンやコン・バトラーに片っ端からゲッター線を浴びせてはどうか、というのは多分誰もが考えたことだと思うが、ロンドベルでは未だに実行されていないようだ。
     地上編シナリオ「決戦、第2新東京市(前)」クリア後のインターミッションで、マジンガーにゲッター線を浴びせることを承知すれば、次々回のシナリオ「運命を紡ぐ者たち」(エヴァルートを通った場合は「僕がボクとして生まれた理由」)にて味方増援として初登場(宇宙編を進んでいた場合は地上チームとの合流時自動的にこの機体が入ってくる)。同シナリオではCGによる発進デモも流れる。強い、とにかく強い。グレンダイザーは欠場、頼みのグレートもぱっとせず、Fの終盤頃からずっと一軍と二軍の間をうろうろしていたマジンガーチーム(人にもよるだろうが)を一気にスーパー系トップグループにのし上げる恐るべき性能を持っている。超電磁スピンを上回る威力のファイヤーブラスターを気力いらずで撃てるのはほとんど反則である。前述インターミッションで逆の選択肢を選ぶと強化型マジンガーが手に入る(ロボット大鑑「マジンガーZ(強化型)」参照)が、その戦力差はほとんど比較にならない。初めての人はとりあえずこちらを選んでおこう。戦闘BGMがパイロットで決まるため、折角テーマソングがあるのに聴けないのが残念。なお、同じ機体であるにもかかわらず、マジンガーZの改造はマジンカイザーに受け継がれない。マジンカイザーと強化型マジンガーの選択の際、ドモンが甲児にマジンガーの魂はカイザーに受け継がれるというようなことを言うのだが、これではどこら辺に受け継がれているのかとつっこみたくなってしまう。
    (Written by Gemma)(02.1.16)

  • マスターガンダム(NM) 機動武闘伝Gガンダム
     第1次 第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神  F F完結編

    分類:第13回GF用モビルファイター“ガンダム”DG細胞使用(マントモード)
    頭頂高:16.7m
    本体重量:7.2t
    最大加重重量:16.4t
    バトルポイント・力:30.22
    バトルポイント・速さ:27.86
    バトルポイント・攻撃力:34.65
    バトルポイント・守備力:31.52
    バトルポイント・索敵能力:28.87
    バトルポイント・適応能力:29.99
    バトルポイント・総計:183.11
    エネルギー:熱核融合炉、DG細胞
    装甲素材:ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材、レアメタルハイブリッド多層材、DG細胞
    所属:ネオホンコン、デビルガンダム
    主なパイロット:東方不敗(マスターアジア)
    【武装・兵装・技】
    ・ニアクラッシャー
    ・ディスタントクラッシャー
    ・ダークネスショット
    ・ダークネスフィンガー
    【原作】第13回ガンダムファイトにおける、東方不敗マスターアジアの真の乗機(東方不敗登場時はクーロンガンダムに搭乗)。NMとはノーマルモードの略である。デビルガンダム四天王筆頭のガンダムであり、クーロンガンダムを素体としてDG(デビルガンダム)細胞により生成された機体である。漆黒のマント型スタビライザ─で全身を覆った威圧感あふれるその姿はまさに”悪”のガンダムと呼ぶにふさわしいものである。このノーマルモードは言わば防御形態とも呼べるもので、攻撃力やスピード等においてはアタックモードに劣るものの、ずば抜けた防御能力を誇り、並みのモビルファイタ─では傷一つ付けることはできない(もっとも並みのMFでは機体自体に攻撃が当たらないだろうが)。アタックモードに比べれば使用可能な技・武装も減るが、マントの一部を展開して片腕を出し、技を繰り出すなどの変幻自在な一面も見せてくれる。防御重視の形態故か、本編での登場頻度は決して高いとは言えないが、その圧倒的な存在感で見る者に強い印象を与えたことは間違いないだろう。特に初登場時のマント展開時の作画は力が入っており、マスターガンダムの大きな見せ場の一つとなっている。なおマスターアジアの愛馬”風雲再起”駆るモビルホース”風雲再起”(ややこしいな)もペデステルモード(台座形態)への変形機構を備えており、マスターガンダムを乗せることもできる。その姿には四天王を打ち従える一種圧倒的なまでの威圧感が漂っている。闇の象徴たる黒と東方の証たる紅に染められたマスターガンダムと、蓮華座を彷彿とさせる風雲再起の純白との色のコントラストは非常に美しい。
