ロボット大鑑(しお〜しゃい)
 ロボット大鑑 さ行
  (ジ・O〜シャイニングガンダム)

(あ行)/(か行)/(さ行)/(た行)/(な行)/(は行)/(ま行)/(や、ら、わ行)

(さー〜さく)/(さくれ〜さん)/(しー〜しえ)/(しお〜しゃい)/(しゃお〜しん)/(す)/(せ、そ)



  • ジ・O  機動戦士Zガンダム
     第1次 第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    分類:局地戦用試作型重MS
    形式番号:PMX-003
    全高:28.4m
    頭頂高:24.8m
    本体重量:57.3t
    全備重量:86.3t
    ジェネレータ出力:1840kw
    スラスター総推力:135400kg
    センサー有効半径:11300m
    エネルギー:熱核融合炉
    所属:地球連邦軍
    主なパイロット:パプティマス=シロッコ
    【武装・兵装・技】
    ・ビームソード
    ・ビームサーベル
    ・ビームガン
    ・ビームライフル
    【原作】天才パプティマス・シロッコが設計しジュピトリスで製造するPMXシリーズの最終ナンバーで自分専用に開発した局地戦用重モビルスーツ。重装甲でZより一回り程大きい巨体にもかかわらずバーニアが全体に装備され、機動性はかなり高い(原作では、Zガンダムと互角にやり合っていており、キュベレイのファンネルをビームライフルで撃ち落としていた)。このため単機で敵中突破できる程の能力を持つ。実はバイオセンサー搭載(従ってあのカミーユの悲劇も、バイオセンサーの共鳴現象によるものだったのだろうか?)のNT対応機であるがサイコミュの安定性などの面で第四世代MSの条件は満たさないため高性能機ではあるものの第二世代のMSに分類される(DB-E モビルスーツの世代分けの項参照)。
     武器は、専用ビームライフルとビームソード、特殊武器として、本来のマニピュレータとは別に大腿部前のスカート下部に隠し腕を持つ。この隠し腕は格闘戦時に敵の意表を突くためのものだがその効果は極めて高い。この時代のMS操縦技術はコンピュータによって高度にバックアップされているが、反面データが入力されていないと対応が効かなくなっている。そのためMSの外観や戦闘データからその性能を分析、類推し入力するハード、ソフトウェアが進歩したがそれに対抗する偽装設計も高度化しており、ジ・Oには駆動系を始めとしてこういった試験的な装備が数多い。その軽装やシールド無装備というところから、シロッコの自信がうかがえる。前述の機動性の高さ、隠し腕の奇襲効果なども併せて、格闘戦能力はかなり高い。モビルスーツ開発マニアであるシロッコの最高傑作であろう。その姿からしばしば、「ジュピトリスのダルマ」などと呼ばれる。 機体名称には「神の意志」という意味が隠されている。ただ、ネーミングの由来に関しては、「オバQの弟」説もある。バケラッタ(笑)

    【第1次】ボスとして登場することこそ無い物の、その力は優にボスクラスはある厄介な敵である。ただし武装が貧弱なので救われるものがあるが。なおゲーム中の表記はジ・オである。
    【第2次】攻撃力255、移動力11というとんでもない値を誇り、近接攻撃しか出来ないものの、間接攻撃無効という反則技でそれをものともしない。おまけにシロッコの能力がべらぼーに高いので、当てる・避ける・再攻撃と、シュウのグランゾンを除けばゲーム中最強の敵であった。また第23話「逆襲のシロッコ」の作戦目的はこのジ・Oの破壊である。なおゲーム中の表記はジ・オである。
    【第2次G】終盤のシロッコの愛機ではあるが、[第2次]に比べると印象は薄くなっている。まず、とにかく武器の射程が短いこと。一般的なMS用のビームライフルの射程が最大では、遠距離からドンパチやられたらどうしようもない。加えて、Iフィールドなどの特殊能力もない。トドメには、シロッコ自身がコイツに見切りをつけたのか、デビルガンダムに乗り換えてしまうのである。
    【第3次】その強さはかなりのもの。Iフィールド装備(第三次のIフィールドはビーム兵器による攻撃を完全に無効にする)のうえに、ビームライフルは戦艦の主砲なみの射程7と高い攻撃力を持つ。しかも、弾数が多いので弾切れにならない。初登場はシナリオ「女スパイ潜入」で、中盤から終盤にさしかかるあたりの敵としては、かなり手強い。なんせ、Iフィールドがあるからゲッター1では戦えない。Zガンダムも戦力にならない。しかも、まだ味方に2回行動できるパイロットは1人2人程度なのに、きっちり2回行動してくる。
     シナリオ「カウント・ダウン」では、うかつな陣をひくと水中に陣取って遠くから攻撃してくるので本当にいやな敵である。水中にいるのを逆手にとって、この面から登場のベンケイのエサにしてあげるのが吉。異星人がボスで宇宙マップのシナリオ「ラストバトル」ではサラがお下がりのジ・Oで出撃してくる。またシロッコがボスのシナリオ「ラストバトル」ではシロッコは最初はジ・Oで出撃するが、撃墜するとヴァルシオン改に乗り換える。
    【F完結編】復活したシロッコの愛機として登場。最強クラスのユニットで隠し腕もちゃんと再現されている。シナリオ「動乱、ヨハネスバーグ」において初お目見えとなるが、ここではHPを90%以下に削ると撤退。まず倒すのは不可能と言える。その後のシナリオ「タイムリミット(前)」や「ダブル・フェイク」などでもその強さを遺憾なく発揮する。またシナリオ「塗り替えられた地図」においてカミーユで撃墜するとカミーユの精神崩壊のイベントが起こる。DCルート最終シナリオ「ファイナルオペレーション・完結」では、ヴァルシオンにシロッコを取られ、何故か量産されて人工知能改を搭載させられる(モビルドールか…?)。ポセイダルルートの最終シナリオ「始まりと終わりが集う場所」では、前シナリオでトレーズが死んでいる場合、なんとジェリドが乗ってくるが、ヴァルシオンに特攻して自爆…。なんだか妙に締まらない扱いであった。
    (Written by 楓&三田門人&せんざき&藤井 靖一&ロンド鐘&マサキ&rin.vd&帝王)(98.7.19)

  • ジオング  機動戦士ガンダム
     第1次 第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    分類:ニュータイプ専用試作型MA
    形式番号:MSN-02(MAN-02)
    頭頂高:17.3m
    本体重量:151.2t
    全備重量:231.9t
    ジェネレータ出力:9400kw
    スラスター総推力:187000kg
    センサー有効半径:81000m
    装甲素材:超高張力鋼
    エネルギー:熱核融合炉
    分離形態:頭部、胸部、腕部×2
    所属:ジオン公国軍
    主なパイロット:シャア=アズナブル
    【武装・兵装・技】
    ・メガ粒子砲
    ・ワイヤービームキャノン
    ・ワイヤービーム砲
    【原作】ニュータイプ専用機としては初のMS。宇宙専用機であるが設計段階では陸戦用の歩行ユニットが予定されていた。計画では当初MS-16の仮ナンバーが付けられていたが、MS-06Zサイコミュシステム試験用ザクやMSN-01サイコミュシステム高機動試験機によるデータ収集が進むうちにMSN-02ジオングという正式名称に決定した。ジオングという名称は究極のMSにジオン公国の名を冠することにより国民の士気を高めることも考慮に入れて付けられた。フラナガン機関のニュータイプ用に開発が進められていた機体だったのだが、ア=バオア=クーでのジオンの苦戦により、キシリア=ザビ少将がシャア=アズナブル大佐に与えて出撃させた。この時点では前述の通り開発状況は80%といったところであり、腕部の一部装甲及び脚部全てが無い状態での出撃となった。本来は脚部も合わせて100%。
    「脚なんて飾りですよ、偉い人にはそれがわからんのです。」
    まあ、宇宙空間では足での歩行なんて関係無いし、メカマンの言うことも分からんではないのだが。
     基本装備は腹部のメガ粒子砲2門と口部のメガ粒子砲1門。それに腕部の有線式サイコミュ兵器である五連装のビーム砲がある。これはMAN-03ブラウ=ブロのデータを元に、小型、高機動化されており、後にインコムと呼ばれる準サイコミュ兵器に発展している。これに続くMSN-03はケーブル無しの無線サイコミュシステムが計画されていた。これはMAN-08エルメスのデータを元に機体が頭・胸・両腕・腰・両足の7パーツに分離し各々がビーム砲によるオールレンジアタックが可能であるように設計されていた。計画ではMSN-03ジオングと命名されていたが、仕様書きが提出されたところで終戦を迎えたため、実質的な開発は行われなかった。
     最終決戦では必死のシャアがコイツでガンダムと互角の勝負を繰り広げる。最後には頭部のみとなり口部のメガ粒子砲とガンダムのビームライフルの交差により共倒れとなった。
    【第1次】「復活!ギルギルガン」に4機登場する。このマップは宇宙ではないのだが何故か空が飛べるユニットとして扱われている。カリスマも忠義も高いので説得は難しい。
    【第3次】ガルマが散る場面でのみシャアの愛機として登場。ガルマが撃ち落とされると早々に撤退するので実力を知る者は少ない。が、いざ闘ってみるとその移動力と(この時点としては)長い射程(5)でかなり苦戦する。また、倒しても首のみでまた戦いをいどんでくるのでしつこい。今後クワトロとは仲良くやっていくので、ここは素直にシャアを撤退させるべきだろう。
    (Written by 藤井 靖一&帝王)(98.6.2)

