キャラ名鑑(ま)
 キャラクター名鑑 ま行
  (マーベット・フィンガーハット〜マンデラ・スーン)

(あ行)/(か行)/(さ行)/(た行)/(な行)/(は行)/(ま行)/(や、ら、わ行)

(ま)/(み)/(む、め、も)



  • マーベット・フィンガーハット 機動戦士Vガンダム
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神  F F完結編

    性別 女
    所属 リガ・ミリティア
    階級 不明
    年齢 22歳
    出身 マケドニア
    種族 地球人
    主な搭乗機 Vガンダムヘキサ、ゾロアット(白) Vガンダム
    声優 白石 文子
    【原作】リガ・ミリティアのパイロットで、地上のカミオン隊の一員。ほとんどいつも作業着を着ており、細身のスタイルに褐色の肌が剽悍なイメージを与えるが、実際には雰囲気の柔らかな女性である。彼女の乗ったヴィクトリーのコアファイターが、カサレリアへと入り込んでしまったことがすべての始まりであったといえる。
     当初は彼女がヴィクトリーの正式なパイロットだったが、ウッソという少年の出現により、彼にその座を譲ることとなる。それからは、子供に頼ってしまっている自分に疑問を感じながらも、次第にウッソのバックアップに回るようになった。
     カミオン隊と行動を共にする子供達にとっては姉のような存在。特にウッソに対しては、戦いの時もそれ以外の時も、非常によく面倒を見ており、むしろ母親的存在といった方が近いかもしれない(もっとも、ウッソの方はマーベットを女性として見ていたようだが)。同じくリガ・ミリティアに所属するオリファー・イノエとは恋人同士であり、そのつきあいは三年ほど前から続いているらしい。それだけに、オリファーが女性のみを集めてシュラク隊を結成したことをよく思っているはずもなく、メンバーに対しては嫉妬心見え見え。特にジュンコとは気が合わなかったようで、言い争いになることもしばしばであった。また、色男ぶっている(と彼女は思っているらしい)オリファー本人に対しても怒りを覚えたようで、彼の登場の後しばらくは、非常に機嫌が悪かった。しかし、戦闘中になれば素直に彼の指示に従うところは、やはり彼を心から信頼していることを意味するのだろう。
     宇宙に出てからは、ザンスカールから奪い取ったゾロアットを白く染め、それを愛機として使用するようになる。なお、そこにはザンスカールのモビルスーツを使うことで相手を混乱させようという意図が含まれており、初めのうちはそれが見事的中、戦闘中に戸惑いを見せるザンスカール兵が続出する。また、ザンスカールに潜入する際は再びゾロアットを赤くするなど、なかなかの策士ぶりも発揮している。中盤以降はさすがにゾロアットに限界を感じたか、ヘキサでの出撃が多くなり、次第にシュラク隊の先陣を務めるようになってくる。
     そんな戦いの中、彼女に記念すべき出来事が訪れた。オリファーとの結婚である。敵の目をそらすためという名目ではあったものの、戦いに明け暮れていた彼女にとっては、最高に幸せな時であったことだろう。しかし、その幸せもつかの間、ネオカタルヘナでの戦闘で、オリファーがアドラステアに特攻をかけ命を落としてしまう。怒りで必死に気を紛らわそうとする彼女ではあったが、もちろんそんなことで忘れられる程中途半端な気持ちであるはずもなく、彼女にあふれ出る涙を抑える術はなかった。だが無情にも、戦いは悲しむ暇など与えてはくれない。何とか立ち直った彼女は、オリファーの残したパイロット、オデロとトマーシュを心の支えに戦っていくことを決意する。そしてその後しばらくは、オデロとトマーシュのフォローという形で出撃するようになるが、二人を護らなければならない立場であるはずが無意識に二人を盾にして戦ってしまっている自分に気付き、再び苦悩の日々が訪れる。
     しかしそんな時、彼女の身体に一つの変化が起こる。オリファーとの子供ができたのである。新しい生命の誕生に、リガ・ミリティアの面々に希望の光が見え始める。そして、その命は戦いにも大きく影響、戦闘マシンと化していたファラが女性に目覚めるきっかけにもなった。それからは、みんなが彼女とその子供の身を案じて、後方での戦艦の護衛を任されるようになる。なお、その後彼女の機体の頭部は、オデロ達の意見により、みんなの中心となる意味も含めてヘキサのものから角のついた通常のヴィクトリーのものへと交換されている。
     最終的な戦いには特に大きな関与はしなかったものの、死亡率が極めて高かったこの戦争で生き残ることができたのは、もちろん運などではなく、彼女のパイロットとしての腕が優れていたことの何よりの証拠であろう。そして、すべてが終わったその後は、ウッソ達と共に、オリファーの眠るカサレリアへと戻っていった。

    「あの人…あなた達を私に残してくれたのよね…あの人…」

    【第2次G】能力値はそれなりにあるものの、精神コマンドのバランスがいまいちよくない。「ひらめき」は持っているのでダメージは受けずにすむが、攻撃面にやや不安が残る。決して弱いわけではないのだが、もし戦力として使い続けたいのなら、やはり最低Vガンダムクラスのモビルスーツを与えてやらないと少々辛い。素直に「信頼」や「愛」を生かしてサポートに回った方が正解かも。
    【新】シナリオ「ポイント・カサレリア」にて初登場。その後しばらくはNPCとしてカミオンに乗ることになるので、パイロットとして操作できるのはアーティジブラルタル到着後ということになる。
     能力は決して低くはないので、ヘキサあたりを与えれば充分に使っていけるだろう。ただ、「熱血」「ひらめき」といった肝心なものが欠けているため、ボスクラスのユニットを相手にするには少々力不足。「集中」を使って、まとめてザコの相手をするのが主な役目であろう。精神コマンドは完全にサポート向きなので、ホワイトアークに乗せて援護に徹するのもいいかもしれない。二回行動になれば「激励」も使いやすくなるので、ちゃんと育ててさえいれば何かしら役に立ってくれるだろう。
     原作にこだわりを持っている人のためにホワイトカラーのゾロアットも用意されているが、性能は最悪。別に敵が攻撃してこなくなるわけでもないので、どうしても乗せたければ、かなり厳しい戦いになることを覚悟した方がいいだろう。

    (Written by DARK)(02.1.1)

  • マーベル・フローズン 聖戦士ダンバイン
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編
    性別 女
    所属 ゼラーナ
    階級 聖戦士
    年齢 19歳
    趣味 禅
    出身 ダラス(テキサス州、アメリカ)
    種族 地球人(アメリカ人)
    主な搭乗機 ダーナ・オシー、ボゾン、ボチューン、ダンバイン
    声優 土井 美加
    【原作】ギブン家に与し、ドレイクと戦うアメリカ人の聖戦士。物語を通してショウ・ザマの隣で戦うよきパートナーとなる。伏し目の似合う長い睫毛と濡れた唇、たくましい眉と顎が特徴の湖川友謙美人。
     テキサス州ダラスの牧場主の娘で19歳。エ・フェラリオのナックル・ビーによってバイストンウェルに召還され、ギブン家に協力して聖戦士として反ドレイク活動に従事することになる。ここまでは物語の開始以前の出来事であるため、彼女がなぜ召喚されたか、どうしてギブン家に来たのか等の経緯はほとんど不明である(前者については、どうやらナックル・ビーは遊び半分でオーラロードを開いたらしく、後に罰を受けてコモン界に追放されている。後者についてはPSソフト『聖戦士ダンバイン』において、当初ドレイクの元でテストパイロットを務めており、後に脱走したという展開が描かれているが、これがどの程度オフィシャルなのかは不明)。
     第1話、訓練飛行中のドレイク軍AB隊を襲撃したマーベルは地上人ショウ・ザマのダンバインと刃を交える。わけもわからずとりあえず戦うといった体のショウの姿がよほど癇に障ったのか、彼女はショウの顔を見るなり「善悪の見境もなしにドレイクに手を貸すバカな男!」と罵倒する(これが彼女の初セリフである。シーラ女王といい、『ダンバイン』のヒロインは皆出会い頭がきつい)。さすがにショウもカチンと来たようだが、結局彼はこの時の会話がきっかけでドレイクの元を脱走し、ゼラーナに加わることになる。他のクルー達が多かれ少なかれ懐疑的な目を向ける中、マーベルだけは最初からショウをほぼ全面的に信頼している様子で、聖戦士の先輩として、また年上の女性としてショウをリードし、サポートしていく。当初はニー・ギブンに好意を持っており、ゼラーナに乗り組んだのもそれがあってのことだったが、戦いを経て目覚ましい成長をみせるショウを傍らで見続けるうち、しだいにショウに惹かれるようになる。またショウの方もマーベルが気になってはいたようだが、二人とも(特にショウが)その方面に不器用なためなかなか進展せず、終盤にはマーベルの方はほぼ気持ちが固まっていたにもかかわらず、とうとう最後まで「愛している」と言ってもらえなかった(元々富野作品ではこういったパートナーシップが延長された形の恋愛は成就しないケースが多いので、それを考えれば健闘した方ではある)。
     物語全体を通じて、際立って自立した大人の女性として描かれており、知的で落ち着きがあり芯の通った振舞いは土井美加氏の声と相まって人気が高かった。彼女は本作のメインキャラクターの中では例外的に、業や不幸と呼べるものをほとんど持たない人物である。トッドやバーンのように敗北感に駆り立てられることもなく(ショウの強さに劣等感と焦りを感じる場面は何度かあるが、トッドやバーンに比べればものの数ではない)、ショウやジェリルのように故郷から排斥されることもない(第32話で故郷の実家に出現した際の、マーベルの両親の応対はショウのそれとまったく正反対である。この豊かさ、大らかさがトッドの言う「西部のイモ」たる所以であろうか)。そこからくる心の余裕が彼女の落ち着いた魅力を生んでいたと考えられるが、しかし逆に言えばそれは戦いに際して背負うもの、駆り立てられるものに乏しいということでもある。それを裏付けるように、本編中戦闘で彼女が活躍するシーンというのはほとんどない。むしろショウの引き立て役として苦戦する場面の方が多く、常にショウよりワンランク以上劣る機体にしか乗ったことがないという事情を勘案してもあまり強い印象がない。またヒロインとしても、チャムの愛らしさ、シーラの神秘的なカリスマに座をさらわれた感があり、実力も魅力もあるものの終始地味な印象がぬぐえないキャラクターであった。
     太平洋上の最終決戦においてマーベルはショウ、チャムと共にショットのスプリガンを撃破するが、その隙を黒騎士に突かれて致命傷を負う。ショウを引き留めまいとする彼女はあえて傷を隠してショウを急きたて、彼が飛び去った後、誰にも看取られることなく太平洋に散った。絵コンテではラストシーン後、ショウとマーベルが共にミ・フェラリオに転生している情景があったが、尺の都合などでカットされたそうである。