    ちなみにマスターガンダムの準備稿での名称は”中堅幹部ガンダム”といい、いかにも準備稿な感じが炸裂している仮称である(笑)。決定稿での名称じゃなくて本当に良かった(笑)。マスターガンダムはプラモデル化を前提としてデザインされたためにモビルファイタ─の中でも設定画の枚数が多く、特に特徴的なマントギミックは準備稿の段階からメカデザイナーのカトキハジメ氏の苦心の跡が伺える。練りに練られただけあって、いわゆる”2次元のウソ”を極力排した3次元で再現可能である見事なデザインに仕上げられており、1/100スケールのプラモデルではマントの展開機構を完全再現している。頭部パーツが大き過ぎるためにプロポーション的に損をしているが、マントギミックの完成度はその欠点を補って余りあるものがある。できることなら1/60モデルも欲しかった(笑)。ただマントギミックを完全再現したためにマントの重量が増加し、1/100モデルでは翼を持ち上げると自立することができず、パッケージの隅にそのことを注意する一文が添えられているところが涙を誘う(笑)。
    【第2次G】一応、防御形態ということで装甲値は820、とアタックモード時の装甲値670よりは若干上がっている。が、第2次Gのマスターガンダムは攻撃力は高いものの、HPがボスクラスとは思えない程低く、ノーマルモードではたったの11100しかないので、その気になれば(ならなくても)一撃で破壊してしまうことができる(涙)。それでなくても最大射程がたったの3しかないので、モビルスーツ系にとってはいいカモである(泣)。師匠のレベルがかなり高く、マスターガンダムから得られる資金も5000と割りと高めなので”幸運”持ちのキャラで止めを刺すのが理想的だが、真のGガンファンならばやはりドモンでガンダムファイトしたいところである(戦闘前会話やイベントも発生するしね)。
    【新】ノーマルモードの方が装甲値が高いというところは第2次Gと変わらず。HPも16000と相も変わらずボスクラスとしては低めのHPである(涙)。しかし第2次Gと違ってバランス的に一撃で倒すことが出来ない上に、特殊能力として”HP回復L2”を備えているので、とりあえずボスクラスらしい体裁は保てるようになった(笑)。武装もそこそこ強いのだが、いかんせん相手をするのがドモン&シャイニング(ゴッド)ガンダムという状況がほとんどのために、その強さを見せつけることがあまり出来ない。がしかし地上編第31話「明鏡止水」以外は、シナリオの都合上どんなにダメージを与えようがHP10で生き残ってしまうために倒すことはできない(第31話ではNMを倒すとAMになるため、結局のところマスターガンダムを完全破壊することは不可能である)。倒そうと思って躍起になったプレイヤーはイライラ感爆発だったに違いない。
    (Written by シャイニングフィンガー&Gemma)(99.2.15)

  • マスターガンダム(AM) 機動武闘伝Gガンダム
     第1次 第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神  F F完結編

    分類:第13回GF用モビルファイター“ガンダム”DG細胞使用(戦闘モード)
    頭頂高:16.7m
    本体重量:7.2t
    最大加重重量:16.4t
    バトルポイント・力:24.11
    バトルポイント・速さ:47.31
    バトルポイント・攻撃力:53.17
    バトルポイント・守備力:25.02
    バトルポイント・索敵能力:28.87
    バトルポイント・適応能力:29.99
    バトルポイント・総計:208.47
    エネルギー:熱核融合炉、DG細胞
    装甲素材:ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材、レアメタルハイブリッド多層材、DG細胞
    所属:ネオホンコン、デビルガンダム
    主なパイロット:東方不敗(マスターアジア)
    【武装・兵装・技】
    ・ニアクラッシャー
    ・マスタークロス
    ・ビームウィップ
    ・ダークネスショット
    ・ディスタントクラッシャー
    ・超級覇王電影弾
    ・酔舞・再現江湖デッドリーウェイブ
    ・十二王方牌大車輪(十二王方牌)
    ・ダークネスフィンガー