  • ジオング(首)  機動戦士ガンダム
     第1次 第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    分類 ニュータイプ専用試作型MA(頭部)
    装甲素材 超高張力鋼
    エネルギー 熱核融合炉
    分離前形態 ジオング
    所属 ジオン公国軍
    主なパイロット シャア・アズナブル
    【武装・兵装・技】
    ・メガ粒子砲
    【原作】歩行ユニットを取り付けた場合ザクの二倍にもなるの大きさを持つジオングはその大きさを最大限に活かした作りになっているが最も特徴的なのがこのコクピットである。それまでのMSでは胸部にあったコクピットを頭部に移し頭部はコクピットの機能だけでなく機体から分離してビーム砲一門を備えるサイコミュコントロールの小型モビルアーマーとしても使用できるのだ。これによりパイロットの生存率が高くなっただけでなくパイロットの技量によっては頭部のみでMS一機分の戦力を持つといわれる。事実ア=バオア=クー攻防戦でシャア大佐はガンダムに胴体を破壊されるもコクピット部分のみで応戦している。本編では最終回にガンダム共々ビーム相打ちとなった。しかし双方自動操縦だったので被害者数はゼロである。ところでジオングはサイコミュによる遠隔操作が可能なのはわかるがアムロはガンダムをどうやって遠隔操作したのだろうか?
    【第3次】もしもジオングに戦いを挑んだ場合、避けて通れないユニット。サイズが落ちるため、只でさえ当たらない攻撃がさらに当りにくくなる。「ひらめき」「必中」は必須といえる。
    (Written by 藤井 靖一&帝王)(98.6.2)

  • ジグ・マック 伝説巨神イデオン
     第1次 第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編
    分類 重機動メカ
    全長 99m
    重量 6230t
    エンジン出力 103000t/df
    乗員 3名
    所属 バッフ・クラン軍
    主なパイロット バッフ・クラン兵
    【武装・兵装・技】
    ・ミサイルランチャー
    ・加粒子砲
    【原作】ギラン・ドウ、ドグ・マックに次いで登場したバッフクランの重機動メカ(劇場版では両機が未登場)。また、初の二脚タイプの重機動メカでもある(アディゴも二脚だがあれは機動メカである)。
     第11話で、ハルルが本国(つまりバッフクラン星)から持ってきたのが初登場。以降、イデオンに対して有効と判断されたため量産されたが、上昇するイデオンのパワーに徐々に対抗していけなくなり、後半ではガンガ・ルブに主力機の座を明け渡してからは、まるで「ザク」のごとき「ザコ機」と化していた。
     機体の外見は、一見作業機械の様な印象があり、この作品以前のロボットアニメの敵メカに比べて妙な現実味があり、現在の作業機械や無人探査ロボットなどから発展したかのごときリアルなデザインである。これはイデオンと重機動メカの違い以外にもいくつかの要素をもたされているといえる(詳しくはDB−E 重機動メカを参照)。
     二つの円盤ブロックからなる上半身には、加粒子砲が円周上に装備されており、水平360度方向からの迎撃に適していると思われる。また、この上部円盤ブロックの頂部中心にはコクピットがあり、概ね三名が乗り込む。配置は、前部に並列のパイロット席、後部の一段高くなった位置に機長席を置く。操縦は一名でも可能なようであり(推測)、また無線操縦も可能。なお、機体が撃破された場合、このコクピットがある上部円盤ブロックごと脱出ポッドとなる(その際は腕部を切り離す)。
     推進機は腰部ブロックに取り付けれており、前後に二つ、約45度の角度が付けられている(うーん、今見ると意外と卑猥な位置・・・)。移動の際は両推進機を使用するため、どちらか一方を使うということはない。  この胴体部はスライド移動による変形によって、機体を平べったくして格納スペースを小さくする事が出来、戦艦への収納を容易にしている。他の重機動メカでは、せいぜい脚を折り畳む程度なので、非常に優れた設計といえよう。
     胴体部に比べ、両腕及び両脚は作業機械然としているため貧弱な印象を受けるが、クローアームによる攻撃(クローアタック)でイデオンの装甲をぶち破っており、見た目以上にパワーを秘めている。
     本機は、本来対イデオン用として開発された物ではなく、次期主力重機動メカとして進められていた物である(開発責任者はジルバル・ドク)。それゆえ、空間戦闘(亜空間戦闘含む)専用のギラン・ドウと惑星上での戦闘専用であるドグ・マック両機の長所を生かしており、所を選ばぬ汎用戦闘兵器となっている。しかし、イデオンとの遭遇から若干の設計変更や出力及び装備の強化が行われ現在の姿となった様である。
     また、ソロシップが脱出後のソロ星を調査したギジェよりもたらされたイデ・バリヤーを消滅させる粒子「ドノバン」を散布する装置が一時的に装備された機体もあり、イデオンを苦戦に追い込んだが、「バリヤー崩し」戦法をコスモ達に知られたためか、第19話以降の機体では「バリヤー崩し」戦法がとられないため、量産機には装備されていないものと思われる。
    【F完結編】何故か出番が少ない。両ルートの最終面を含めても出番はたったの3マップ。かといって強いかと言えばそんな事はなくただのザコ。HPこそ10000はあるが、驚異にはなり得ない。獲得資金も少ない。名のあるパイロットも乗らないし、出られただけマシかな。
    (Written by 狼牙神&マサキ)(98.6.28)

  • 獅王争覇グランドガンダム(NM)  機動武闘伝Gガンダム
     第1次 第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神  F F完結編