    「まったく……人が慰めてほしい時は知らん顔して……」

    【EX】マサキの章シナリオ「オーラバトラー」でショウと共に味方援軍として登場する。最初の乗機はダンバイン。「気合」がないのは痛いが、能力的には十分活躍できる。が、ショウがあまりにも強いため目立たないことが多い。
    【第4次(S)】シナリオ「浮上」において登場。最初の乗機はボチューンで、以降これが定着する。登場時は聖戦士ではないため、レベル上げが面倒な人はそのままベンチウォーマーにしてしまうこともある。使うつもりなら妖精の「幸運」等を駆使し、聖戦士技能を覚えるまで急いで育ててしまうのがいいだろう。また今回も「気合」がないので、同乗させる妖精はベルがお勧め。ダンバインではやや辛いが、サーバイン(ズワウス)かライネックを手に入れた後ならショウとツートップを張ることも十分可能。エンディングによればショウは終戦後シーラの下で働いているそうだが、ひょっとして別れたのだろうか。
    【F(完結編)】シナリオ「アデレード奪回(前)」にて、味方増援でロンド・ベルと合流。前二作に比べると大きく格落ちし、愛がなくては使えないパイロットの一人になってしまった。ダンバインやボチューンではとても前線に出せないが、ショウをビルバインから降ろしてまで彼女を使う、という人もあまりいないだろう。トッドを仲間にするためには彼女の説得が必須となるので、あまり育てていないと辛い目を見る。恋愛補正が出るところを見ると今回はショウとラブラブらしい。

    (Written by 狼牙神&nn76015&Gemma)(02.1.1)

  • マウアー・ファラオ 機動戦士Zガンダム
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別 女
    所属 ティターンズ
    階級 少尉
    出身 地球圏
    種族 地球人
    主な搭乗機 ガブスレイ バイアラン
    声優 榊原 良子
    【原作】ティターンズ所属の少尉。南米ジャブローにいたが、エゥーゴに攻撃されてガルダに乗って脱出する。このときガルダは定員オーバーで人が群がって乗艦を争っていたが、そんなことはお構いなしにタラップにいた人を振りほどくようにしてガルダは出発した。その際、「なんだか知らないけどやたら気合い入って生き残ろうとしていた奴」(と思ったに違いない)を引っ張り上げて助ける。そいつがジェリドだった。
     その後、助けたジェリドと共にどういう経緯でか、シロッコのドゴス・ギアに配属される。そこで、変形MSのガブスレイを与えられてシロッコのテストを受ける。シロッコの駆るメッサーラと互角に渡り合うほどの腕の持ち主で、はっきりいってジェリドよりは格が上であった。
     そんなところをあの「使える女ならモノにして利用する」男・シロッコが見逃すはずはなく、新型MSガブスレイを与えられたのに十分な戦果を挙げられず負傷ばかりを繰り返すジェリドを後目に、「私の所に来ないか」と再三モーション(?)をかけられた。初めは彼女もジェリドがシロッコに対してどう出るかを観察し、天秤にかけているようなところがあったが、冷静に対応したジェリドの様子を見て「こいつに賭けても大丈夫」と判断したのか、ジェリドについていくことにした。もともとジェリドの持っている「世界を変えることができる」パワー(運の良さと強引さ)には魅力を感じており、冷静に対応できる所を見て、そのパワーを信じてもいいと判断したのだろう。もっともジェリド自身はそんな崇高なことを考える奴ではなかったが、彼女もそれを承知した上で、そのサポートにまわろうとしたのである。それは、彼女の愛であると共に自身の野望達成のためでもあった。とにかく、「ちょっとおバカだけど秘められたパワーのある男」のサポートに徹することで「賭け」に出たのである。
     かくして負傷したジェリドと共に「アポロ作戦」後もフォン・ブラウンに残り、シロッコの麾下から外れる。その後ジャマイカンのMS部隊への編入を願い出るが、あっさり却下。そのままアレキサンドリアに同乗してゼダンの門に帰還するが、ブリッジに直撃を受けて戦死したジャマイカンの代わりに艦長に就任したガディにジェリドと共にアレキサンドリアのMS部隊に呼び寄せられた。こうして再びジェリドと共に戦場に出ることになった彼女は、ジェリドへの気持ちもはっきりと口に出すようになっていた。
     しかし、陽動作戦のあとの待ち伏せでアーガマをしとめ損ない、Zガンダムの放ったジェリド機への直撃弾を身代わりになって受け止め、ガブスレイと共に爆死する。
     蛇足ながら、彼女のキャラクターは視聴者が男か女かによって評価が微妙に分かれると思う。男から見れば「男を立てるけなげな人。嫁さんにしたい人」であり、女からみれば「バカな男に惚れ込んでしまったせいで、そいつより有能な自分をダメにされたかわいそうな人」であろう。ちょっとしたキャラに、作り物っぽくない「リアルな」女心の描写なんかが織り込まれている。それが『Zガンダム』という作品の奥深さなのである。

    「守ってみせるって言ったろう、ジェリド……」

    【第2次】第15話「激闘!ジュピトリス」のみに登場。バウンド・ドッグに乗って現れる。もちろんジェリドも一緒である。このシナリオではシロッコやロザミアがおいしいところを持っていくので、はっきりいって目立たない。 【第2次G】シナリオ「激闘!ジュピトリス」にのみ登場。ジェリドと共にバウンドドッグで出撃してくる。原作の雰囲気を残してシロッコ、サラと共に登場するのはいいのだが、その分印象が薄くなってしまっている。バウンドドッグ自体が堅い以外は特徴のない機体なので、それほど苦戦しない。
    【第3次】シナリオ「宇宙へ」にのみ登場。もちろん乗機はガブスレイ。以降もゲームでは大抵ジェリドよりも能力もレベルも下に設定されている。これはスタッフが「男の視点」でしか原作を見られなかった証であろうか(笑)。それはともあれ、ちゃんと会話も用意されている。
    【第4次(S)】シナリオ「宇宙へ」に増援を引き連れてバイアランで登場。会話もあり。「栄光の落日」ではドーベンウルフで最後の戦いに挑む。2回行動ができるので手強い。
    【F完結編】シナリオ「悪意のオーラ」で初登場。その後はジェリドと共に数度登場するが、一番印象的なのはシナリオ「塗り替えられた地図」の原作同様の行動である。ジェリドのバウンド・ドッグのHPが30%以下になると、ガブスレイ搭乗のマウアーはジェリドに「みがわり」をかけるのである。しかしガブスレイを先に倒してしまったり、ジェリドを一撃で倒してしまうと、イベント自体が見られなくなってしまうので、見た人は少ないかもしれない。

    (Written by ロンド鐘)(02.1.1)