    ・流派東方不敗石破天驚拳
    【原作】マント型スタビライザーをウイング状に折り畳んだ、戦闘形態のマスターガンダム。AMとはアタックモードの略である。この形態こそマスターガンダムの本来の姿であり、真の戦闘力をいかんなく発揮することが可能となる。使用可能な技も大幅に増え、マスターアジアの超絶技を余すところなくトレースできる(もっとも師匠のことだからノーマルモードでも全ての技を繰り出せそうな気がするが)。その引き締まったボディから繰り出される攻撃は、乗り手のマスターアジアの人間離れした超人技と相まって数あるモビルファイターの中でも屈指の戦闘力を誇る。TV本編において幾度となくシャイニング(ゴッド)ガンダムと激闘を繰り返し、その熱く燃えるファイトは多くのGガンファンの心を震わせたものである。
    TV本編におけるマスターガンダムの重要度は強調するまでもないことだが、このガンダムの登場は「Gガンダム」という作品を活性化させる大きな原動力の一つとなった。Gガンダム放映前、その設定(の一部)を聞きかじり、「ああ、どうせお子様向けアニメなんでしょ。」とろくに見もせずに批判し、離れていった多くのガンダムファンを引き戻すことに、東方不敗マスターアジアと共に大きな役割を果たしたのがこのマスターガンダムである。マスターアジアがその強烈かつ圧倒的なまでの”熱さ”によって視聴者にインパクトを与えたとするならば、マスターガンダムはその類稀なるデザインの秀逸さとギミックの斬新さによる”渋さ”によって多くのメカファンの心を掴んだとも言えるだろう。既に「Gガンダム」の作品としての完成度を正当に評価していた一部のファンを除いて、一般的なアニメファンに対して今一つ受けが良くなかった「Gガンダム」の評価を一気に引き上げた立役者がマスターアジアとマスターガンダムなのである。プラモデルに代表される関連商品の売れ行きに動きが見え始めたのも、ちょうど両者がアニメ本編に登場し始めた頃である。両者の登場をきっかけとして「Gガンダム」という作品は活気付き、結果的に大成功を納め、平成ガンダムは新たなる第一歩を踏み出したのである(少しばかり大袈裟か)。
    またGガンの総監督、今川泰宏氏が最も気に入っているガンダムがこのマスターガンダムであるという話は割と有名である。このように今川監督とカトキ氏の執念とこだわりによって産み出されたマスターガンダムは、Gガンを語る上で欠かすことの出来ないガンダムなのである。ノーマルモードにおいても述べたように、決定稿のデザインに仕上がるまでに数多くの準備稿が描かれており、その時点でのデザインのマスターガンダムは旧OPにも登場している。全体的なイメージは決定デザインと大差ないが、細かい部分のカラーリングが異なっていたり、スタビライザーがかなり短かったりする上に、設定には無いはずのビームソードまで使用していたりする。こういうものを見ると、準備稿から決定稿へ至るまでの様々な試行錯誤の過程がひしひしと伝わってくる。ちなみにマスターガンダムが某パトレ○バーのグ○フォンに似ているなどとのたまう、うつけ者が時々いるが、そういう不用意な発言はGガンファンの前では禁句である(笑)。
    【第2次G】第2次Gにおいてはアタックモードではなくバトルモード(BM)と呼称されている。ただ単に開発スタッフが間違えたのか、シャイニングガンダムのバトルモード(ゲーム中では未登場)に影響されたのかは定かではない。全ユニットの全武装中、攻撃力第2位のダークネスフィンガー(攻撃力6300)を備えた強力ユニットである、と言いたいところだが、悲しいかなノーマルモードと同様HPが低く、たったの17800しかないために強敵とは言い難い。第24話「死闘! マスターアジア」での石破天驚拳習得イベントのために戦闘を引き延ばす時以外では、大抵一撃で破壊されてしまいそうである(涙)。一応、最大射程5、攻撃力6000の十二王方牌を備えているものの、使用してくることはほとんどない。やっぱりいいカモだな(笑)。ただその攻撃力はハンパではなく、ほとんどのユニットは一撃食らえば即死は免れないので、中途半端な攻撃は控えねばならない。
    なお前述した第24話はSRWシリーズ中では非常に珍しい1対1の勝負(ゴッドVSマスター)が行えるマップである。この第24話は「デビルガンダム事件」の真相の暴露、シュバルツ(キョウジ)との別れ、石破天驚拳習得イベント、師匠との決着など、Gガンファンのために用意されたサービスマップのようなものなので、ファンは「にいさーん!」だとか、「ししょうー!」だとか、「見よー! 東方は赤く燃えているー!」などと熱く叫びつつプレイするのがよろしかろう(笑)。