    分類:デビルガンダム四天王(第13回GF用モビルファイター「ガンダム」DG細胞使用)
    頭頂高:24.6m(アタックモードの全長 27.5m 全高 21.4m 全幅 8.8m)
    本体重量:23.4t
    装甲材質:ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材、レアメタルハイブリッド複合材、DG細胞
    エネルギー:熱核融合炉
    変身前形態:ジョンブルガンダム
    変形形態:獅王争覇グランドガンダム(四足獣形態)
    所属:デビルガンダム
    主なパイロット:ジェントル=チャップマン
    【武装・兵装・技】
    ・グランドホーン
    ・グランドサンダー
    ・グランドボンバー
    【原作】デビルガンダム四天王の一体。ジェントル=チャップマン操るジョンブルガンダムが、DG細胞によって変態したガンダムである。通常MF(モビルファイター)を遥かに凌ぐサイズと質量を誇り、肩部に巨大な2本の角(グランドホーン)と4門の大口径キャノン砲を装備したその姿は、正に異形の移動要塞と呼ぶに相応しい。機動性は低いものの巨体を活かしたパワー戦を得意とし、特に陸戦でその力を発揮する。またチャップマンの射撃能力の高さを活かした固定砲台的な戦法にも用いられる。このNM(ノーマルモード)は言わば人型形態と言えるものだが、その巨体から格闘戦を行うには少々不向きであると言わざるを得ない。実際この形態でのメリットは、直立状態のために前脚がフリーになることくらいである。そのためグランドガンダムが100%の能力を発揮するのは、必然的に重心が安定したAM(アタックモード)ということになる。NMはAMにとっての補助的な変形機構だと言えるだろう。
     四天王の一体ということで如何にも主要MFっぽいが、本編での登場回数はたったの3回しかない。初登場は第24話「新たなる輝き! ゴッドガンダム誕生」で、ネオホンコンに急行するゴッドガンダムに体当たりを喰らわしている。意外に忘れられていることだが、この時のグランドガンダムは何と飛行している(!)のである。2回目の登場は第33話「地獄からの使者! チャップマン復活」で、煙幕によってガンダムローズ駆るジョルジュの不意を突き彼を窮地に陥れるが、カメラアイをローゼスビットで撃ち抜かれ撤退している。3回目の登場は第43話「獅王争覇! グランドガンダム迎撃作戦」で、ランタオ島での本決勝バトルロイヤルにおいてチボデー・ジョルジュと対戦する。圧倒的なパワーと火力で2人を苦しめたが、唯一の死角である機体の真下からローゼスビットを弾丸にしたギガンティックマグナムでコクピットを撃ち抜かれてチャップマン共々倒される。破壊されてしまったものの、ガンダムマックスター・ガンダムローズの両ガンダムを巻き添えに相撃ちにまで持ち込んだのだからある意味大したものである。
     なお暗号名である”獅王争覇”のネーミングの由来は、リー・リンチェイ主演の香港映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地争覇』の原題『獅王争覇』から(ちなみにこの作品はシリーズ三作目だが、四作目のタイトルは『王者之風』である)。他の暗号名”天剣絶刀”・”笑倣江湖”は本編で一度も使用されていないが、”獅王争覇”だけは第43話のサブタイトルにおいて使用されている。
    【新】原作と同じくデビルガンダム四天王の一体として登場。これまた原作と同じく登場回数も少なく、地上編第35話「ファイナルバトル」、隠しシナリオである第36話「狂気の力」エリア3の2マップのみの登場である。そこそこの能力ではあるもののゴッドガンダムが鬼のように強いので、やはり中途半端な印象は拭えない。なお今作において他の四天王三体はNM・AM両形態が再現されているが、何故かグランドガンダムだけはAMが再現されていない。
    【F完結編】今回も役割的に原作と同じ。登場シナリオは「ソラと大地のケモノ」・「悪魔と呼ばれたガンダム」の2マップのみで、天剣絶刀ガンダムヘブンズソード(NM)と対になって登場する。何と言っても射程6の移動後使用可能兵器であるグランドボンバーが驚異。思わぬ距離から奇襲を仕掛けてこられるので、油断していると思わぬ痛手を喰らう。能力的にもそこそこの機体なので、なめてかかる事は禁物である。
    (Written by 三田門人&ぼるくるす&シャイニングフィンガー)(97.6.28)

  • 獅王争覇グランドガンダム(AM) 機動武闘伝Gガンダム
     第1次 第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    分類 デビルガンダム四天王(第13回GF用モビルファイター「ガンダム」DG細胞使用)
    頭頂高 27.5m
    全高 21.4m
    全幅 8.8m
    本体重量 23.4t
    装甲材質 ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材、レアメタルハイブリッド複合材、DG細胞
    エネルギー 熱核融合炉
    変身前形態 ジョンブルガンダム
    変形形態 獅王争覇グランドガンダム(NM)
    所属 デビルガンダム
    主なパイロット ジェントル・チャップマン
    【武装・兵装・技】
    ・グランドサンダー
    ・グランドホーン
    【原作】デビルガンダム四天王の一体。NM(ノーマルモード)からAM(アタックモード)への変形は前脚を地につけて前傾姿勢になるだけという簡素なものである。この四脚獣形態(ビーストモード?)こそがグランドガンダムの本来の姿と言うべきもので、重心が安定するため最大限のパワーを発揮することが可能となる。その巨体ゆえに鈍くなりがちな機動性をAMとなることで補っているのである。圧倒的な巨体と質量で突撃して相手MFを一撃の下に粉砕する戦法をとれるのが、この形態の最大の利点だと言えるだろう。残念ながら本編アニメ中においては、NMとAMとの差別化を図る印象的な描写はあまり無かったのだが。
     ちなみにグランドガンダムは初期稿においては、ディフェンスガンダム・陸ガンダム・象ガンダム等の仮称で呼ばれていた。この段階でのデザイン画はまだイメージラフと言えるもので、変形機構の有無もはっきりしない。しかし全体的なシルエットは決定稿とほぼ変わりなく、デザイナーであるカトキハジメ氏にとっては早期にイメージが固まっていたようである。なおこのラフ画デザインのグランドガンダムは、TV第6話からリニューアルされた新OPにおいて登場している。また第28話以降の2代目OPからは決定稿のデザインになって晴れて登場となった。実はグランドガンダムの頭部はZZガンダムをモチーフにデザインされているが、これは『Gガンダム』がガンダム生誕15周年記念作品という性格上、過去の作品に対するオマージュ的な意味合いを持っているのだろう。額部分が巨大になっているが、これは別にZZのようなハイメガキャノンになっている訳ではなく、精密射撃用の大型センサーカメラなのである。
    【F完結編】登場シナリオは「ドモンの危機!! スーパーモード発動!?」の1マップのみ。AMなのにも関わらず何故か運動性はNMと変わらず、移動力に至っては5→4と減少する始末。制作スタッフは一体何を考えて数値設定したのだろうか? しかもNMでは要注意武器であったグランドボンバーが装備されていない(何故?)ので、完全にただHPが高いだけのザコに成り下がってしまった(涙)。
     ちなみに先のシナリオはほとんどイベントマップであり、ここに登場するグランドガンダムは10%の確率でメガブースターを落としてくれる。強化パーツ不足に悩む人にとっては、マップスタートからの再チャレンジが比較的やり易いマップだと言えるだろう。
    (Written by シャイニングイフィンガー)(98.6.28)

  • シズラーブラック トップをねらえ!
     第1次 第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    分類 量産型バスターマシン
    全長 約80m
    動力 縮退炉
    所属 ヱルトリウム
    主なパイロット ユング・フロイト
    【武装・兵装・技】
    ・シズラーミサイル
    ・シズラートマホーク
    ・ホーミングレーザー
    ・プラズマランサー
    ・シズラービーム
    ・シズラーコレダー
    ・ジャコビニ流星アタック
    【原作】量産型ガンバスターシズラーシリーズの一つ。他にシズラー・銀、シズラー・ホワイトの種類がある(日米戦争における日本の勝利により日本語が公用語となったためもあるのか、表記はシズラー・黒でもOK)。二〇四八年のカルネデアス計画時には、既に銀河殴り込み艦隊(旗艦ヱルトリウム)のマシーン兵器部隊として配属されている。小型化(全長約80m)して量産効率を計った他、ガンバスターとは主に次のようなことが異なる。合体変形機構がない、パイロットは一人のみ搭乗する、縮退炉は一基など。ガンバスターのテクノロジーが活かされているが、その使用形態などを見ても、二〇一九年にニッサン・ワーゲン社が開発したマシーン兵器の発展型であるといえる。マシーン兵器RX−7(ゲーム未登場。ユング機の愛称はミーシャ)と同様のプラズマランサーをメイン武器とし、トマホーク、マント状のシールドが装備されている。第6話にて、ガンバスターのメインパイロットをアマノカズミに交替したユング=フロイトが、その後搭乗するのがこのブラックである。作中ではヤラレメカとして設定されたシズラーだが、ユング駆るブラックは最後まで活躍する(とはいえシーン的にはシズラーの出番はほとんどない)。色による性能差は設定されてない様だが、鉄人28号のブラックオックスの活躍を意識しての黒色の選択もあるらしい。ネーミングはアメリカの玩具メーカーマテル社の電動ミニカー「シズラー」から。そしてデザインは大映が誇る劇場用特撮映画「ガメラ」シリーズの大悪獣ギャオスを意識したものとなっている。
    【F完結編】隠しユニットとして登場。「訣別(前)」でマジンガーZを下方の基地に近づけイベントを発生、分岐で宇宙ルートを選択し「出撃、ガンバスター」で10ターン以内にガドモア・ザンを破壊すると、ゲーム終盤にユングと共に追加される。原作では語られなかった武装の詳細が、ゲームで判明した。その内容はまさに量産型ガンバスターである。マップ兵器のホーミングレーザー、シズラーコレダーに加えて、RX−7でユングが用いた技であるジャコビニ流星アタックまで使える。これは本来サーベルなどでの連続突き技だが、EN消費が30ある。また、切り払いがないのは残念。ザコとして設定されたシズラーもSRWの世界では強力な一ユニットである。
    (Written by PSY)(98.8.4)