  • 牧場 ひかる(まきば ひかる) UFOロボ グレンダイザー
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別 女
    所属 なし(宇宙科学研究所)
    出身 日本
    種族 地球人(日本人)
    主な搭乗機 マリンスペイザー
    声優 川島 千代子
    【原作】シラカバ牧場の経営者(の一人)、牧葉団兵衛の娘。ショートヘアで乗馬が趣味と、結構おてんばそうに思えるが、実際のところはかなりしとやかで控えめな性格である(弟の吾郎を相手にしているときはそうでもないが)。宇門大介ことデューク・フリードに淡い恋心を抱いており、彼を慕うような言動が特に前半に多々見られた。
     ひかるはエンディングで唄われている「地球の緑の若葉のために、ただ一輪の花のために」というイメージから導き出されたヒロインであり、主人公と共に戦うといった立場でなく、「護るべき平和の象徴」というポジションであった。それ故にキャラクターも古風な日本女性といった風の造形がなされている。本人は大介に淡い恋心を抱いていたが、実は、シラカバ牧場に入り浸るようになった甲児もまたひかるに淡い恋心を抱いていた(『マジンガーZ』のミサトさんに続いて家庭的な女性に弱いようである。このあたり母を早くに亡くしたために若干マザコンの傾向があるのかもしれない。彼自身の好みは家庭的な女性であるのだが、さやかに続いて後に登場するマリアに好意を寄せられたりと、本人はおてんばにもてるようである。結果として、当然のごとく登場しないさやかはどうしたんだ?という問題も出ることになり、この作品のおかげで甲児は二股だの浮気者だのといわれている)。それまでの永井豪作品(あるいは永井豪原作のアニメ)ではこういった守られるだけのヒロインは皆無といってよく(強いていえば『デビルマン』の牧村ミキがそれに当たるが、彼女とて性格はあの通りである)、先達のマジンガーヒロイン、弓さやか、炎ジュンに比べると、いささかインパクトが弱い。また物語上でも、ひかるの存在は『マジンガーZ』『グレートマジンガー』に登場したヒロインに比べれば弱いものになっている。
     そうしたイメージを払拭するため、また、本編自身の延長・強化策といった側面からも、ひかるのイメージは後半でがらりと変わる。支援機としての地球製スペイザーの登場により、ひかるにも番組上でスポットライトを浴びる機会が巡ってきたのである。第38話「ひかる、涙のドッキング」において、甲児が負傷したために大介を支援できなくなったことから苦戦する大介を助けるため、ひかるはダブルスペイザーに乗り込み(何故、ど素人の彼女が?という疑問はあるが、当時のロボットアニメはこういったいわゆるご都合主義的だがドラマティックな展開が、脚本家、演出家の手によってうまく盛り上がった時代だった。一応、不慣れという描写はされている)、みごと大介の窮地を救う。続く第39話でも活躍したことから、彼女はスペイザー操縦者として、デューク、甲児と共に戦うことになるのである。ここにおいてひかるは、さやか、ジュンと同格のマジンガーヒロインとして変身する。まさに変身であって、それまでの小松原氏描くちょっと「牧村ミキ」的おきゃんなデザインから、戦う女性といったデザインへと設定画まで変わってしまったのだ。戦戦服を身につけたひかるには、かつての健気な少女といったイメージは微塵もなくなっていた。
     しかし、これで彼女が番組のヒロインとなりえたかというと、そう簡単にはいかない。上記の変身によって「主人公と共に戦うヒロイン」という従来のマジンガーシリーズヒロインに相当するポジションを得た代わりに、それまで持っていた「平和の象徴」というポジションを完全に失ってしまい、また当初から「戦う女性」でなかった彼女が、甲児やデュークと肩を並べて戦う姿に対するファン(『グレンダイザー』は、当時のロボットアニメとしては突出して高年齢層のファンを持ち、またそれに伴うファンジン活動があった)の反発は強く、なんとプロデューサーに脅迫状が届くほど変身後のひかるは不評であった(『グレンダイザー』は女性ファンが多かったので、「大介を助けるなんて生意気」という見方が多かったようである)。更に追い打ちをかけるかのように、第四クール終了寸前の第49話において、デュークの妹グレース・マリア・フリードが登場する。典型的永井豪ヒロインであり、しかも荒木伸吾がデザインを手がけた極めつけの美少女である彼女のおかげで、ヒロインに返り咲くはずであったひかるは、ますます視聴者の眼中外となってしまった。このあたりのちぐはぐな経緯は、『グレンダイザー』という作品が(マジンガーシリーズの中では『Z』に次ぐ放映期間を誇るものの)前二作に比べ明らかに物語の展開、キャラクターの配置などで、苦肉の策を展開しながら続けていた証左ともいえる。序盤におけるデュークとの触れ合いは、確かに『グレンダイザー』という作品を体現した展開であり、ドラマとしても十分に面白い(特にひかるが大介の正体を知る第23話など は、ひかるの大介への想いが丹念に描かれている)のだが、当時『Z』『グレート』と見せられてきた視聴者にはあまりにはがゆい、いやむしろ面白くない(ことに主たる視聴者である子供達にとっては)と映っていたのかもしれない。さやかと甲児という、永井豪的男女関係がすでに示されていたという点も障害となったのかもしれない(これは大介の性格にも起因しているのだが)。ところで、実はマリアの他にも彼女には強力なライバルが存在していた。それは『グレンダイザー』と同時期に放送された同じくダイナミック作品の『鋼鉄ジーグ』に登場するミッチこと卯月美和である。『Z』『グレート』、更には『ゲッター』に『デビルマン』を含めても、ダイナミック系のヒロインは勝ち気で勇敢だが、やはり戦線にあっては基本的に足手まといであり、主人公と同じように戦いながら常に助けられる立場であった。しかしビッグシューターを操るミッチは、宙=ジーグが力を発揮するためには必須の存在であり、明確な役割分担を果たすことで「なくてはならない主人公のパートナー」というポジションの実現を果たした、当時のロボット物としては最も成功したヒロインといえた。同時期に彼女のようなロボットアニメヒロインがいたことも、ひかるにとっては大きなマイナス要因といえる(本放送当時、『鋼鉄ジーグ』は土曜、『グレンダイザー』は日曜放送と、ダイナミック系ロボットアニメを連日で観ることになっていた)。
     これに加えドラマ性にウエイトを置いていた『グレンダイザー』では、デュークフリードとベガ星連合側の女性とのドラマも多く、中でもかつての恋人・ナイーダと、婚約者・ルビーナ姫の登場と死は強烈な印象を残し、ひかるというキャラクターの力では、彼女らを差し置いて「デュークの恋人」のポジションを獲得することはほぼ不可能であった。  こうして彼女は、当初の「平和の象徴」としてのポジションでは印象が薄く、次の「戦うヒロイン」としては視聴者の共感を得られない上にマリアというライバルキャラクターのインパクトに完全に食われ、最後に残った「主人公の恋人」のポジションも並み居る強力なライバルキャラクターに勝るだけの要素を持ち得ずと、検討された方向性のすべてにおいて十分な成果を上げることができなかった。結果としては失敗したヒロインといえるのであるが、これも視聴者の反応の予想が立て難かったロボットアニメ黎明期の試行錯誤の産物ということができる。
     余談ながら、ちぐはぐな彼女の前半と後半のイメージを合体させたのが、同じく小松原氏がキャラデザインした『マグネロボ ガ・キーン』のヒロイン・花月舞である。舞はヒロインとして大いに成功したキャラクターであり、ひかるの反省は十分に活かされたように思われる。
    【第3次】シナリオ「デザートストーム」または「陽動作戦」終了後デュークと共に参入。入ってきたはいいがユニットを何も持ってこないため、しばらく後でスペイザーシリーズが手に入るまで事実上出番がない。原作を知らないプレイヤーの場合、彼女がパイロット登録されたことにさえ気づかないこともある。不遇な扱いは原作と同じのようだ。
    【EX】シナリオ「カークスの野望」終了後、マリア、鉄也と共に参入。マリアと鉄也はグレートマジンガーに乗ってマップ上に登場するのだが、彼女だけは後からいつのまにか仲間に加わっている。能力的には成長が早いため、うまく育てれば支援キャラとして役に立つ。
    【第4次(S)】シナリオ「エゥーゴとの接触」終了後、クワトロ、デュークと共に仲間になる。ダブルスペイザーに乗って登場するという破格の出世を遂げた。マリアと並んで支援系の精神コマンドがマジンガー系トップクラスの充実ぶりを誇るため、スペイザーのパイロットに最適。
    (Written by BOXER-D&狼牙神)(02.1.1)

  • マ=クベ 機動戦士ガンダム
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別 男
    所属 ジオン軍(突撃機動軍)
    階級 大佐
    趣味 骨董品収集
    出身 地球圏
    種族 地球人(スペースノイド)
    主な搭乗機 アッザム ギャン
    声優 塩沢 兼人
    【原作】キシリアの忠実な部下で、ジオン軍突撃機動軍大佐。
     肩書きは勇ましいが、本人はいたって慎重な性格で正面きって物事を進めるよりは、裏側から搦め手で攻める方を得意とする策謀家である。ヨーロッパにある鉱山基地の司令官であり、鉱物資源の本国への供給やモビルアーマーの実用化に貢献した。彼がジオン本国に送った鉱物資源で「ジオンは後十年は戦える」らしい。
     キシリア個人に忠実であり、ドズル配下のランバ・ラル隊に対しては非協力的であった。鉱山の在処を知りすぎたランバ・ラルを目障りに感じ、ドズルがよこしたドムを破壊されたことにしてランバ・ラル隊を死地へと追いやった。権謀策術を得意とし、第22話「マ・クベ包囲網を破れ!」ではその才能を遺憾なく発揮してホワイトベースを撃沈寸前まで追いつめた。
     レビルの副官であるエルラン中将と内通しており、その情報を元にホワイトベースへの補給部隊を再三にわたって襲わせたりもした。オデッサ作戦開始の際はエルランの裏切りによって戦局を打開しようとしていたが失敗。さらに南極条約で禁止になっているはずの水爆ミサイルをも使用してオデッサを防衛しようとしたが、それも阻止され、ザンジバルによっていち早く宇宙に撤退した。その後、ソロモン攻略戦の際には、グラナダからソロモン支援艦隊を率いて出撃するも間に合わず、ソロモン残存艦隊を収容するにとどまった。
     キシリア配下となったシャアに対して強い敵愾心を持っており、キシリアへのご機嫌取りのため、テキサス・コロニーにおいて自らギャンに乗り、必勝の計略を張り巡らせてガンダムに戦いを挑むが、ニュータイプとして覚醒したアムロの前に敗れ去る。 余談だが、マ・クベがまがりなりにもガンダムとそれなりの戦いを演じられていたのはギャンに搭載された高性能な機体管制コンピュータの性能のおかげらしい。
     風流を好み、古物収集を趣味としており、最後まで自慢のあの壷のことを気にしていた。

    「ウ……ウラガン! あの壷をキシリア様に届けてくれよ……あれは、よいものだ…!」

    【第2次(G)】シナリオ「マ・クベの罠」に登場。ニセグレンダイザーを使って甲児をおびき出して攻撃するという卑怯っぷりを発揮している。しかも乗機ギャンのHPはかなり高いにもかかわらず、カスリ傷を負うと本物のデュークを人質にしようとするなど、まったく期待通りの働きをしてくれる。が、ボスボロットの一撃を受け、そのショックで(?)全軍を退却させてしまう。なお、それでは経験値が稼げないので、ボスボロットがギャンに隣接しないように味方ユニットでギャンを囲んでしまうと、撤退を防ぐことができる。この時はマ・クベがボスボロットのブサイクさに見とれている隙にデュークが逃げ出したことになる(なんだかなあ)。
     パイロットとしての性能は並。原作の数々の名言を織り込もうとした結果、戦闘メッセージに滅茶苦茶なものが多い。
    【第3次】原作通りキシリアの配下として、シナリオ「フォン・ブラウン」に登場。キシリアの命を受け、ヘンケン隊と合流するために月面都市フォン・ブラウンにむかうロンド・ベル隊を強襲する。
     彼の乗るギャンは序盤のMSにしては貰える資金が高い。恐らく彼の趣味で高価な装飾がなされているのだろう(笑)。パイロットとしてはそんなに強くはない。数々の名言もしっかり再現されている。
    【F完結編】初登場はシナリオ「ティターンズの悪意」。プルとプルツーを人質にとる卑怯な作戦をとってくるので印象に残っている人も多いだろう。後半数シナリオで登場するが、特に印象に残ることはない。乗機はザンジバルやグラーフツェペリンで、残念ながらギャンには乗らない。

    (Written by 雷羅&ロンド鐘)(02.1.1)