    【新】地上編後半の物語が架橋に入る頃から終盤にかけてマスターガンダムは登場するが、本格的な戦闘を行う回数はそれ程多くない。ノーマルモードと同じく、アタックモードもどれだけダメージを与えても破壊することは不可能なので、やはりプレイヤーはいらつくばかりである。特殊能力として”HP回復L3”を備えているために中途半端な攻撃ではあまり意味がなく、「ふんぬー!!」とか言って力んでみてもやっぱり倒せないものは倒せないので、熱血(魂)をかけた必殺技でHPを一気に削ってやるなり、わざとダメージを食らってやるなりして、さっさとイベントを発生させてしまった方が良い。実は分身も備えていたりするが、普通にプレイしてマスターガンダムの分身する姿を見ることなど滅多にないだろう。
    【F完結編】今回マスターガンダムに二つのモードは存在せず、マントを展開したこちらの姿のみでの登場。初登場はシナリオ「ドモンの危機!! スーパーモード発動!?」。次の「ギアナ高地の修行」で本格的に対決することになる。新と違ってまともに勝負できる上、第2次Gとも違ってHPも装甲もガッチリ高い難敵。鬼のような格闘能力と貧弱な遠距離戦能力は相変わらずだが、今回のマスターガンダムは射程7のマップ兵器超級覇王電影弾を備えているため迂闊に近寄れない。「ギアナ高地の修行」の時点で既に二回行動をしてくるので、うっかりすると電影弾二連発でとんでもない位置の味方が落とされたりする。ちなみに敵ユニットの中ではドーベンウルフ、レプラカーンと並んで最も武装数が多い(9種類)。
     特筆すべきはやはり、マスターアジアを仲間にするとこの機体に乗って来てくれること。他の敵味方ユニット同様味方バージョンは機体性能が随分見劣りするが、それでも自軍ではトップクラス。何より、武装が敵だった時と一切変わらないのが大きい。ダークネスフィンガーも超級覇王電影弾もほとんど撃ち放題、さらに完結編の全武装の中でも屈指の破壊力を誇る石破天驚拳が気力120EN50で使用可能とあっては、本来エース級の能力を持つドモンとゴッドガンダムが遠く霞んで見える。移動力が低いのと、ラスト間際に無改造で登場するのがどうにもネックだが、(ほぼ同時に仲間になるアルトロンガンダムと違い)しっかり改造すればそれに見合った働きはしてくれる。ましてファンならばそれまで貯めた資金を使い果たしてでもフルチューンして、ゴッドガンダムとアベック電影弾など決めるべし。
    (Written by シャイニングフィンガー)(97.12.18)

  • マスターガンダム(騎乗) 機動武闘伝Gガンダム
     第1次 第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    分類:第13回GF用モビルファイター“ガンダム”DG細胞使用(騎乗モード)
    エネルギー:熱核融合炉、DG細胞
    装甲素材:ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材、レアメタルハイブリッド多層材、DG細胞
    所属:ネオホンコン、デビルガンダム
    主なパイロット:東方不敗(マスターアジア)、風雲再起
    【武装・兵装・技】
    ・ユニコーンホーン
    ・キック
    ・ニアクラッシャー
    ・マスタークロス
    ・ダークネスショット
    ・超級覇王電影弾
    ・十二王方牌大車輪(十二王方牌)
    ・ダークネスフィンガー
    ・流派東方不敗石破天驚拳
    【原作】マスターガンダムが愛馬・モビルホース風雲再起に打ち跨った姿。ビーム手綱を引き絞り、マント代わりのスタビライザーを背になびかせたその姿は力強くも流麗である。どういう理屈か知らないが、合体した時にはコクピット内でもマスターはちゃんと風雲再起に跨っていた。
     劇中ではガンダムファイト決勝大会開会式にこの姿で入場してきた他、香港の廃虚でドモンと共にガンダムヘッドと戦った際に足の負傷を補うために風雲再起を呼んでいる。またオープニングでも風雲再起を駆るマスターガンダムとゴッドガンダムとの一騎打ちが描かれており(実際にはマスターガンダムが風雲再起に乗ったままゴッドガンダムが戦ったことはない)、出番そのものは決して多くないながらも強烈な印象を与えている。