  • GM  機動戦士ガンダム
     第1次 第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    分類:汎用量産型MS
    形式番号:RGM-79
    頭頂高:18m
    本体重量:41.2t
    全備重量:58.8t
    ジェネレータ出力:1250kw
    スラスター総推力:55500kg
    センサー有効半径:6000m
    装甲素材:チタン系合金
    エネルギー:熱核融合炉
    換装形態:GM地上型、ジムパワード 他
    所属:地球連邦軍
    主なパイロット:シン少尉 他
    【武装・兵装・技】
    ・バルカン
    ・ビームサーベル
    ・ビームスプレーガン
    【原作】一年戦争当時、連邦軍が汎用試作型MSであるRX-78「ガンダム」をベースに開発した、初の正式な量産型MS。実際にはガンダムがサイド7でテストを行っていた頃には、すでに第一号機が完成していた。が、配備が遅れたのはガンダムの実戦稼動データを待っていたためである。
     連邦軍は、RX-78の目覚ましい戦績を重視し、当初の予定であった、3種類の機体を平行に開発していくという計画を変更し、RX-78の量産型であるこの機体を主力MSとして量産する方針をうちだした。
     RX-78との最大の違いは、コアブロックシステムが破棄されたことである。これは、RXシリーズで想定されていたコアブロックを使用した機体の換装計画が変更になったことや、RX-78の実戦データの回収によりデータ収集の必要性が無くなったとされたこと、そして、生産性を考慮した結果である。
     このほか、頭部の形状など、生産性を第一にさまざまな部分の見直しがなされた。装甲も高価で加工のしにくいルナ・チタニウムから従来のチタン合金製に替えられた。
     武装面では、RX-78でエネルギー消費量が大きすぎると判断されたビームライフルにかわって、ビームスプレーガンが採用され、ビームサーベルの装備も1本になった。
     一年戦争末期から量産がありとあらゆる連邦軍基地でおこなわれ、終戦までに3800機以上が製作された(これはジオンのザクタイプの4000機についで2位の生産数である)。
     単独で次々と敵機を撃破していったRX-78と違い、数機のGMおよびボールとのフォーメーションによる組織戦を主としていた。だが、劇中では初登場早々敵工作兵に爆破されかかったり、初戦闘ではシャア専用ズゴックに一撃で破壊されるなど、弱さしか画面に登場せず、ソロモン、ア・バオア・クーでも敵モビルアーマー等のヤラレ役的印象が(言っちゃ悪いが)強い。それでも、このMSが大量生産され、次々に戦場に投入されていったおかげで、連邦に勝利をもたらした事実は認めざるをえない。
     連邦軍はこのGMを作りすぎたため、余ったパーツの処理に困り、終戦後もそのパーツを流用したGMタイプを推奨して製作させた。ゆえに連邦のMSはこのタイプばっかなのである。性能はたいしたことないのにマラサイやハイザック以上に連邦各部隊に配備されていた印象をうけるのはそのためである。
    【第3次】今作でロンド=ベルに配備されている以外ではとんとお目にかからない。戦闘力も最低クラスで、ザクやドラッツェ程度のMSといい勝負である。中盤どころか、序盤のネモが配備された頃から使う人はいなくなる。余りに弱く、かつ活躍したパイロットが味方部隊に存在しない以上、倉庫での永眠は無理からぬことではあるな…。
    (Written by 藤井 靖一&bootsy)(98.7.19)

  • GMIII  機動戦士ガンダムZZ
     第1次 第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    分類:汎用量産型MS
    形式番号:RGM-86R
    全高:18.6m
    頭頂高:18m
    本体重量:38.6t
    全備重量:56.2t
    ジェネレータ出力:1560kw
    スラスター総推力:81200kg
    センサー有効半径:10900m
    所属:エゥーゴ、地球連邦軍
    主なパイロット:エゥーゴ兵 他
    【武装・兵装・技】
    ・バルカン
    ・小型ミサイル
    ・ミサイルランチャー
    ・ビームサーベル
    ・ビームライフル
    【原作】一年戦争時代に量産されたRGM-79(GM)の発展後継機。同じく後継機であり、本機の先行機であるRGM-79R(GMII)(『Zガンダム』に登場)は単にマイナーチェンジにとどまったが、この機体は生産性を重視しながらも新技術を積極的に取り入れている。最大の特徴はジェネレーター、スラスターの強化による機動性向上と、オプション兵装として各種ミサイルを装備可能な点である。支援用モビルスーツとしての運用を想定して設計された。シールドは旧来のものを使用している。ボディのカラーは緑色に変更された。
     しかし、スラスターの強化といってもバックパックはガンダムMkIIのものの全くの流用だったため、いわば「昔のGMの機体に、機動性重視のMSであるガンダムMkIIのバックパックを無理矢理付けた」というムリな設計だった。このことが示すように思ったほどの性能向上は得られず、汎用性・派生改造性に乏しい機体に仕上がってしまった。また、GMタイプの悲しさかパワー不足がやはり露呈し、人気は低かった。配備も5年間でGMタイプ中最低の800機、またその後登場したRGM-89(ジェガン)が優秀だったため早々に配備変換されていった。悪い点ばかり目立ったためか、その後連邦軍でGMの名を冠したMSは製造されていない…。
     本編では有名パイロットは誰も搭乗していない、地味な存在。『ガンダムZZ』の中盤にハヤト率いるカラバのアウドムラの搭載機として登場し、ガンダムチームとアーガマを支援した。でも単なるヤラレ役。しかも重そうなバックパック(サーベル2本付いたゼータク品)を背負っている割には宇宙での登場がなかった。
     しかし、実は次の『逆襲のシャア』との接点になるMSだったりするのだ。『逆襲のシャア』ではアクシズ落下をとどめようとサイコフレームの輝きにひかれて出動した連邦軍のMS部隊として「友情出演」している。
     それにしても、本当に作品中での活躍が全くないMSである。
    【第4次(S)】シナリオ「発端」をさっさと片づけた場合はシナリオ「ブライトの帰還」で、そうでない場合は「新たなる敵」で、ともにミデア2番機を守り通した場合に同シナリオ終了後手に入る。ミサイル類があるため、序盤の対ヘビーメタル戦には使える。ネモよりは役に立つだろう。また、BGMが機体ごとに固定されているSFC版「第4次」では『ZZ』のものが使用されている希少(?)なもの。BGM聞き飽きた人は気分が変わっていいかも。
     本編で有名パイロットが誰も乗ってないため、誰を乗せても違和感がない。オススメパイロットはキース君。ガンキャノンと交互に乗せれば「GM」「キャノン」・・・?
     また、シナリオ「エゥーゴとの接触」ではNPCのエゥーゴ兵が使用する。が、戦闘力の低さから敵に与えるダメージは低く、反撃で二発でも食らおうもんなら『宇宙の塵』確定である。まあ、味方でないからいいんだけどね…。
    【F】シナリオ「シャングリラ・チルドレン」でエル・ビアンノが持ってくる一体だけ入手出来る。能力的には大した事ないが、ミサイルランチャーがあるので強化すれば序盤のHM戦ではそこそこ活躍するだろう。もちろんそれ以上を期待してはいけない。
    【F完結編】ただでさえ強力なユニットが雁首揃えているのではっきり言って使い物にならない。ウォンに引き渡して資金を貰うのが最も有意義な使用法だろう。
    (Written by 藤井 靖一&マサキ&ロンド鐘)(98.6.24)