  • マサキ・アンドー 魔装機神系オリジナル
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別 男
    所属 なし
    年齢 17歳
    出身 日本
    種族 地球人(日本人)
    主な搭乗機 ジャオーム サイバスター
    声優 緑川 光
    【設定】架空のロボットアニメ『魔装機神サイバスター』の主人公にして、SRW世界のキーキャラクターの一人。地底世界ラ・ギアスに召喚され、風の魔装機神サイバスターの操者を務めることになる17歳の日本人。漢字で書くと安藤正樹となる。日本人なのに髪と目が緑色なのはご愛敬。緑川光氏の声がよく似合う、端正だが気性の鋭そうな顔立ちの少年である。
     お調子者で熱血漢、弱きを助け強きをくじき、思いこんだら一直線。スポーツ万能(特にボクシングが得意)だが勉強は苦手、二枚目を気取りたがるが本質的には二枚目半で、しかし決めるところは決める。リューネ、ウェンディ、プレシアといった美女(美少女)に囲まれ好意を寄せられていながら女性関係にはてんで鈍く、ホモ疑惑まで浮上しかけるほどの奥手……とおよそ主人公の見本をこしらえたようなキャラクターだが、一方でシビアに現実に対処する一面も持ち、いざというときの判断力、胆力、己を客観視できるクールな視点には17歳とは思えない精神年齢の高さが伺える。極度の方向音痴で、屋内から世界地図レベルまでスケールを問わず方向を間違える。二体のファミリアを持ち、名前は黒猫のクロと白猫のシロ。安直というも愚かなネーミングだが、付けた本人はいい名前だと思っているらしい。自分のファミリアと同レベルで掛け合いをやるのは魔装機神操者の中でマサキだけで、彼の潜在的な能力の高さを暗示している……ような気もする。
     感情の起伏が激しく、かつ強い意志力を備えた彼は高いプラーナを持つ者としてラ・ギアスに召喚され、紆余曲折の末風の精霊サイフィスに選ばれてサイバスターの操者となる。突然押しつけられた巨大な力と責任に当初は反発していたが、徐々にこの世界に馴染むにつれ自らの立場の重さを受け止めるようになり、一方でシュウ・シラカワとの因縁を通じて地上に現れロンド・ベルとも関わっていく。現在はラングラン王国に定住し、義妹のプレシアと二人暮らし。剣皇ゼオルートの養子で、武官に相当する「ザン」の称号を持ち、その上魔装機神操者でもあるとなれば、何もしなくても食うには困らない結構な身分である。養父の仇にして永遠のライバル、シュウ・シラカワとの間には敵意と猜疑と友情の混ざった複雑な感情が渦をまいているが、何度かの戦いや共闘を経てシュウの事情と行動原理を理解するにつれデタントが進んでいるようだ。恋人候補としてリューネとウェンディがおり、マサキを巡って三角関係が形成されているが、当人はほとんど関心がない様子。
     ラ・ギアスに来てからの彼の戦いはシリーズ各作品でほとんど余さず語られているが、一方それ以前の彼の履歴については不明な部分が多い。何らかのテロに巻き込まれて家族を全員亡くし、地上に待つ人は誰もいない、ということ以外一切不明(地上では祖父母と一緒に暮らしていた、という設定はある。言われてみれば確かにおばあちゃん子らしい所があるが、この祖父母が存命かどうかも不明である)で、それも秘密とか裏設定だとかではなく設定自体存在しないようである。数度にわたる大戦の間何度も日本を訪れているにもかかわらず、彼の故郷に関する話は一度として出てこない。郷愁に駆られた様子もなければ、辛い思い出があって避けているという風でもなく、要するにまったく意に介していないように見える。魔装機操者の召喚にあたっては地上に縁や未練の少ない者が選ばれやすい傾向があるらしいが、彼のようなごく明るく健全な少年がここまで故郷に未練がないというのは異様である。数奇な家庭環境を抱えたスーパーロボット乗りは珍しくないが、彼もまた尋常でない、おそらく決して幸福とはいえない半生を送ってきたのであることは疑いないだろう(制作的視点から見れば、この設定…というか設定の欠如はマサキのドラマの焦点をラ・ギアスに絞り、ほかへ拡散させないための方策と考えられる。「ラ・ギアスから来た男」という形でSRWに関与する彼の立場からしても、背負う背景はラ・ギアス一つで十分なのであって、この上地上にまで過去を引きずっていては話が込み入りすぎるからである)。
     基本的に既存作品のコラージュであってオリジナルというものの存在しない(最近はそうでもなくなってきたが)SRW世界において、マサキは唯一のオリジナルヒーローであり、初期の作品ではSRWの「顔」といってもいい位置にいた。今は知らない人も多そうだが、「熱風! 疾風! サイバスター」として知られるサイバスターのテーマは元々第2次のメインテーマである。クールぶってその実熱血漢という性格づけも陳腐なようでなかなかに他の主人公と喰い合わず独自の位置を獲得しており、その後シリーズ参戦を重ねてキャラクターを定着させるにつれ、顔というよりはレギュラーの一角といった座を占めるようになった。ファンの人気も高く(特に女性ファンに好評)、アムロや甲児と並んでSRWに欠かせない主役級のキャラクターの一人である。
     なお『魔装機神サイバスター』というTVアニメは実際に1999年にテレビ東京系で放映されており、マサキという人物も出てくるが、こちらはキャラクターやメカの名前だけ使って換骨奪胎したまったくの別物なのでお間違えなきよう。混同を避けるために、現在はSRWの方をゲームのサブタイトルをつけて『魔装機神サイバスター THE LORD OF ELEMENTAL』と呼ぶのが正式とされているようである。
    【第2次】第6話「敵要塞を破壊せよ」でシリーズ初登場。キリマンジャロのDC要塞を攻略中、山ほどの固定砲台に手を出しあぐねるホワイトベース隊の前に突如現れ、サイフラッシュで砲台を一掃してあっという間に消える、という颯爽たるデビューを果たす。その後第11話「驚異!! 究極ロボヴァルシオン」で再登場、シュウを倒すためにホワイトベース隊に同行する。ビアンの野望を阻止することには成功するもシュウとの決着はつけられず、マサキは再び彼を追って去っていく。
     まだ背景設定などが一切明らかにされておらず、インターミッションでの発言も少ないため「謎のヒーロー」といった印象が強い。能力値は高く、サイバスターの(というかサイフラッシュの)性能もあって戦闘では常に先陣を切って活躍してくれる。ただし紙のように打たれ弱いため出過ぎは禁物。ソロモンをコンペイ島と改名したファを笑っていたが、クロ・シロを命名しておいて言える筋合いではない。
     DC対スーパーロボット軍団という今作の構図から見れば、マサキ(シュウも)は本来ストーリー上不要な存在である。むしろ余計者とすらいえるのだが、だからこそ突然出てきてもすんなり受け入れることができ、また作品間の違和感を薄める緩衝剤としての役割も果たせていたという点は特筆に値する。このあたりは構成のセンスというものだろう。
    【第2次G】基本的には第2次と同じだが、シナリオ「時間よ止まれ」においてマサキがぎりぎりまでマップ上に残っていると、リューネが現れて仲間になってくれる。もっともこれはファンサービスのおまけのようなもので、マサキとの絡みもないに等しい(しかも途中でいなくなる)上第3次の展開とも矛盾するので、遭わなかったことにしておくのが正道のようだ。第4次のバランスで作られているため、パイロットとしては非常に優秀。
    【第3次】サイバスターと共にシナリオ「魔装機神」または「ソロモンの悪夢」から参戦。前大戦の後シュウを追いかけて『ヒーロー戦記』に出張していたらしく、そのために登場が遅れたと初登場時に言い訳をする。シナリオ「リューネ、そしてヴァルシオーネ」ではビアンの娘リューネ・ゾルダークと出会い、うかつに「可愛い」などと言ってしまったためにこの先延々つきまとわれることになる。この二人、いくら経ってもなかなか恋愛っ気が出てこないのは先に書いた通りだが、とりわけこの当時のマサキは本気で迷惑そうであった。
     能力的には非常に優秀。登場時からすべての精神コマンドが使用できることや、サイバスターの性能もあってほぼ常に出撃させることになるだろう。ただし「熱血」を持っていないため決定力に欠け、サイフラッシュでの削り役に終始することが多い。この頃から徐々に魔装機神操者としての自覚が出てきたらしく、無闇にシュウを追いかけるようなこともなくなった。とはいえ、シュウがロンド・ベルに合流すると言い出した時は、さすがに複雑な心境であったことだろう。また、最後の最後で結局敵に回ったシュウとの決戦の後には、その運命に涙する一幕もあった。
    【EX】マサキの章の主役として登場。彼のキャラクターに本格的な肉付けがされたのはここからである。自ら「第二の故郷」と呼ぶほどの地元であるだけに勝手が分かっており、召喚された地上人達のリーダーのような役割を務めてゆく。スーパーロボット達と共にフェイルロード王子の反抗軍に参加、別働隊として大いに働き、シュテドニアス軍を撃破。展開によっては続いてカークス軍を破り、また邪神ヴォルクルスを崇めるルオゾール一派とも戦う。しこうして最後には平和観を暴走させたフェイルロード王子に対し、魔装機神操者の義務に従って戦いを挑むこととなる。かつて自分にその義務を説いた当のフェイルを倒さねばならなかったマサキの心境はいかばかりであったか。
     親友・兜甲児との交流や他の魔装機神操者達との絡み、ミオとの漫才、方向音痴ネタ(『ヒーロー戦記』で初めて明らかになったが、SRW本編では今作が初登場)など、主人公だけあって数多くのエピソードが用意されている。それまで謎だった数々の背景が明かされると同時に「謎のヒーロー」的雰囲気が拭い去られ、名実共にSRWのキャラクターとして定着したことになる。さすが主人公ということで能力値は高めに設定されており、使い勝手は非常によい。「熱血」は今回も覚えない。今作のラストで彼は甲児に「何かあったら呼べ」とエーテル通信機なるものを渡す。地上からラ・ギアスへ呼び出しがかけられるという優れもので、これで次回作からは登場が早まるかと思いきや、そんなことにはならないのであった。
    【第4次(S)】シナリオ「新しい力」または「人間爆弾の恐怖」から(第4次Sでは選択により少し早い「グランゾンの謎」から)と、今回も後半戦よりの参加。今度の大戦が始まる前に一度甲児にしょうもない用事で(どれほどしょうもないかはキャラ名鑑「兜甲児」参照)地上へ呼び出されており、怒って前作で渡したエーテル通信機を取り上げてしまったため、結局参戦が遅れたらしい(ということになっているが、実はまともに呼び出しても大して変わらないことがFで証明された)。ラ・ギアス事件以降例によって地上に出てシュウを追っかけていたようだが、それ故かシュウがらみの話以外にはあまり口を挟まない。目立ったところではミオのファミリアに仰天していたことと、真・ゲッターロボの名を命名したくらいだろうか。ラングランを不在にしている間に近衛騎士団長に抜擢されそうになったらしいが、テュッティ達のおかげで免れて安堵していた。この頃からリューネに対する感情も諦観に近いものになっており、一応つきまとわれることは納得したようだがまだまだカップルとは呼べない状態。
     能力は相変わらず、パワーに今一つ欠けること以外は一流。「熱血」をやっと覚えるようになったのは嬉しいが、修得は遅い(彼のみならず魔装機神系のパイロットは揃って「熱血」を最後に覚える)。また、第4次Sからは緑川光氏の声が入るようになった。もう少し熱血漢系の太い声を想像していたプレイヤーも少なくないと思うが、慣れてしまうと実にしっくりくる。あのやや斜に構えた感じの声を聞いていると「熱血」をなかなか覚えないのも納得してしまうから不思議である。
    【魔装機神・第1章】全編の主人公。彼が突然ラ・ギアスに召喚されたところから物語は始まる。ちなみにこの時点では15歳。なりゆきで魔装機ジャオームを操ってみせ、魔装機操者の任につくことになった彼は、強奪されたサイバスターを追っている最中にサイバスターと共鳴を起こす。これが風の精霊サイフィスに選ばれた証として認められ、マサキは聖号「ランドール・ザン・ゼノサキス」を授けられると同時にサイバスターの操者に任ぜられることになる。またこの時に剣皇ゼオルートの養子となり、正式にラ・ギアス籍を手に入れた。初めて人を殺してしまったことや、魔装機設計者ウェンディとの出会いとファーストキス(プラーナを消耗して気絶し、口移しで補給してもらった)、先輩にして戦友であったリカルドの死、さらにはシュウとの出会いなど、後の精神形成上多大な影響を及ぼす出来事が立て続けに起こったのがこの時期である。そしてラストで養父ゼオルートはシュウの手にかかって死に、「魔神の予言」により王都ラングランは壊滅。怒りに燃えるマサキはシュウを追って地上に飛び出してゆき、第2次スーパーロボット大戦へと物語は続く。
     初期能力は低いが成長は早く、「幸運」もあるのでどんどんレベルは上がっていく。第1章ではマサキ以外のキャラの出入りが激しく、出撃メンバーを選べないことも多いため、彼とサイバスターだけを集中して鍛えていくのがいいだろう。ただしやりすぎると第2章の開始時に他メンバーとの実力差が開きすぎていて扱いにくいこともある。
    【魔装機神・第2章】幾多の戦いを経て成長したマサキは、ラ・ギアスの運命の焦点として再び戦いの渦に巻き込まれていく(ついでにリューネとウェンディの出会いにより、女達の争奪戦の渦にも巻き込まれていく)。第1章と比べると劇的な精神的成長を遂げており、二年の歳月(と三度にわたる大戦)の重みを感じさせる。
     フェイルロード王子亡き後ラングラン政府の後ろ盾も及び腰になり、立場が微妙に中途半端になった魔装機操者達が、四苦八苦しつつも迷走する各国政府や復活したルオゾールらとの戦いと駆け引きを乗り切っていく中で、マサキはしだいに最強の魔装機神の操者という立場にふさわしい度量を身につけていく。最終的にはヤンロンやテュッティさえも彼に一目置くようになり、すっかり中心人物となって皆を動かしていた。かつては彼の原動力であったシュウに対する敵愾心もあらかた失せたようで、説得して仲間にする展開さえある。最後の敵はルートによってテューディ、ラセツ、ルオゾールの三者があり、いずれも一抹の苦さを飲み込んだ壮絶な決着となるが、エピローグはシュウとのホモ疑惑かセニアの配偶者二人発言(ウェンディを死なせていない場合に限る)のどっちかに落ち着くあたりに変わらない彼の本質が見てとれる。
     第1章と同じく、幸運のおかげでぐんぐん育つ。相変わらず「熱血」の修得が遅いことと、今回は珍しく「気合」を持っていないので必殺技が使いづらいのが難だが、それを差し引いても十分強い。とにかく成長率が大きくバランスもいいので、育てれば育てるほど活躍してくれる。精霊界(または試練の神殿)での修行により、単なる攻撃時のセリフの一つだった「秘剣・ディスカッター乱舞の太刀」を本物の必殺技として修得できるが、「気合」のないマサキに必要気力+30はかなり辛い。修行は他の3人に任せた方がいいかもしれない。
     なお新シリーズ『α』においては既存作品、オリジナル共々すべての設定が新規起こしとなったが、唯一この魔装機神の設定だけは生きている。『魔装機神サイバスター』という作品の「原作」と見なされたためだろう。
    【F(完結編)】シナリオ「ジャブロー攻略(後)」より登場。今回はちゃんと甲児のエーテル通信機に呼ばれたのだが、あろうことか道に迷って登場が遅くなったらしい。方向音痴ぶりはさらにエスカレートし、精霊レーダーとラプラスコンピュータを備えたサイバスターで地球を十周してなお日本にたどり着けなかったというから凄い。
     F完結編までサイフラッシュが使えないのにはガックリくるが、その分を補うように本人の使い勝手が上がっており、登場時点で「熱血」が使える上に「幸運」まで追加されている。すでにレギュラーを通りこして古参兵といった貫禄が備わってきており、それゆえ特別な見せ場はほとんどないのは第4次(S)と同様である。
    (Written by DARK&Toshi&rin.vd&Gemma)(02.1.1)