    【F完結編】地上編シナリオ「悪魔と呼ばれたガンダム」にのみ登場。マスターガンダム単体と比べると運動性と移動力、なぜか装甲も上昇している。勿論空も飛べるようになっており、MFのネックの一つである移動能力の低さを補う見事なフォーメーションであると言えよう。武装にはユニコーンホーンとキックが追加されたが、代わりになぜかディスタントクラッシャーとデッドリーウェーブが削られているので武器総数は変わっていない。撃墜するとただのマスターガンダムになる。
    (Written by Gemma)(99.2.15)

  • マラサイ 機動戦士Zガンダム
     第1次 第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    分類:汎用量産型MS
    形式番号:RMS-108
    全高:20.5m
    頭長高:17.5m
    本体重量:33.1t
    全備重量:59.4t
    質量比:1.48
    ジェネレータ出力:1790kw
    スラスター推進力:19300kg×2、12000kg×3
    アポジモーター数:8
    センサー有効半径:11300m
    エネルギー:熱核融合炉
    装甲素材:ガンダリウム合金
    所属:地球連邦軍(ティターンズ)
    主なパイロット:カクリコン=カクーラー、ジェリド=メサ 他
    【武装・兵装・技】
    ・バルカン
    ・ビームサーベル
    ・ビームライフル
    【原作】『Zガンダム』序盤でティターンズに配備されたアナハイム社製MS。旧ジオン系の技術陣によって開発されたため、ザクのそっくり延長上に位置する外見を持つ。ザクでは指揮官機専用だった額のツノ(ブレードアンテナ)が標準装備になっているのが技術の進歩を感じさせる。ラフデザインは小林誠氏、クリンナップを藤田和己氏が担当。
     グリプス戦役当時アナハイム社はエゥーゴのメインスポンサーだったわけだが、それはそれとして連邦とのコネも欲しがっていた。折しもアナハイム製MSリック・ディアスがティターンズの新型ガンダムMk-IIを強奪する(『Z』第1話)という事件があり、これによってアナハイムに向けられた疑念を緩和する意味も含め、政治的裏取引の結果としてティターンズに無料で提供されたのがこのマラサイである。そのため「貰い物」などと呼ばれパイロット達からは胡散臭い目で見られがちであったが、ジオン系技術者の手になるだけあって設計の練度が高く、実戦で使った者の評判は良かった。ハイザックをガラクタ呼ばわりしたヤザンも、マラサイは認めていたようである。エゥーゴの技術であるガンダリウムγ合金が(臆面もなく)使われているこのマラサイがティターンズに渡ったことで、連邦・エゥーゴ両陣営に第二世代MS(ガンダリウムγ合金とムーバブル・フレームを特徴とする)の技術が揃ったことになる。またアナハイムは目論見通り連邦との太いパイプを持つに至り、以後連邦御用達のメーカーとして三十年以上に渡りMSシーンをリードしていく。かようにMS開発史上重要な意味を持つ機体ではあるが、マラサイ自体は生産性と武装威力(ビームライフルがハイザックのものの使い回しだった)の問題から主力機になるには至らなかった。
     劇中では第9話でティターンズに配備され、ジェリド、カクリコンが搭乗して出撃。二機で一機に見せるコンビネーション攻撃を展開したりしてアーガマを苦しめた。他にサラ等もこの機体を使っているが、あまり目立った印象はない。旧ガンダムのカラーを強く継承した硬派なデザインは一部のメカファンに根強い人気を誇り、ハイザックあたりよりよほどザクの正統後継機とみなされていた(このあたり劇中での認識と重なるところがある)。地味ながら渋好みのMSである。
    【第2次】序盤でジェリド&カクリコンのコンビが搭乗し、その後ザコユニットとなる。しかし、第2話で登場するジェリド機などは滅法強く、全作品中最も強いマラサイはこの作品のものと思われる。
    【第2次G】出番は第2次と変わらないが、バランスが調整し直されたため『Z』世代のMSとしては最弱の性能を持つザコMSになってしまった。
    【第3次】シナリオ「G-3」でジェリド、カクリコン、エマ、ライラが搭乗。ガラダK7あたりよりHPが高く、序盤のこの段階ではかなりの強敵である。エマだけは説得可能なので、とっとと撤退してもらおう。その後はザコMSと化し、中盤ぐらいで消えていく。
    【EX】マサキの章、リューネの章の序盤にちらほら登場。かなり印象は薄いが、独特の形状のビームライフルがちゃんとグラフィック化されているのは芸が細かい。やっぱりジェリドが使用する。