  • シャア専用ザクII  MS系オリジナル
     第1次 第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    分類 高機動試作型MS
    全長 17.5m
    重量 56.2t
    所属 ロンド・ベル【F完結編時】
    主なパイロット ロンド・ベルMS系パイロット
    【武装・兵装・技】
    ・ヒートホーク
    ・120ミリマシンガン
    ・ハンドグレネイド
    ・ザクバズーカ
    ・シュツルムファウスト
    【設定】ザクIIの最終量産型MS-06FZをシャアの嗜好により赤く塗装した機体。通常の機体に比べ、推進剤を無駄なく有効に使える。また、シャア専用カスタムとして、燃費は悪いが恐ろしく高出力の推進剤が装備されている。ただし、推進剤の搭載量は通常の機体と変わらないので、力量のないパイロットだと一瞬で推進剤を使い果たし、新しい星となるのが関の山。
     なお、シャア自身がこの機体に乗ったという史実はなく、F完結編オリジナルの設定となっている。正式名称はザク改改になるとか。
    【F完結編】シナリオ「無限力イデ伝説」で、ポイント(10,47)の地点にバーニィを待機させ(機体は何でもよい)、そのままマップをクリアする事でバーニィが発見する。その後のインターミッションでニナとクワトロとでファンにとってはたまらない会話を交わしてくれる。その後名目上はバーニィが譲り受けるが、やはりクワトロを乗せたい所。なお肝心の能力はと言うと、なんと普通のザク改の能力に、移動力と運動性を3倍しただけのもの。まあ隠しユニットだから出来る事とは言え、ここまでやられると逆に気持ちいい物がある。このため、機動性は抜群だが、攻撃力が低いので使っていくのは少々辛い。だが、ファンにとっては入手出来る事に価値があるのだ。
    (Written by マサキ)(98.7.12)