  • マシュマー・セロ 機動戦士ガンダムZZ
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別 男
    所属 アクシズ(ネオ・ジオン軍)
    階級 不明
    通称 バラの騎士
    出身 地球圏
    種族 地球人(スペースノイド)
    主な搭乗機 ガルスJ、ズサ、ハンマ・ハンマ、ザクV改
    声優 堀内 賢雄
    【原作】ネオ・ジオンの先遣隊である、巡洋艦エンドラの指揮を執る士官。ハマーンから与えられた薔薇を常に持ち歩いている。任務地であるシャングリラにアーガマが逃げ込んでいたことから、アーガマと戦うこととなる。
     その性格はお気楽、脳天気、自己陶酔的と三拍子そろったバカ幹部。騎士道精神を微妙に勘違いして信奉しており、騎士道に基づいて変わった考え方をすることと、薔薇を見ながらハマーンにかけられた言葉を思い出して陶酔するのが得意技。そのお間抜けな行動は憎めないものではあるが、正直、なぜハマーンが彼を重用しているのかは理解に苦しむ。
     前半では、その独自の価値観に基づいて副官のゴットンと漫才を繰り広げ、ガルスJやズサに乗り出撃し、いいところまでは行くもののいつもジュドーに追い返されるというパターンを繰り返していた。彼自身は頑張っていたものの、アーガマをしとめることはできず、その結果としてお目付け(新しい漫才相手でもあったが)にキャラ・スーンを送られてしまう。その汚名を返上するべく、新型のハンマ・ハンマで出撃するのだが、やはり新登場したZZガンダムに敗れてしまい、結局エンドラを去ることになる。
     その後は長い間登場せず、視聴者も半ば忘れかけていたのだが、物語の終盤に突如再登場する。再登場した彼は強化人間となっており、前半でみせたバカさ加減は見せなくなっている。強化人間の特徴である不安定さが出てきているために部下であるイリアに監視されているという点においては相変わらず道化役なのだが、エンドラでの指揮もしっかりしたものになり、兵士を鼓舞するアジ演説をしたり、部下を掌握するためにあっさり旧ジオン系の部下を謀殺させるなど、まともな指揮官を通り越して、冷酷無比なキャラクターに変わってしまった。ダブリンへのコロニー落としも彼が指揮していたらしい。
     戦闘能力においても強化されただけあってかなり強力になっており、グレミー派との戦いではザクV改に搭乗して活躍。最終決戦ではプルツーとも互角以上に渡り合うほどの実力を見せるも、最後にはドーベンウルフに乗ったスペースウルフ隊の一斉射撃を受け、一旦はオーラでビームを押し返すが、その力にモビルスーツが耐えられなかったのか、断末魔のオーラを放ちハマーンの名を叫びながら爆死した。
     彼は『ガンダムZZ』における最初の敵キャラであり、そのキャラクター設定は「今回は明るいガンダムを作る」というスタッフの意図が強く感じられる。しかし、『Zガンダム』の末期の雰囲気と、彼のギャグキャラ的な雰囲気の落差はあまりにも激しすぎ、視聴者に素直に受け入れられたとはいいがたい。結果、早々に退場を余儀なくされ、シリアスなキャラとしての再登場という運命を迎えることになった。物語上の連続性からすれば当然だし、当時はその方が正しく思えたのも確かなのだが、結局、ありがちな敵キャラになってしまった感も否めない。
     初期OPにはジュドー達とラストカットに登場していることを考えれば、『ZZ』が初期の明るい雰囲気のまま進んでいれば(キャラクター的に同タイプであるギャブレーのような)また違った見せ場があったのかもしれず、今思えば、あの愛すべきお間抜けキャラのままの彼も見てみたかったものである。ともあれ、『ZZ』という、前半と後半で極端な路線変更が行われた作品を一番象徴しているキャラクターの一人であることは間違いない。

    「ハマーン様、ばんざぁぁぁい!!」

    【第2次】ハマーンの配下として、ザクV改などで数回登場する。名前つきなので敵としては強いのだが、いかんせん戦闘以外で出番がないため、存在感はほとんどない。
    【第2次G】出番や強さは第2次とほとんど同じ。4つのシナリオに登場というのは敵の中でも多い方なのだが、今作では目立つキャラ以外は、名前があってそこにいるだけという傾向が強く、彼もまた名前がある敵の一人という印象しか受けない。
    【第3次】序盤から登場する。前作とは打って変わって、原作と同様にゴットン、キャラと漫才をやってくれる。なかなか厄介な敵ではあるが、シナリオ「シャングリラ(シナリオ「サイド1の死闘」でバスクと戦っている場合)」ではインスペクター軍と一人で戦うジュドーに助太刀し、騎士道精神あふれるマシュマーらしいところも見せる。その後はキャラと共に強化手術を受け、ジュドーと会った記憶を消されて、ロンド・ベルに襲いかかってくる。手術後はHPの高いザクV改に乗ってくる上に、ダメージを受けると直後のエネミーフェイズでHPを全回復させてくるので、1ターンで片付けたい。しかし、これだけイベントがあるのに、シナリオ「静寂の中で」以降まったく出てこないルートがあること、強化手術前と後の能力が変っていないことを考えると、扱いはよいとはいえない。
    【第4次(S)】ハマーンがノイエDC軍を立ち上げたために、こちらに所属。ルートによってはまったく出てこないことなど、前作の活躍度を考えると非常に扱いが悪い(そもそも、ノイエDC軍と戦う機会があまりないため、どうもノイエDC軍所属のキャラクターはデラーズやハマーン、ガトー以外は心に残る印象を受けないのだが)。シナリオ「強襲!阻止臨界点」でジュドーと対決させると彼のことを覚えていたようなので、前作での強化措置で奪われた記憶は戻っているようだ。
     本作ではザクV改では出撃せず、ハンマ・ハンマ、ゲーマルクに乗って出てくる。機体のことも考えると強い部類に属するので、出て来たらさっさと倒してしまいたい。それにしても、第3次の時点で強化人間になっているのに、特殊技能「強化人間」を覚えないということはまったく解せない。記憶が戻った際に強化措置の効果もなくなった、ということなのだろうか?
    【F】序盤と終盤の宇宙でDCと戦うステージで登場。登場回数は少ないものの、シナリオ「非情のテロリスト」ではハマーンへの忠節、シナリオ「和平成立」では持ち前の騎士道精神と、彼の特徴がきちんと出ている登場となった。強さも、回避能力と射撃能力が高く、ユニット性能も手伝ってかなりの強敵となっている。
     しかし、Fにおいては、パラメータも個性も似たようなキャラであるギャブレット・ギャブレーが頻繁に登場するためか、ゲーム中での印象はいまいち薄い。
    【F完結編】若干出番が増え、やはり序盤と終盤の対DCシナリオで強敵として登場してくる。Fではよく見せてくれたゴットンとの掛け合いがかなり減っているためか、やはりそれほどの印象を受けることはない。
     しかし、シナリオ「敗者への凱歌」において、なんとギャブレーとの戦闘で会話が発生し、彼らが互いを認めあうシーンを見ることができる。音声付きで入る死に際のセリフ「ハマーン様……ばんざぁぁい!」と共に、いまいち目立たなかった彼の最後の見せ場ということができるだろう。