    【第4次】ジェリドが乗らないので、もうザコ専用である。ただ、登場するシナリオ数は増えた。
    【F(完結編)】基本的には【第4次】と同じ。【F完結編】では序盤しか登場せず、性能のインフレからも取り残されている。
    (Written by ロンド鐘&Gemma)(02.1.16)

  • マリンスペイザー UFOロボ グレンダイザー
     第1次 第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    分類:分類:水中活動用UFOロボ専用コンビネーション兵器
    全長:----m
    全幅:25m
    重量:90t
    飛行速度:マッハ4
    水中航行速度:40ノット
    潜行限界深度:400m
    装甲素材:超合金ニューZ
    エネルギー:光量子
    所属:宇宙科学研究所
    主開発者:宇門源蔵
    主なパイロット:牧場ひかる
    【武装・兵装・技】
    ・マリンミサイル
    ・マリンカッター
    【原作】宇宙化学研究所で開発された2つ目のスペイザー。水中での行動を得意とし、グレンダイザーとコンビネーションクロスすることで、グレンダイザーの水中での行動力を飛躍的にアップする。超合金ニューZ製で、マリンミサイルとマリンカッターという2つの武器を持つ。コンビネーションクロス時には、これらの武器とグレンダイザーの武器を組み合わせ、より強力な攻撃を行うことができる。水中を得意とするが、当然飛行も可能で、飛行時には機体左右の両翼がそれぞれ外側へ展開される形となる。
     光量子を利用した新兵器ダブルスペイザーの開発に成功した宇宙化学研究所は、グレンダイザーの弱点である水中での戦闘能力を補うべく新たなスペイザーの開発にとりかかっていた。グレンダイザーはある程度水中でも戦闘が可能であるが、運動能力の低下や、倍のエネルギーを消費するという大きな問題点を抱えていた。それらは円盤獣ブイブイとの海中での戦闘において露呈し、ベガ星連合軍にグレンダイザーの弱点を知らせる結果となった。策士であるズリル長官は、さっそくグレンダイザーを水中でしとめる作戦を練っていた。敵がそのような手で襲ってくることは当然予測できたため、宇門博士らはマリンスペイザーの開発を急いだ。
     こうして完成したマリンスペイザーには、専属パイロットとしてダイザーチームに加わったばかりのひかるが任命された。マリンスペイザーを乗りこなすためにはまずグレンダイザーとのコンビネーションクロスを確実に行う技術が必要であった。ひかるは訓練を開始するが、コンビネーションクロスには非常にシビアなタイミングと正確性が要求されるため、なかなかうまくいかず、ついには自らのミスで訓練中にデュークを傷つけてしまうまでに至った。意気消沈するひかるであったが、デュークの反対を押し切ってまでチームに加わったひかるは訓練を重ね、ついにコンビネーションクロスに成功するのであった。
     こうして新たな戦力として加わったマリンスペイザーのおかげで、デュークたちは見事にズリルの作戦を打ち破った。弱点を克服したグレンダイザーは、確実にレベルアップを果たすことになったのである。
    【第3次】シナリオ「妹よ!」終了後ドリルスペイザーと共に入手。しかしこのあたり以降主戦場が宇宙に移るため、使いどころはない。
    【第4次(S)】なぜか序盤からトロイホースの格納庫に置いてあったりする。序盤では数少ない海中で活躍できるユニットである。
     大元であるグレンダイザーが登場していない序盤から中盤にかけては本来の合体機能を使えない上、グレンダイザー登場時にはダブル、ドリルの両スペイザーが揃っており、何より全編通して海のマップが少ない都合上、使う機会は少ないと思われる。唯一活躍できるマップはほぼ全面海のシナリオ「スタンピード」。海中にいるドラゴノザウルスを陸地に上げずに倒すという任務だが、ブードがいたりと序盤にしてはかなり厳しい状況である。そこで二、三段階改造してあるマリンスペイザーがいるといないでは段違いに状況が変化する。多分このシナリオのために、スタッフがトロイホースに置いておいたのではないだろうか。
    (Written by bootsy&閃光のラピュ)(02.1.16)

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