  • シャイニングガンダム  機動武闘伝Gガンダム
     第1次 第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    分類:第13回GF用モビルファイター“ガンダム”
    形式番号:GF13-017NJ
    頭頂高:16.2m
    本体重量:6.8t
    最大加速重量:15.5t
    バトルポイント・力:19.91(19.91←バトルモード発動時)
    バトルポイント・速さ:18.86(27.86)
    バトルポイント・攻撃力:22.18(33.04)
    バトルポイント・守備力:18.31(14.02)
    バトルポイント・索敵能力:10.17(11.06)
    バトルポイント・適応能力:19.11(14.11)
    バトルポイント・総計:117.54(120.00)
    装甲素材:ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材、レアメタルハイブリット多層材
    エネルギー:熱核融合炉
    分離形態:コアランダー、シャイニングガンダム
    スーパーモード発動後形態:シャイニングガンダム(S)
    所属:ネオジャパン
    主開発者:ミカムラ博士
    主なパイロット:ドモン=カッシュ
    【武装・兵装・技】
    ・バルカン
    ・シャイニングショット
    ・ビームソード
    ・シャイニングストライク
    ・シャイニングフィンガー
    【原作】ネオジャパンが第13回ガンダムファイト用にドモン=カッシュに提供したガンダム。操者ドモンの東方不敗流格闘術・剣術を完全にトレース出来る武芸百般のMF(モビルファイター)である。固定武装は牽制用の頭部バルカン砲・胸部マシンキャノン2門・アームプロテクターに仕込まれた小型ビーム砲(シャイニングショット)4門・左サイドアーマーに装備された日本刀型ビームソード(シャイニングソード)大小2本。これら武装の攻撃力が大して高くないことからも分かるように、シャイニングガンダム(に限らずMFは概ねそうだが)は専ら四肢を用いた格闘戦を得意としており、キング・オブ・ハートの称号を持つドモンの能力を100%発揮できるように調整されている。レギュレーションによって従来のMS(モビルスーツ)のような高出力火器が装備されていない代わりに、MFは多種多様な必殺技を繰り出すことによりファイトを展開していく。シャイニングガンダムにも”シャイニングフィンガー”という、高出力エネルギーの奔流をまとった掌で対戦MFの頭部を捕らえ瞬時に破壊するという必殺技が備わっている。他国のMF同様、基本装甲材質はガンダリウム合金スーパーセラミック複合材(要所にはレアメタルハイブリッド多層材)製であるが、シャイニングフィンガーを使用する拳部分には液体金属が使用されている。
     第13回大会におけるネオジャパンは、ガンダムファイト優勝と同時にデビルガンダムの捕獲、もしくは破壊という目的を持っていた。そのためシャイニングガンダムには通常のMFとは異なり、対デビルガンダム戦を考慮した特殊変形機構が備わっている。通常戦闘形態のNM(ノーマルモード)・フェイスマスク及びアームプロテクターを展開した、シャイニングフィンガー使用形態であるBM(バトルモード)・そしてシャイニングガンダムの真の姿と言えるSM(スーパーモード:詳細はロボット大鑑シャイニングガンダム(SM)参照)の3形態である。元々パワー・スピード等の基本性能に優れるバランスの取れたMFではあるが、自己再生・自己増殖・自己進化の三大理論機能を誇るデビルガンダムに対抗するべく、このような変形機構を備えているのである。またネオジャパンが独自に開発した感情エネルギーシステムを搭載しており、搭乗者の感情(主に怒り)をエネルギーに転化することが出来る。そのため搭乗者の精神的熟練度が増せば、機体出力を増大させることが可能となるのである。このシステムは後継機であるゴッドガンダムのエネルギーマルチプライヤーへと発展していくこととなった。
     基本設計及び製作はネオジャパンガンダム開発局のミカムラ博士が担当した。しかしシャイニングガンダムとアルティメット(デビル)ガンダムの上半身部分が非常に酷似していることから類推するに、おそらくベースとなったコンセプトモデルが存在し、両機共にそこから派生したMFであろうと思われる。
     物語前半の主役メカということで、本編第1話より登場。ドモンの「出ろおおおっ! シャァァァイニングガンダァァァァァム!!」の呼び声と共に指パッチンを合図に登場したシャイニングガンダムは、ある意味衝撃的であった。純然たるスーパーロボットならいざ知らず、仮にも”ガンダム”の名を冠したロボットが呼ばれて飛び出てジャジャジャジャン(笑)である。この時点で「アカンわ、これ」となったか「くー! 超燃えるぜ!!」となったかで、その後のGガンに対するノリ具合が決まったとも言えるだろう。
     そして最も衝撃的だったのが、ガンダム通しの1対1のファイトが描かれたことだということは、もはや事さら強調するまでもない。いわゆるリアルロボット系に属する作品の戦闘シーンは、戦争という舞台設定が大半のためか、多数対多数の集団戦という形式で描かれることが多い。そのためややもすると混戦めいた状況下での描写を余儀なくされ、キャラクタードラマ・ロボットアクションが散漫になる傾向が時として見受けられる。Gガンの場合、ガンダムの名を冠していると言えどもその実状はスーパーロボット系に近い位置にあり、劇中の描写からもその点は明白である。1対1のファイトを毎話の軸として1話完結性を高めると共に、物語の根幹要素であるデビルガンダムによって各話に一貫性を持たせた構成は、連続物であるTVシリーズのアニメーションにおいて非常に理想的な手法であったと言える。
     更に特筆すべきは劇中におけるファイトの演出である。Gガン放映当時継続中であったサンライズ製作の勇者シリーズや前年まで放映されていたエルドランシリーズのみならず、過去のスーパーロボット(に限らずリアルロボットも含まれる)作品の多くは、多少の差こそあれ剣や銃といった系統のお約束とも言える定番武器を使ったロボットの戦闘シーンを描いてきた。しかしGガンにおける戦闘シーンの描写は、MFの四肢を用いた格闘戦が中心である。勿論MFにも剣や銃等の携帯兵器は装備されているが、それらはあくまでも付随的な要素に過ぎない。Gガンを揶揄する人の中には「所詮ガンダム通しの殴り合いだ」という意見を持つ者もいる。ある意味それは正解だが、その殴り合いをするロボットを扱った作品は、膨大な数を誇るロボットアニメに比してかなり希少な存在である。ましてそれをリアルロボットの雛形たるガンダムの名を冠した作品でやってしまったのだからエライ事である。だが剣や銃を使った無難な演出やリアルロボット作品に多々見られるコクピット内での罵り合いながらの戦闘シーンに食傷ぎみであった者にとって、Gガンが見せたロボット同士の殴り合いはシンプルであるが故に実に新鮮であった。そこには相手を一刀両断にする必殺剣も全てを吹き飛ばす大出力ビーム砲も存在しない。だが地味であるどころか、かつてない程のパワーに満ち溢れたガンダムファイトは、ロボットの素手による肉弾戦が如何に燃えるものであるかを改めて証明してくれたのである(この路線は後の「勇者王ガオガイガー」へと受け継がれる)。
     このようにGガンの第1話はあらゆる意味で衝撃を与えてくれたが、この第1話でシャイニングガンダムは主役メカとしては異例とも言える煙幕弾を使用している。やはり卑怯っぽいと思われたのか、以降のファイトで使用されることは無かったのだが。ちなみにこの煙幕弾は御丁寧にも白・青・赤のトリコロールカラーで塗り分けられ、如何にも主役メカっぽいオプション具合が炸裂していたのだった(笑)。逆にオプションとして劇中で何回か登場したのがコアランダーである。コアランダーとは一部のMFに装備されている着脱式可変走行車(?)で、パイロットであるガンダムファイターの脱出装置兼移動手段として使用される。コクピット内部は各国共通レギュレーションになっており、搭乗定員は2名である。またMF本体とは別にエネルギーをプールしているため、MFがエネルギー切れになった場合、プールされたエネルギーを本体に回して一時的に稼働させることが出来る(TV版第24話参照)。シャッフル同盟のMFを始めとしてプラモデル化されたMFには概ね装備されていたものだが、印象に残る程度に劇中に登場したコアランダーはシャイニングガンダムのもの位である。どの道プラモデル化の際のウリ的な要素に過ぎず、劇中での存在意義も希薄であったため、出番があまり無かったのは当然と言えよう。上記データに記載されているバトルポイントもプラモデル化の際の付随的要素に過ぎず、劇中での明確な意義も無かった点ではコアランダーと同じであると言える。ちなみにバトルポイントとはMFのスペックを6項目の評価基準で示したものであるが、初期設定ではレギュレーションにより総計120ポイント以下に収めることが義務付けられていた。しかし後発のマスターガンダムやガンダムシュピーゲル等はあっさりと120ポイント以上のスペックを誇っていたので、どうやらこの設定は黙殺されてしまったようである。
     シャイニングガンダムがドモンの合図で出現することは前述した通りだが、本当にいつでもどこでもどんな状況でも登場してくるため放映当時、ドモンとレインがファイト前にあらかじめ仕込んでおくのではないか、とまことしやかにファンの間でささやかれたものである。実際、地中・水中・空中はおろか、果ては自由の女神像(TV版第2話参照)からでも問答無用に登場してくるので、相当に高性能な追尾機能が装備されているものと思われる。
     ドモンの愛機として幾多のファイトを繰り広げてきたシャイニングガンダムだが、レインファンにとってはTV版第13・21話において、レイン自らがシャイニングガンダムに乗り込んで戦ったエピソードが印象深いことだろう。どうしてもレインのファイティングスーツ装着シーンにばかり目が向けられがちだが、なよなよっとしたシャイニングガンダムの姿は苦笑ものである。操縦者の特性が如実に反映されるMFらしい演出だと言えよう。