    (Written by )(02.1.1)

  • マチルダ・アジャン 機動戦士ガンダム
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別 女
    所属 地球連邦軍(ミデア輸送部隊)
    階級 中尉
    出身 地球圏
    種族 地球人
    主な搭乗機 ミデア
    声優 戸田 恵子
    【原作】ミデア補給部隊の隊長で連邦軍中尉。ミデア部隊を率いて三度ホワイトベースの修理・補給をした。激戦をすり抜け、孤立感を強めて疲弊しきったホワイトベースのクルーにとってはまさに女神様、おまけに栗色の髪が美しい美人、カイならずとも男性クルー全員が「マチルダさんみたいな人が恋人だったら最高」と思ったことであろう。特にアムロはその優しさに強くひかれ、憧れに似た恋心を寄せていた(そしてフラウ・ボゥをやきもきさせていた)。
     もっとも、少し現実的な観点から見れば、レビル将軍はホワイトベースをニュータイプの実験部隊にしようと考えていたのであり、彼女が派遣されたのは実験を続行するための作戦の一環であった。補給をすること、すなわち戦いを続行させることは、確かに彼らを生きながらえさせるものではあったが、同時にそれはモルモットである彼らにさらなる戦闘を強いる意味も持っていた。そんな酷い現実から彼らの怒りや嘆きを背けるには、確かに彼女が赴くのが適任であったし、それがレビルの計算だったかもしれない(ここらへんの背景は劇場版に詳しい)。
     しかし、彼女はそんな事情を百も承知の上で補給の任務を淡々とこなした。クルーをそのような現実に直視させることよりも、戦うための物資を届け、彼らに生きる道を開いた方が賢明だと考えたからか。それとも、任務の貫徹に使命感を感じる、彼女の軍人としての哲学がそうさせたのか。
     彼女は自分の任務について語る。戦争という破壊の中で、人間が人間たるべき意義をもつ創造という行為に携わっていられることが、自分にとっての任務の意義であり、誇りであると。彼女を支えていたものは、ホワイトベースに対する同情よりもこのような哲学であったのかもしれない。その意味では、彼女は当時のアニメにしては描かれることの珍しい(そして現在でも共感を得られる)、「自立した女」であった。
     三度目の補給はオデッサ作戦の前であった。マ・クベの罠に陥って動けなくなったホワイトベースの修理とGパーツ(劇場版ではコアブースター)の運搬にミデア部隊を率いて出撃する。が、黒い三連星の駆るドムの攻撃を受けたホワイトベースを守ろうとしてミデアで反撃に出たところ、ガンダムと交戦中の黒い三連星・オルテガのドムにたたき落とされ、アムロの前で散った(なお劇場版では彼女が「散る」シーンが追加されている)。本当にあっけない散り際は、アムロに戦いの現実と自分のできることの限界を刻み込んだに違いない。
     ザクの攻撃に遭っても超低空飛行でやりすごすなど、冷静かつ的確な判断力を持ち、士官としても有能であったが、それにもましてその美しさとかもし出される潔さが魅力的な女性であった。オデッサ作戦終了後にはジャブローのウッディ大尉との結婚を控え、最も輝いていた時期に散らねばならなかった彼女の、その短い生涯も美しく、潔かった。
     劇場版ではニュータイプの概念を説明する重要な役割を担っていた。その彼女がアムロに言ったセリフがこれである。

    「あなたは、エスパーかもしれない」

    【第2次】第11話「驚異!! 究極ロボ ヴァルシオン」にて登場。乗機はもちろんミデア。隣接していると修理してくれ、また隣接していないと(必要があれば)自分を修理するので有効に使おう。なお、このマップはこのミデアを守るのが目的である。
    【第2次G】シナリオ「驚異!! 究極ロボヴァルシオン」に登場。やっぱり乗機はミデアだが、残念ながらNPCであるため印象が薄い。このシナリオにはコンティオなどの強敵が続出するので、ミデアに隣接して戦うのが常道だろう。勝手に修理してくれるのである。マチルダに手当てして貰えるのは今回だけなので、思う存分甘えちゃいましょう。
    【第3次】シナリオ「マチルダ救出作戦」に登場。ガンダムのサポートメカならぬグレンダイザーのサポートメカを運んできてくれる。彼女のミデアにネェル・アーガマを隣接させれば収納されるNPCである。……しかし、印象は薄い。運んできたブツが前作に比べて地味だからだろうか?
    【第4次(S)】やっぱりロンド・ベルはマチルダのミデアを助けに出張しなければならない。今回は2機のミデアを従え、隊長ぶりも拝見できる(「3番機、どうした?」)。ここは、結婚のことをからかわれた直後のアムロ君を救出に向かわせよう。
    【F】シナリオ「目覚めよ超獣機神」もしくは「合体!!超獣機神ダンクーガ」で登場。相変わらずミデアに乗って敵に追われている。せっかく登場するのに声が入っていないのはどういうことかという声がユーザーの間から上がっていた。ちなみに、SS版初回ロットではマジンカイザーのパイロットが彼女になるというバグがあった。

    (Written by ロンド鐘)(02.1.1)

  • マッシュ 機動戦士ガンダム
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別 男
    所属 ジオン軍(突撃機動軍)
    階級 不明
    通称 黒い三連星
    出身 地球圏
    種族 地球人(スペースノイド)
    主な搭乗機 ドム
    声優 戸谷 公次
    【原作】キシリア配下の歴戦の勇士、黒い三連星の一人。マ・クベの下に送られ、オルテガ、ガイアと共に木馬に攻撃をしかける。実戦配備されて間もない新型の重モビルスーツ・ドムを駆り、無敗を誇っていた(?)コンビネーション技・ジェットストリームアタックをガンダムにしかけるが、ビームサーベルの串刺しにあい、あえなく死亡する。
     右目に大きな傷があるのが特徴だが、実は画面に映るのは一瞬なので(劇場版も同様)、このことを知っている方がマニアな筈。なのだが、結構顔が知られているというのは当時のガンダムマニアがいかに多いかを物語るのか? それとも、SRWではおなじみだから?
    【第2次】第3話「ダカールの制圧」および第4話「ストライク・バック」に登場。もちろん乗機はドム。特に第3話では増援として登場するので、インパクトが大きい。ちなみに第4話で死んだことになってしまう。さすがにまずかったのか、第3次以降これはなかったことにされている。
    【第2次G】ルートによってはお目にかかれない。オルテガ、ガイアと共に原作と同じドムで登場する。とはいえ、それほど手強くはない。
    【第3次】初登場はシナリオ「シーサイドパニック」。黒い三連星は今回はザコユニットになり果てたドムではなく、ケンプファーで登場。アムロぐらいでしか攻撃がまともに当たらないのでやっかいだが、ゲッタービームの前に一撃で葬られることが多いか? なお、原作ではほとんどセリフがなかったのに、やられた時にちゃんとセリフがある。
     その後、シナリオ「静寂の中で」に再登場。同じドム系のドライセンで登場するが、結構お気に召したらしい。

    【EX】マサキの章、シナリオ「召喚」ではドムで登場するが、もはや旧式となったドムに不平たらたら。そのせいか、リューネの章ではドライセンに乗り換えてくる。こいつら黒い三連星を味方にするかしないかはリューネの章のシナリオにかなり大きく影響する。
    【第4次(S)】ルートによってはまたまたお目にかかれないが、シナリオ「悲しい記憶」(太平洋バージョン)に登場する。乗機のドムはフルチューンされていて、MSで立ち向かうとかなり苦戦するはず。黒い三連星に関しては今作が一番扱いがいい?
    【F(完結編)】リアル系第1話「立ちこめる暗雲」に登場。乗機はドムU。Fの段階では強敵としてそれなりに目立っているが、F完結編に入ると数回登場したきり消息がわからなくなってしまう。ガンダム系の他のキャラが華々しい死に花を咲かせているのにこの扱いはあんまりである。
    (Written by ロンド鐘)(02.1.1)

  • マドック・コーネル 魔装機神系オリジナル
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別 男
    所属 神聖ラングラン王国
    出身 地球
    種族 地球人
    主な搭乗機 ディアブロ
    【魔装機神】たるんだ口元、下がった目尻、そして妙に目立つあごひげが特徴的な、笑顔がいやらしい天下無敵のスケベじじい。一応魔装機ディアブロの操者として登場するが、そちらの印象よりもスケベじじいとしての印象の方がはるかに鮮明である。そのスケベ度合いはあのサフィーネが呆れ返るほどで、ソラティス神殿では酔っ払ったベッキーが脱ぎはじめたのを見て、ス○リップ劇場まがいの掛け声をかけたりして、イブン大神官にカミナリを落とされる一幕もあった。また酒も大好きで、スキヤキをすれば年を考えずがっつくなど、食い意地の方も張っている。と、なんとも欲望にとことん忠実なじいさんではある。よくもまあ魔装機操者になれたものである。ちなみに好みのタイプは、サフィーネにちょっかいだしているところを見るとセクシー系のようであるが、どうもよく見てみると女ならほとんど無差別のようである。
     何故こんな老人が召喚されてしまったのか。どうもその欲にしがみついて生きているようなところが、プラーナの高さとなって現れたためではないか、と思われる。それに美人のねーちゃんとうまい酒と食い物があれば生活する所はどこでも構わなそうだし、いつお迎えが来てもおかしくないような老人なので、地上への未練自体は少なかったのかもしれない。
     殺しても死にそうにないじいさんであったが、最後は王都ラングラン襲撃事件の際に重傷を負って、ルザック州までたどりついて死去。EXでは名前のみ出てくるが、思い出が風化したのか忘れ去りたい存在だったのか、話を聞いていると単なるいい人にしか聞こえない。
     操者としての能力は結構高めで、単なるスケベじじいではないことを現しているが、その実力を発揮する機会はほとんど与えられない上に、ディアブロの性能があまりよくないので、結局のところやっぱり単なるスケベじじいか。その後ディアブロには一時的にミオが、その後二代目の操者としてプレシアが乗ることとなる。きっと彼も冥土で満足していることであろう。なお、二代目の操者となるプレシアをたまにディアブロに乗せてあげていたそうだが、女性であれば老幼問わず声をかけるようなその見境無しのスケベ根性を考えると、実は……とか疑いたくなるものがある。
    (Written by rin.vd&マサキ)(02.1.1)