     物語前半のサバイバルイレブンを闘い抜いてきたシャイニングガンダムであったが、ロボットアニメ恒例の命行事(笑)である主役メカ交代劇により、遂にその使命を終える時がやって来る。放映開始以来あらゆる意味で衝撃的であったGガンは、この主役メカ交代劇においても印象深い演出を3つ見せてくれた。まず1つ目が”前半の主役メカであるシャイニングガンダムに、有終の美を飾る舞台を用意した”とうことである。具体的にこれは第23話での対デビルガンダム戦を指す。リアル・スーパーに関わらず、ロボットアニメの主役メカが交代(もしくはパワーアップ)する場合、旧主役メカが性能的に劣ってきたため交代、あるいは強力な敵ロボットに破壊されたため交代、というパターンが大多数を占める。シャイニングガンダムもこのパターンに当てはまるのだが、特筆すべきは破壊される前に(一時的とは言え)デビルガンダムとの決着をつけたということである。これは旧主役メカとしてシャイニングガンダムが、Gガンの物語の中で起承転結を全うしたことを意味する。一見物語の流れの中で必然と見られがちなこの展開だが、一般的なロボットアニメではなかなかこうはいかない。通常ならばデビルガンダムに完膚無きまでに叩きのめされて新主役メカ、ゴッドガンダムに交代という無難な線に落ち着いてしまいがちだが、敢えてそこから脱却せしめた今川泰宏総監督以下、制作スタッフの手腕は賞賛に値する。
    2つ目に評価すべき演出は、”シャイニングガンダムの戦闘データをゴッドガンダムに移植した”ということである。一般的なロボットアニメにおいて、旧主役メカと新主役メカとが直接的な接点を有していない場合が時として見受けられる。これを抽象的な表現で例えるならば、旧主役メカの魂が新主役メカに受け継がれていない、ということを意味する。華々しく登場した新主役メカの陰で、表舞台から退いていく旧主役メカに哀愁を感じる者にとって、第24話で描かれた戦闘データの移植シーンは何らかの感慨を与えたに違いない。そう、シャイニングガンダムの魂はゴッドガンダムの中で生き続けるのである。この辺りは第25話でのドモンの「俺とお前(シャイニングガンダム)とゴッドガンダムは正に三位一体!」というセリフからも感じ取れることだろう。これは同時に制作スタッフのシャイニングガンダムに対する愛着を表したセリフでもあるのだ。
     そして3つ目に評価すべき演出は、”2代目OPにおいてシャイニングガンダムを登場させた”ということだろう。リアルロボット系アニメのように、新主役メカ登場後も引き続いて旧主役メカが劇中に登場するなら、2代目OPにおいてもそのまま登場し続けることは別段おかしいことではない。しかしシャイニングガンダムの場合、第24話でマスターガンダムに破壊されて以降、劇中での登場シーンは一切存在しない。後半に登場しないMFを何故2代目OPに登場させたのか? その答えは以下の今川監督自らの御言葉から伺い知れることだろう。「あのとき(第24話)一番やりたかったのは、ドモンが去って行った後にシャイニングガンダムが腹にマスターガンダムの腕を突き刺したままドモンを見送っている、ああいう絵が欲しいってことだったんです。やっぱりメカを物として扱って、一躍ヒットしたのがガンダムって作品ですよね。そこがファーストガンダムの新しいところだったんでしょ。でも、それを追い続けるからだめなんだなって思っちゃったんですよ。あのドモンを見送るシャイニングガンダムはキャラクターなんだと、あれが生きているように見えて欲しいなって思ったし、メカに対する愛着みたいなもの、そういう絵がほしいな、と。馬鹿馬鹿しい話かもしれないけど、やっぱり自分達が半年間描いてきて、闘わせてきたメカっていうものには、例えアニメでも愛着も移ります。だから2代目オープニングにシャイニングガンダムが登場する訳なんです。」ダイナミックな演出で定評のあるGガンだが、このような細やかな配慮が随所に織り込まれているからこそ、只の大味なアニメに陥らずに済んでいるのである。2代目OP中で、夕日暮れなずむギアナ高地で腹にマスターガンダムの腕を突き刺したままたたずむシャイニングガンダム(おそらく作画は佐野浩敏氏)とそんな愛機の姿を見つめるドモンの後ろ姿は、たまらなく絵になる光景である。このシーンに熱い魂の涙を流したGガンファンも多いことだろう。正に燃えるツボを心得た今川節が炸裂した名シーンであると言える。
    シャイニングガンダムは主役メカということもあって、Gガンのメインメカニカルデザイナーの大河原邦男氏により、幾つもの準備稿を経てデザインされた。ちなみにこの準備稿デザインの1パターンが、TV版第48話の回想シーンにウルベ用のガンダムとして登場している。やはり従来からの宇宙世紀ガンダムから脱却するのはかなり困難であったようである。日本らしさを醸し出すために随所にそれらしい意匠が施されているが、詳細はSMの項を参照されたい。デザイン的に他国の個性豊かなMFと比較するとかなりオーソドックスではあるが、後発のゴッドガンダムより格闘メカらしさを感じさせるものがある。
    Gガンという作品の性質上、マーチャンダイジング(商品展開)の側面も見逃せない。Gガンはガンダム生誕15周年記念作品ということもあって、様々な商品が発売された。特にシャイニングガンダムは食玩からガレージキットまで商品数が多い。その中でも注目アイテムは、1/60スケールのプラモデルだろう。平成ガンダム4作品の旧主役メカの中で、唯一ビッグスケールで商品化されたアイテムとしてチェックしておきたい。
    【第2次G】参戦は物語中盤のシナリオ「敵か味方か!? 謎のガンダム」、もしくは「驚異!! 究極ロボ ヴァルシオン」から。HP・装甲共にガンダム系ユニット(で括るのは良くないかもしれないが)の中ではトップクラスを誇るため耐久力はかなりのもの。また武装・技共に全て近接攻撃のみで一切の遠距離攻撃を持たず、その高い攻撃力と移動力を活かしての一撃必殺&一撃離脱戦法を得意とする(まるでサーバインのようだ)。なお今作の気力は200まで上限があるため、パイロットのドモンに「気合」をどばどば使わせてから戦闘すれば大概の敵は一撃で破壊される。誰もが切り込み隊長として使用する戦法が一番多いのではないだろうか。消費EN5のシャイニングストライクの改造はオススメである。特殊能力として分身を備えているが、シャイニングンダムが本編アニメ中で分身したことは一度も無い。ゴッドガンダムの分身に倣ったのだろうか? ちなみにユニット能力をフルパワーアップすると、Iフィールドジェネレーターが追加装備される。
     シナリオ「謎の戦士 シュバルツ」では原作第13話ばりのシチュエーションで、レインがシャイニングガンダムを操縦する。このシナリオでのシャイニングガンダムは何故か初期能力での出撃となるので、それまで改造を施していた人は同じ感覚で戦うと痛い目を見るので要注意。NMのシャイニングガンダムの出番はこのシナリオまでで、イベントでSMへとパワーアップする。一旦SMになるともう二度とNMに戻ることはない。NMの参戦期間はSMと比較するとかなり短めである。
    【新】参戦期間は地上編第8話「ガンダムファイト」から第31話「明鏡止水」まで。相も変わらずガンダムではトップクラスのユニット能力を誇り、ドモンの能力値も近攻撃を始めとして非常に優秀であるため、地上編の中核的存在の一機として活躍できる。
     今作からシャイニングショットが追加されたため、中距離攻撃も可能となった。が、ゴッドガンダムにはシャイニングショットの改造データが引き継がれないので、資金をつぎ込んだ人は泣きを見る(笑)。シャイニングフィンガーの射程が1〜2と遠距離攻撃扱いになってしまったため、ドモンの高い近攻撃能力が活かせず残念である(それでも充分強力だが)。必要気力・消費EN・使用回数全て無制限、しかも地形適応オールAと使える武器(技)の代名詞とも言えるシャイニングストライクを改造して、シャイニングフィンガー代わりに使用している人も多い。
    【F】今回はリアル系とスーパー系とでは参戦時期が若干異なる。本格的に参戦するのは物語後半のシナリオ「アデレード奪回(前)」以降から。それまでの期間は、リアル系の場合3シナリオのスポット参戦、スーパー系の場合は第3話「特訓! 大雪山おろし」から中盤のグラン・ガラン救出イベントまでのかなり長い期間参戦し、以降しばらく戦列を離れる。という訳でリアル系のGガン愛好者は、主人公タイプの選択で大きく頭を悩ますこととなる(笑)。
     今作における旧作からの最大の変更点は、何と言っても対空戦闘力の弱体化が挙げられるだろう。格闘系に属する武器・技全てが対空攻撃不可能なので、ミノフスキークラフト入手まではひたすら陸戦担当ユニットとなる。ユニット能力的には全般的に優秀な部類に入るため、特にスーパー系では序盤の貴重な戦力として重宝するだろう。しかし本格的に参入する頃には敵ユニットも強力になり、ドモンの能力が『新』の頃より低下しているため、主戦力に組み込むにはそれ相当の愛が必要となってくる。基本を押さえた改造は言うに及ばず、対空能力付加及び運動性・移動力上昇のために、ミノフスキークラフト&ファティマといった豪華な強化パーツを装備してやれば、ある程度は使えることだろう。
     ちなみに今回レインがシャイニングガンダムに搭乗するシナリオは「DCの陰謀」。ファイティングスーツ装着シーンのデモが見られる他にも、気力が溜まればレインがオリジナルの前口上付きでシャイニングフィンガーを使用することも出来るのでファンならば必見。
     なお今作のシャイニングガンダムは戦闘時の一画面分のカットイングラフィック&戦闘BGMを2曲保持する唯一のユニットであるため、それらのためだけに使用している人も多い。
    余談だが、スーパー系第5話終了後のアムロとレインの会話から、シャイニングガンダムは戦艦内に格納されていないことが発覚する。その際レインから、ドモンが呼べばやって来るということを聞かされたアムロが「万丈君のダイターン3のようだ」と漏らす一幕もあった。それにしても艦内にいないのなら、メンテナンスは一体どうしているのだろう。わざわざレインが艦外に出てメンテしているのだろうか?
    【F完結編】F91、νガンダム等の上位機種が続々と参入してくるため、使い続けるにはかなりの根気が必要となってくる。ただ序盤戦は宇宙マップのため、宇宙での地形適応Aを活かすことが出来るかもしれない。前作では切り払いの対象にされていたシャイニングフィンガーが今作では切り払い不可に変更されたため、若干使い易くはなっている。しかし攻撃力が高いとはいえ、一人乗りのスーパーロボット(?)で必要気力130というのはあまりにも酷である。マップ兵器が充実してくる今作では、条件を満たす前に戦闘終了してしまうことが大半だろう。プレイヤーによっては倉庫の肥やしとなる可能性大である。ただ中盤のギアナ高地での2マップは強制出撃となるため、無改造の場合かなり辛い状況に追い込まれる。またドモンのレベルがそのままゴッドガンダムの戦闘力に反映されることを考慮すると、ある程度は出撃させておいた方が無難だろう。
    シナリオ「ギアナ高地の修行」終了後に煙を吹いて(笑)稼働不能状態に陥ったため、全戦闘データ(ついでに改造データも)をゴッドガンダムに引き継いで役目を終える。出来ることなら原作同様、ゴッドガンダムと手に手をとって見つめ会いながら、データ移植をしてほしかったところである。
    (Written by 藤井 靖一&せんざき&シャイニングフィンガー)(98.8.4)

  • シャイニングガンダム(SM)  機動武闘伝Gガンダム
     第1次 第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神  F F完結編

    分類:第13回GF用モビルファイター“ガンダム”(スーパーモード)
    形式番号:GF13-017NJ
    頭頂高:----m
    本体重量:6.8t
    最大加速重量:15.5t
    バトルポイント・力:19.90
    バトルポイント・速さ:46.77
    バトルポイント・攻撃力:52.48
    バトルポイント・守備力:19.90
    バトルポイント・索敵能力:19.90
    バトルポイント・適応能力:19.90
    バトルポイント・総計:178.85
    装甲素材:ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材、レアメタルハイブリット多層材
    エネルギー:熱核融合炉、感情エネルギー
    分離形態:コアランダー、シャイニングガンダム
    スーパーモード発動前形態:シャイニングガンダム
    明鏡止水覚醒後形態:シャイニングガンダム真スーパーモード
    所属:ネオジャパン
    主開発者:ミカムラ博士
    主なパイロット:ドモン=カッシュ
    【武装・兵装・技】
    ・バルカン
    ・シャイニングショット
    ・ビームソード
    ・シャイニングストライク
    ・シャイニングフィンガー
    ・シャイニングフィンガーソード
    【原作】シャイニングガンダムの最強にして本来の姿。それがこのスーパーモード(SM)である。ドモンの怒りの感情が頂点に達した時に発動し、攻撃力・機動性を始めとする諸能力が大幅にアップ、最強必殺技であるシャイニングフィンガーソードが使用可能となる。本編アニメでの初登場はTV版第6話。ストーリーの展開上デビルガンダムはまだ登場させられないため、デビルガンダムの幻覚を使ってドモンのファイターとしての適正を試す、という凝ったシチュエーションでの初登場であった。このエピソードにおいて、SMを発動させてシャイニングガンダムの真価を引き出すことが可能なファイターは、兄キョウジへの復讐を誓ったドモンただ一人であることが証明されたのである。第6話以降毎回SMに変形していた訳ではなく、デビルガンダムが背後に絡むファイトの場合にSMになることが多かった。NM(ノーマルモード)と比べると随分と登場回数は少ないのだが、ストーリー上重要なシーンで登場してくるため、NM以上に存在感があったといっても過言ではない。
     SMが発動した際には、腕・脚部アーマーの解放によるブースターエンジンの露出、接地安定性向上のための足首パーツの展開、マグネットコーティング発生のための肩アーマーの解放、頭部パーツの展開、そしてフェイスマスクオープンといった変形が行われる。これは排熱効果をアップさせると同時に機体を一回り大きく見せる効果があり、対戦相手への威嚇を行う心理的影響をも考慮された変形なのである。特に顔はいわゆるガンダム顔が歌舞伎の”暫”のように変形し、なかなかにインパクトが大きい。ちなみにこのモードが発動した時のドモンのファイティングポーズはほとんど特撮もののノリで、非常にマネがしにくい(笑)。また怒りのSMの状態ではファイティングスーツが真っ赤に染まってドモンの表情も野獣同然となり、その姿はとても主人公のものとは思えない程である。
     しかしこのSMは言い換えれば怒りにまかせたパワーアップ形態であるだけに、ドモンの心から冷静さが失われており、そこを東方不敗に突かれて幾度と無く窮地を迎えてしまうことになる。己れの意思で自在にSMが使いこなせるように、ドモンはギアナ高地で修行を開始する。シュバルツから明鏡止水の境地を会得することが真のSMを発動させるカギとなる、と教えられたドモンではあったが、遅々として進まぬ修行に苛立ちを募らせる一方であった。シュバルツの荒療治によって明鏡止水の境地を掴みかけたものの、マスターアジアの挑発にのってまたもやドモンは怒りのSMで闘ってしまう。危うくマスターに止めを刺されそうになるが、シュバルツが身を挺してドモンを庇ったことで正気に戻り、遂に明鏡止水の境地を会得する。そして怒りの感情に頼らぬ真のSMの発動に成功したのであった。怒りのSMとは違い、真のSMは全身が黄金に輝き戦闘力も比較にならない程に上昇している。その凄まじいパワーたるや、一撃でデビルガンダムやマスターガンダムを倒す程である(が、その次の回で破壊されてしまう(涙))。
    搭載されている感情エネルギーシステムにより、本来ならばシャイニングガンダムは怒りの感情でしかSMを発動させられないはずである。このことは劇中でもカッシュ博士がミカムラ博士に指摘した描写がある。しかしシュバルツは明鏡止水の境地においてこそSMの真価を発揮できるということを知っていた。開発者ですら知り得なかった機体性能を何故シュバルツが知っていたのかは謎である。キョウジがガンダム開発局の局員であったため、その当時から感情エネルギーシステムについて研究していたのかもしれないが。
    シャイニングガンダムは日本らしさを意識してデザインされているが、NMよりもこのSMの方が日本的要素が如実に表れていると言える。どの辺りが日本らしいのか今一つ分からない人は、サントラCD5内の大河原邦男氏書き下ろしのSD武者シャイニングガンダムを見てみよう。想像以上に歌舞伎の衣装や鎧武者の装飾等がうまくデザインに盛り込まれていることが分かるだろう。さすがは大御所、ベテランデザイナーといったところであろうか。変形機構等のギミック面も含めて、ある意味ゴッドガンダムのハイパーモードよりもインパクトがあると言えるかもしれない。
    【第2次G】今作においては原作のシチュエーションと少々異なり、ドモンが明鏡止水の境地に会得したことによりSMが発動する。以降終盤でゴッドガンダムに乗り換えるまで、シャイニングガンダムはSMのままでNMに戻ることはない。
     この形態になるとHP・装甲・移動力がアップし、スーパー系顔負けのかなり強力なユニットと化す。特に移動力はゲッターライガー、ゴッドガンダムと並んで陸上ユニット最速の10を誇るので、思う存分敵部隊を引っ掻き回すことが出来る。ユニット能力をフルパワーアップしてIフィールドジェネレーターを装備しておけば対MS戦での生存率が飛躍的に向上するので、前線に投入するならば是非ともフル改造しておきたいところである。ちなみに装甲値がゴッドガンダムより上だったりするが何故なのだろう?
     武装面ではビームソードが削除された代わりに、SMでの最強必殺技シャイニングフィンガーソードが追加される。またバルカン・シャイニングストライク・シャイニングフィンガーの攻撃力もアップするが、その分EN消費量も増加するため要注意。
    ゴッドガンダムに戦闘データを移植する際、ドモンが「そうか・・・シャイニングガンダム・・・よくやってくれた・・・ありがとう」と語りかけるシーンがある。原作とはシチュエーションが違うとはいえ、共に闘ってきた愛機に対しての労いの言葉としてGガンファンには感慨深いものがあるだろう。ゲームオリジナルのシャイニングガンダムに対しての幕引きとして趣き深いセリフと言える。シナリオ担当のセンスに拍手である。
    【新】登場シナリオは地上編第27話「最強最悪デビルガンダム」、第31話「明鏡止水」の2マップのみ。今回はマスターアジア絡みのイベントユニットとして登場する。移動力が8→9になり、シャイニングフィンガーソードが使用可能になる以外はNMと基本的に変わりはない。なお今作ではドモンがなかなか明鏡止水に目覚めないため、SMの出番は非常に少ない。もっともNMでも充分強力なので、SMになれないからといって別に困りはしない。
    【F完結編】今回も完全なイベントユニット扱いである。登場シナリオは「ドモンの危機!! スーパーモード発動!?」、「ギアナ高地の修行」の2マップのみ。NMより運動性と限界反応が向上し、シャイニングフィンガーソードが追加されるのだが、何故かシャイニングフィンガーの攻撃力が低下してしまう。一体どうして? 更にグラフィックがNMより少し小さいため、やや迫力不足である。更に止めはせっかく真のSMが発動したにも関わらず、イベント後はNMで闘わねばならないのである。何だかシリーズが進むごとにSMは冷遇される方向に向かっている気がしてならない。
    出来れば『F』の仙台でのイベントからSMが使用できていれば、シャイニングガンダムも少しは主戦力に組み込めたかもしれないので、少々残念である。
    (Written by 三田門人&藤井 靖一&シャイニングフィンガー)(98.8.4)

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