  • マフ・マクトミン 重戦機エルガイム
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別 男
    所属 ポセイダル軍
    階級 13人衆(ガストガル方面師団長官)
    出身 ペンタゴナ星系
    種族 ペンタゴナ星系人
    主な搭乗機 アトールXマクトミンビルド
    声優 銀河 万丈
    【原作】13人衆の第8席次にして、ガストガル方面師団司令長官。ポセイダル軍直轄の鉱山惑星パラータ・スターの管理をも任されており(一部の資料ではマフ・マクマトンという同族の別人が管理となっている)、どうやら名門の一族であるらしい。先を尖らせて逆立てた赤毛に口紅、タキシード調のコスチュームというインパクトのあるヴィジュアル(アップになるとさらに目の下の隈が加わる)に加え、性格も非常にエキセントリックで、普段は貴族的な喋り方でありながら、戦闘時にはほとんど躁状態となってしまう。さらに愛機は寄せ集めHMとして有名なアトールXで、これまたこの人物の性格をよく表しているといえよう。また、案外人望はあったらしく、スヴェートでの緒戦でダバに追いつめられた際には、ヘッケラーが(自身のバッシュが両腕を失った状態にもかかわらず)その身を楯にして守っている。
     最終決戦時にはギワザ側に立ち、ポセイダル派正規軍、反乱軍と渡りあった。ギワザの信任が厚かったものか、ガストガル攻略の緒戦にはヘッケラー・マウザーともども先鋒を務め、バスターランチャーでスヴェートの象徴たるポセイダル像の頭を吹き飛ばしている。さらにそのすぐ後に、三つ巴で睨み合うダバ、フル・フラット、アマンダラを偶然発見して、
    「ンフフフ……ンフフフフフフフフ。つるんでやがるこいつら。つるんでやがる、つるんで」
    「なら、二度と楯は突かせんよ」
    という強烈なセリフを吐いたのが印象深い。
     その後、ガストガルでの乱戦の中、ポセイダル(ミアン)を追いつめたダバのエルガイムMkUを襲ったことにより結果としてポセイダルを助けることとなり(おかげでフル。フラットはMkUに潰されて圧死)、ポセイダルは共通の敵だろうと叫ぶダバに対して
    「いやいや、私の敵は貴公だけだ」
    と名セリフを放つものの、そのしつこさに激昂したダバのバスターランチャーをくらい、光の中に消えた。
     その外見、キャラクター、ボイス(銀河万丈氏が怪演)、そして乗機のアトールXといい、登場・活躍は実質ラスト近くの数話程度であるにもかかわらず、後々まで印象に残るインパクトであった。そのためか、さらにSRWで出番が多いせいか、メインキャラの一人であったかのように錯覚している人も多いのではないだろうか。
     実はこのキャラクターには生みの親、育ての親とも言うべきスタッフがいる。その人物の名前こそは今川泰宏……非常に納得できる名前である(笑)。実際、当初はほとんど名前のみのキャラであったマクトミンのデザイン・性格の肉付けをしたのは今川氏であり、今川氏が演出した第49話「レディ・キラー」ではほぼ唯一にして妙に迫力(主に目の下の隈)のある活躍を見せている。今川氏によれば、TVの後日譚として、実はしぶとく生き残っていたマクトミンが、バスターランチャーをくぐり抜けた男という異名を持つ包帯男として登場、新政府に対して反乱を起こした一族に対し、その恥を雪ぐため単身立ち向かい、そして再びバスターランチャーの前に消えていく……という「マクトミン物語」を考えていたというが、当然実現していない(笑)。
    【第4次(S)】原作と違いアトールXが登場しないため、アトールに乗って登場する。特に見せ場やイベントもないため、中ボスの一人くらいの印象しか受けないだろう。
    【F(完結編)】原作通りアトールXに乗って登場する。Fにおいては、序盤から比較的戦う機会が多く、また銀河万丈氏による独特なセリフ回しもあって、大幅に印象が強くなったと思われる。しかし、さすがに新たな敵が次々登場するF完結編になると影が薄くなってくる。
    (Written by )(02.1.1)

  • マヘリア・メリル 機動戦士Vガンダム
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 F F完結編

    性別 女
    所属 リガ・ミリティア(シュラク隊)
    階級 不明
    出身 地球圏
    種族 地球人
    主な搭乗機 ガンイージ
    声優 まるたまり
    【原作】シュラク隊の一員で、ロングヘアと真っ赤な口紅が印象的な女性。シュラク隊一といわれるプロポーションの持ち主であり、しかもとっても美人とくれば、ついついため息をもらさずにはいられない。ただし、性格の方は意外に攻撃的(まあ、そうでもなければモビルスーツのパイロットなどやってはいないのだろうが)。その性格が災いしてか、ヘレンがやられた後のアーティジブラルタルでの戦闘では、先に仕掛けた方が負けというにも関わらず、ヘレンの仇を討ちたいという気持ちが先走り、ついビームライフルを構えてしまう。結局そこをクロノクルらにつけ込まれ、その結果戦闘は拡大。中立区域での戦闘があそこまで広がってしまったのは、実は彼女が元々の原因であったりする。
     また、他のシュラク隊の例にもれず、やはりウッソにはとても優しい人であった。ジブラルタルでの戦闘中、ウッソをヴィクトリーまで運ぶ際も、手の上でいいと言うウッソを強引にコクピットに引きずり込んでいる。彼女の豊満な胸に頭を埋めたウッソを見て、うらやましく思った人は何人いることか…(笑)。まあしかし、両親と弟を失い、まったく身寄りのいなくなった彼女にとっては、ウッソという少年はかけがえのない存在であったのだろう。ウッソに対する別れ際の、
    「親孝行しなよ!」
    というセリフは、非常に印象に残っているところである。おそらくその言葉の裏には、自分が親孝行できなかったことに対する悔しさや後悔が含まれているのだろう。
     そしてその直後の戦闘で、彼女はトムリアットのビームシールドでガンイージのコクピットを潰され、命を落とすこととなる。戦闘が終わった後、もう手遅れであるにも関わらず、ウッソが消化器を持って彼女のガンイージへと走っていく所は、最高に泣けるシーンではなかろうか。
     彼女にとっての唯一の救いは、機体が爆発しなかったおかげで、遺体が綺麗なままであったことだろう。とはいえ、ただ一つ、都合上葬式がベスパ兵達と一緒になってしまったことが、心残りといえば心残りであろうか。果たして彼女が無事成仏できたのか……非常に気になるところである。

    「ヘレンの弔い合戦をやらせてもらってんだよっ!!」

    【第2次G】シナリオ「シュラク隊激闘!」から参戦。「加速」と「ひらめき」があるので、割と扱いやすい。能力はそこそこで、二回行動レベルもサブキャラにしては意外に早い。「信頼」「愛」によるサポートも可能なので、決して使えないことはないだろう。しかし攻撃にもサポートにも中途半端であり、どっちつかずの状態。やはり「熱血」がないのは非常に痛い所である。本気で育てるのならば、後半はガンイージやガンブラスターではさすがに辛い。戦力に余裕があるのなら、気合を活かしてV2やF91などに乗せてあげると楽になるだろう。
    【新】一足先に登場したジュンコ、ヘレン、ケイトに遅れて、シナリオ「鮮烈! シュラク隊」で初登場となる。白兵戦を得意とするシュラク隊らしく、近距離攻撃力が高くなっているが、モビルスーツはどうしても射撃戦が中心になってしまうので、逆にそれが辛い。相変わらず「熱血」がないため、他のメンバーと比べると、攻撃面ではかなり見劣りしてしまう。ただし、精神コマンドは「加速」「ひらめき」「集中」と使いやすいものが揃っているので、ちょっとした削りにはもってこいだろう。精神ポイントに余裕があれば信頼によるサポートも可能なので役に立たないことはない。後半には二回ほど強制出撃面があるため、育てておいた方が無難。

    (Written by DARK)(02.1.1)

  • マリア・グレース・フリード UFOロボ グレンダイザー
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別 女
    所属 宇宙科学研究所
    階級 王女
    出身 フリード星
    種族 フリード星人
    主な搭乗機 ドリルスペイザー
    声優 吉田 理保子
    【原作】デューク・フリード(宇門大介)の妹で、フリード星の王女。第49話「赤い夕陽に兄を見た!!」で初登場。ベガ星連合軍によるフリード星襲撃の際に、フリード王・王妃(デュークの両親)ともども死んだと思われていたが、密かに侍従に連れられてデューク同様地球に逃れていたのであった(このあたり少々ご都合主義のようだが、フリード星とベガ星の位置関係と、ベガ星連合の勢力範囲から最も安全に脱出できる居住可能惑星と条件で、地球にたどり着いたとすれば、さほど不思議ではない)。
     彼女は、自分がフリード星の王女であることも知らず、日本のとある町の外れの小さな家で、フリード星からの忠臣である侍従と、少々騒々しいが平和に暮らしていたが、彼女の住む町が円盤獣デキデキとグレンダイザーの戦いの舞台となり、その戦いの巻き添えで彼女が祖父と慕っていた侍従が命を落とした。円盤獣と戦うグレンダイザーの姿を見た侍従は、グレンダイザーがベガ星に奪われたものと思い込み、今輪の際にマリアにフリード星の王女である真実を告げ、敵に奪われたグレンダイザーを取り戻しフリード星の仇を討つように言い遺して息を引き取った。唯一の家族を失ったマリアは"祖父"の遺言に従い、旧式の光線銃とナイフを手にグレンダイザーの基地(=宇宙科学研究所)へと現れ、それが自分の兄とも知らず、デューク・フリードの命を狙う。しかし、マリアの首にかかるフリード王女の証たるペンダントに気が付いたデュークは、それが自分の妹・マリアであることを知り、不幸な戦いはあわやというところで回避されたのであった。図らずも兄と再会したマリアは、その後グレンダイザーチームの一員に加わり、ドリルスペイザーのメインパイロットとなって故郷の仇・ベガ星連合軍との戦いに身を投じるのである。
     天真爛漫、明朗快活で男勝りな性格で、バイクを乗り回し町の男達を手玉にとっていた(はっきり言って侍従は王女の育て方に失敗している)。声を当てた吉田理保子氏曰く、「(直前の吉田さんの代表作)『魔女っ子メグちゃん』のメグそっくりなキャラクター」で、基本的に同じ芝居をしていたと語っている。
     ちょっとした予知能力を持っており、幾度か不鮮明な形で近い未来の危険を察知する(あるいは、ベガ星連合軍ですらなかなか見つけられなかった宇宙科学研究所をあっさり見つけられたのは、この能力によるものかもしれない。しかし、侍従が命を落としたときの予知はなかったのであろうか?)。
     第4次(S)のキャラクター大辞典では「マリア・グレース・フリード」となっているが、正しくは「グレース・マリア・フリード」。ところでこの名前の付け方は「デューク・フリード」に比べると名前が一つ多いが、フリード星では男子と女子で名前の付け方が違うのであろうか? それとも、「マリア」あるいは「グレース」のどちらかが、デュークの「大介」にあたる地球での偽名なのであろうか?
     マリアのキャラクターは強烈だった。いまいち地味で、ファンの評判も悪い本来のヒロイン・ひかるはマリアの登場ですっかり陰が薄くなり、おまけにこのマリアがいつの間にか兄・デュークよりも甲児になついた為(相変わらず本人の趣味とは無関係におてんば娘に好かれる男である。当初は口喧嘩が多かったが、第65話の頃にはすっかりラブラブであった。さやかさんが『グレンダイザー』に登場しなかったのが実に残念)、それ以降前にも増して甲児の方が大介より目立つようになり、すっかり作中におけるキャラクターのバランスが変わってしまった。
     マリアは自分がフリード星の王女であるという事実を知らなかったし、デュークも初めて会ったとき、相手が自分の妹だと気が付かなかったことから、二人がフリード星を脱出したのはかなり以前であると思われる(しかし、一方回想シーンのデュークの外見は現在とほとんど変わっていないし、マリアにも第68話に登場したフリード星の幼なじみケインの記憶はある…これは一体どういうことであろうか?)兄の存在さえ知らなかったマリアであったが、やはり血縁のなせる業か、それとも本人の性格によるものか、わずかの間にすっかり打ち解け、第63話では自らを盾として、キリカの冷凍銃から傷ついた兄をかばっている。わずかの時間で兄妹の確かな絆を得た二人であったが、さすがに有り余るほど活発なマリアと、常日頃から黄昏ているデュークでは常に行動を共にするのは難しく、それで性癖的に近い甲児と一緒にいる時間が長くなったのが二人の関係の原因であろうか? この関係を兄デューク・フリードはいかな心境で見守っていたのか…?
     ベガ星連合との戦いを終えた後は、デュークと共に、故郷・フリード星再興のために宇宙へと帰っていった。
    【第3次】シナリオ「妹よ!」で登場。敵となって現れるのでデュークで説得しよう。以後、ラストシナリオまでパイロットとして使用可能である。精神コマンドに「愛」があるところが「らしい」。
    【EX】マサキの章シナリオ「カークスの野望」から登場。鉄也、ひかると共に仲間になる。鉄也が足を負傷しているため、なんとグレートマジンガーのパイロットとして登場する。
    【第4次(S)】シナリオ「空飛ぶマジンガーZ」から登場。ドリルスペイザーに乗って増援として登場する。このシナリオではマジンガーチーム以外ではゴーショーグンとゲシュペンストMkU(しかも、第4次ではNPC)しか味方がいないため、おそらくアイテム回収係に回されることとなるだろう。
    (Written by Mynote)(02.1.1)

  • マルガレーテ 闘将ダイモス
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神 新 F F完結編

    性別 女
    所属 バーム星地球征服軍
    階級 侍女
    出身 バーム星
    種族 バーム星人
    主な搭乗機 なし
    声優 麻生 美代子
    【原作】エリカの乳母であり、侍従であるバーム人の女性。エリカを幼い頃から見守り続けてきた母親のような、いやそれ以上の存在である(その役割から考えて年齢は三十代後半〜四十代前半と推定される)。一矢との愛、そして地球とバームとの争いに悩み苦しんだエリカを影ながら支え続けた。エリカのことを「おひいさま」リヒテルのことを「若」と呼ぶ(リヒテルはこの呼び方を嫌っていたが)。
     とにかくエリカのことが絡むといても立ってもいられないらしく、侍従の身でありながらライザやバルバスに詰問することすらあった(この点から、彼女がバーム軍の中でも特別な存在であったことがわかる)。また、エリカが一矢に恋していることを知って激昂したリヒテルをその身を盾にして諌める(第8話)など、バーム軍の中でリヒテルに正面から意見することができる唯一の存在でもあった。一矢の人となりを知ってからはエリカと一矢の仲を応援し続けるが、エリカが一矢を助けるためにバーム軍を裏切ると、それを助けた彼女も罪に問われ、奴隷に身を落とし過酷な労働を強いられた。しかし、バーム星解放軍に救出されてからは再びエリカと行動を共にし、解放軍のリーダーとして地球とバーム星の平和的共存を推し進める彼女を見守った。その最期も彼女らしく、オルバン暗殺に失敗したエリカを助けようとしたところを親衛隊兵に斬られ、一矢にエリカの本心を伝えるとその命を散らすのだった。
     もし彼女がいなければ、バーム星と地球の講和は成らなかったかもしれない…それほどの存在であった。血気盛んで無骨な武将や、美しくももろい若者たちの物語であった『ダイモス』の世界において、優しさとしっかりとした芯を持った彼女の存在は、ストーリーを引き締める上で重要な役割を担っていたといえよう。

    「おひいさま!」

    【第4次(S)】原作と同じく、エリカを擁護しリヒテルをなんとか諌めようとする役割を担っている。出番は少ないので覚えている人は少ないだろう。


  • マルチナ・クランスキー 機動戦士Vガンダム
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神  F F完結編

    性別 女
    所属 リガ・ミリティア
    階級 なし
    年齢 12歳
    出身 ハイランド
    種族 地球人(スペースノイド)
    主な搭乗機 なし
    声優 吉田 古奈美
    【原作】ザンスカール兵に囚われていたハイランドの子供の一人で、エリシャの妹。性格は姉のエリシャとは対称的でかなりきつめ。明らかに自分に好意をよせてくれているウォレンに対しても、コロニーの花を摘んでしまったことで怒ったりと、むしろ風当たりは強かった。戦闘時は、大抵エリシャやカレルと一緒にホワイトアークに同乗し、雑用をこなしていたようだ。エリシャと同様、宇宙育ちのせいで地球は苦手らしい。ちなみに、最後までウォレンを受け入れることはなかった(笑)。
    【新】相変わらず、ウォレンに追いかけられている。しかし、どこで出てきたのかと聞かれると困ってしまう程印象は薄い。まあ、出てきただけでもよしというところか?
    (Written by DARK)(02.1.1)

  • マンジェロ 蒼き流星 SPTレイズナー
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神  F F完結編

    性別 男
    所属 グラドス軍(死鬼隊)
    身長 176cm
    出身 グラドス星
    種族 グラドス人
    主な搭乗機 ガッシュラン
    声優 塩屋 浩三
    【原作】 死鬼隊の一人。乗機はガッシュラン。傴男であるが、背を伸ばすと案外身長はある(設定によると176cm)。チビ呼ばわりされることを異常に毛嫌いしており、いままでそう呼んだ者は殺してきたとほのめかしている。死鬼隊の中では珍しく美形であり、マンジェロ自身、顔に対する執着心は異常に強く、エイジにトンファで殴られキズをつけられたときは、異常なまでに恨んでいた。得意技は、その素早さを活かした接近戦であり、これは乗機のガッシュランにも活かされている。
     数字にも強く、死鬼隊のブレーン的な存在であるが、他からは仕切るな、ボス面しやがってと憎々しく思われていた。しかし、作戦を立てたり戦局を見たりするのは、死鬼隊では唯一、彼だけである。
     死鬼隊で最後まで生き残った彼は、度重なる失敗から、自分もゲティの様にル・カインに処刑されると思い、自室であれまくっていたが、バックパック型V-MAX(まだテスト段階品である)を与えられ、レイズナーを討てと命令される。
     ガッシュランにV-MAXを装備したマンジェロは、レイズナーと戦い、得意の取り付き攻撃を行うが、調整作業をせかされたV-MAXの権威、Dr.ニゾンの個人的なル・カインへの抗議から、足のロック装置をいじられたため、振り落とそうとビルにぶつかりまくるレイズナーから離れられず、最後は、最大パワーで上昇し急停止をかけたレイズナーから振り落とされ、コマのように回転しながらガッシュランと共に爆死した。

    「謀ったなぁ!! ル・カイン!!」

    【新】常に死鬼隊としてゲティ、ボーンと共に登場。常に仮面をかぶっているので誰が誰やらわからない。それなりに能力は高いのだが、マンジェロ個人としての印象はほとんどないというのが一般的な認識のようだ。

    (Written by 狼牙神)(02.1.1)

  • マンデラ・スーン 機動戦士Vガンダム
     第2次 第2次G 第3次 EX 第4次(S) 魔装機神  F F完結編

    性別 男
    所属 宇宙引越し公社
    出身 地球圏
    種族 地球人
    声優 中田 譲治
    【原作】アーティ・ジブラルタルにある宇宙引越公社ヨーロッパ総局の局長。第13話「ジブラルタル空域」に登場。非武装中立という公社の信条に従い、ベスパにもリガ・ミリティアにも協力を拒んだ。かつて公社で働いていたハンゲルグ・エヴィンの上司であり、ミューラ・ミゲルとも親しかったようで、二人の子であるウッソの来訪は歓迎していた。頑固で誠実だが二枚腰でしたたかな面もある、有能な人物。
     ちなみに「マンデラ」という名前はアフリカ系(本来は名前でなく姓だが)、「スーン」という姓は東南アジア系で、彼自身の顔立ちはアラブ系に見える。有色人種間で混血が進んだのだろうか。
    【新】宇宙編シナリオ「ジブラルタル空域」において、宇宙引越し公社の代表として原作と同じようなやりとりがある。出番はもちろんここだけである。
    (Written by )(02.1.1)

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